009ハンドタイプ・タカトク
 
 

 

 これも79年の新ゼロの時期の、ハンドタイプの009です。入手は結構前です。タカトク製。
 何度かオークションにも出品してたりした事のあるアイテムです。

 ハンドタイプは大体身長10cm位の可動フィギュアです。首と肩、腰とひざが可動して色々なポーズが取れます。布製のマフラーがチャームポイントv
 大きさ的にはミクロマンと同じ位で、カプセル売りなのでそれを意識していたのは間違いないですが、一歩優れた点は
 足の裏にマグネットが付いている 事です。
当時ものリカちゃんの磁石シューズと似た機能ですが、鉄製の品物ならどこにでもくっつくわけなので、いかにもサイボーグらしい楽しい遊びができます。この点はミクロマンマグネパワーズより早いです。
 透明カプセルのロゴ部分の真裏に鉄板が隠されていて、スタンドにして色んなポーズで遊ぶ事ができます。

 実は、ハンドタイプの魅力はそれだけでは無いんですが・・・何故か小型のミサイルガンがついています・・・でも、009達本体から見ると、かなり大きいので、彼らに持たせることはできません。
 どうもカプセルもしくは、筆箱等の中にしのばせることで、スパイテイストで友達同士遊ぶためのものだったような雰囲気です。
 結構子供の頃って、駄菓子屋さんでそういう駄玩具を買って遊んでたような気がするんですが(銀玉鉄砲とか、本当に何の役にも立たないようなオモシロ玩具とか)、要はそれをおまけに付けた感じかもしれません。
(ていうか自分そんな事ばっか考えてるよね。授業は?!)

 いや、009とスパイの007って似てるじゃん。その辺からの発想じゃないかと・・・
 ちなみにこのミニガンのデザインは、アニメ版のスーパーガンがそのままモチーフになっているようです。

 欠点は腕の部分が肩しか可動しない事なんですが、取りつけ軸が斜めなので、意外に表情あるポーズが出せます。

 ちなみにカプセルの裏はこんな感じになってます。(写真





 
 
 ハンドタイプは009の他、004や、002、005(左写真)、007の全5種発売されました。基本的に本体の背丈は同じなので、左のような組み合わせの場合ちょっと不思議な印象ではありますね(^^);
 9種類出なかったのは残念なんですが・・・身体が全部同じである事を考えると仕方ないかもしれません。

 ちなみに入手しやすい順では、009、002、004、005、007という感じです。ネット上で007ってまず出ないんじゃないだろうか?出してもなかなか売れない可能性もあるけど、全部そろえようと思うと結構007が壁になるかもしれません。
 顔の塗りは結構簡略系なんですが、かわいさから言うと抜群です。

 手のひらサイズだからハンドタイプなわけですが、自由に持って歩けそうで、しかも可動性があるってのが一番の魅力なアイテムだと思います。
 こういうサイズのアイテムは、要はどこにでも連れていって、色んなシチュエーションで自分なりの物語を作れるというのが楽しいので。
 そういう楽しみ方が出来るのがキャラトイの基本だと思うわけで、そういう意味では優れた品物だと思います。
 でも003が欲しかったなぁ・・・

 何度も書くけど、各可動は簡略化されてるような気もしますが、何故かミサイルガンがついてたりするのは・・・不思議です。独特のこだわり?
 商品を作る上でのバランス感覚が◎!!
 ちゃんと布マフラーもついてるし。アイデンティティを示してます♪
 

(2006/3/24)
 
 

 
 
 
 
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