009・ストレンジャー号
 
 
 

サイボーグ009ストレンジャー号・タカトク
 
 

 
 
 
 79年オンエアの新ゼロの時期に販売された、ストレンジャー号のフリクションカーです。タカトク製。
フロントガラスが無かったりシールはげてたり、状態悪いんですが・・・完品入手はしづらそうなのであえて掲載。

 ストレンジャー号はレーサーでもある009の愛車です。当時はスーパーカーブームだったので、外見もそれっぽいデザインです。パーツを取りかえる事で、小型戦闘機や潜航艇(ヘリ・ジェット・フリッパー等)にもなった万能車輛です。007のボンドカー的でもありますね。本編でもかなり活躍しました。


 当時のリバイバルブーム期ではアトムにしろ009にしろかなり自由な発想のリメイクが多かったですが、こういう事ができるのも、当時の009のリバイバルが待たれていたものであって、基本設定をアニメファンがみんな知り尽くしていたから、って事が言えると思う。各キャラのプロフィールとか、細かい所を説明する必要が少ないからだよね。
 平成009の場合、正直に最初から原作至上で積み上げていたわけだけど、なかなかこういうブームに乗った遊びは出来ないかも。

 入手時期は結構前です。フリクションですが後部から火花が出るとかそういうギミックはありません。転がすと独特のエンジン音のようなものが聞こえます。フロントガラスは開閉、ミサイル発射ギミックがあったようです。
 フロントガラスが無いのは残念。でも作品中ではオープンカー状態で出た事も多かった気が。
 謎なのは、フロントランプが何故かカウンタックやフェラーリ風で真四角な事・・・。実際のアニメでは、どちらかというとランボルギーニ・ミウラとかイオタとか、ああいった感じの楕円ランプがまるで00サイボーグ達の服のように4つ付いています。
 タカトクソフビの方ではちゃんと再現されてます。このフリクションカーは準備稿設定を元に作られたアイテムなのかもしれません。
 あと、乗っている009に対して、車体が異常に大きいです。009が小さいのか・・・それともこのまま変形してブライガーとかにでもなるのか、謎。

 「異邦人」を意味するこの名前の車は、009に本当に似合ってると思う。そういえばタレントのセインカミュ氏って、アルバートカミュ氏のひ孫なんだそうです(^^)
 完品欲しいのはやまやまなんですが・・・なんと先日のオークションではデッドストック品が5万円台で落札されてました(パワーアップより高い!・・・汗)
 そんなわけで修理をするにもシールを貼りなおすにも結構大変そうなのですが(これでもかなり汚れ落とししたんですが)・・・このままだとあまりにあんまりなので、シールなどのレストアには挑戦してみようかと思ってます。予定は未定ですが、こう御期待(^▽^);



(2006/3/20)
 
 

 
 
 
 
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