◎ 秘密指令101号・ドッキングプレゼント
変身サイボーグプレゼントキャンペーン
(75年タカラ雑誌広告)


 
 変身サイボーグの1975年夏のプレゼントキャンペーンの告知です。

 偶然この広告の載った雑誌が手に入ったので載せてみました。「ドッキングプレゼント」という名前のキャンペーンなのですが「秘密指令101号」の方が有名かもしれません。変身サイボーグ系列の本体フィギュアのSTマークを送ると、
 特賞=サイボーグライダーを200名、
 1等=ステーションCX−1を300名、
 2等が驚く事に’きみの好きなサイボーグ人形一つ’を2500名にプレゼント、
応募者にはもれなく宇宙の事が何でもわかる「宇宙マップ」がもらえるという、かなりすごいキャンペーンでした。
 当時はもう宇宙人系のノーマルラインナップも出揃っていた後で、時代はほぼミクロマンに移りつつあったわけですが、そんな中でこんなプレゼントをするって所がタカラの尋常じゃない所です。というか根本的にそんだけ儲かってたのかよって事まで不安になってしまう・・・(^^);

 で、このキャンペーン・・・他にもプレゼントキャンペーンはあったのですが(幻影1参)・・・で配られたサイボーグ素体が限定モノだったかどうかに自分の興味はあります。締め切りは全部で8/10 8/20 8/30 9/10 9/20の計5回あったのですが、多分1回の締切りにつき500個の素体が用意されてたと考えられます。例えば応募者(子供)が元々持ってるサイボーグ人形のSTマークを送った場合、最初は応募が殺到しても、後になるほど子供の手持ちのマークは減るし、人気のある素体はどんどんなくなるけど、そうでもない素体は残るって事になります。
 それが市場に出た顔塗り宇宙人やクリア超人等の限定素体なんじゃないか?と自分は思っているんですが・・・でもまぁ想像なんですけど。M井氏や某サイトの持ってるクリア1号なんて明らかに中期以前のジョイントだし。まぁ自分想像力は無駄に大きい方が人生楽しいと思ってるので(^∇^)
 あと気になるのはCX−1の仕様と(自分はブラックトップキャンペーンは74年12月と記憶してます)、プレゼントされたサイボーグライダーがフルセットだったのかどうかって事なんですが。広告ではサイドカーがついてるので、当たった子供が「サイドカー付いてない;」となったら結構ショックなんじゃないかと思うわけです。どちらにしろ当たれば大喜びな事は間違いないのですが。
 自分は少年チャンピオン見てなかったのでこのキャンペーン(裏表紙広告)に気づかず応募できなかったわけですが(親が大反対だった)・・・結構悔しいですね(^^)。多分ドッキングキャンペーンというのはライダーとのドッキングという意味と、「1コ買うともう1コもらえるよ!♪」という意味だと思います(言わば「抱き合わせ」に近い意味)。
 実際的に10日間ごとに各500人ってのは、過去の需要から考えれば誰でも当てられる数ってわけでも無いのですが。
 「地球防衛軍や宇宙人をズラーッと集めよう!」ってフレーズもすごい!!すでに商売よりもファン命って感じです(^^);;;

 後は「ロボットマン」の近日発売広告がされているのと、「秘密指令101号」って名称は「101匹ワンちゃん大行進」の「大行進」にひっかけたんじゃないだろうか、って事位でしょうか。
 ちなみに写真の少年の右手は別撮り写真のハメコミ合成になってて迫力の演出です。
 
 
 

 

 
 
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