本体。アトムの絵がかわいい!イラストの脇にはアトムの7つの能力の解説が書かれてます(今回おしりのマシンガンの能力がオミットされてアームブラストになってるんですが当時はまだマシンガンが最強武器)。ゲーム台自体が手術台や研究機材等の雰囲気を色濃く持っている為、このまま置いておいても気分が出ます。
タカラはこれ以前にも「改造人間ゲーム」などのゲームを色々出していたので(バンダイも「マジンガーゲーム」等のゲームを出してました)、アトムゲームは満を持して登場という感じだったかもしれません。失敗するとビープ音が鳴るというのは「パーフェクション」等の影響もあるのかもしれませんが、結構スリリングです。手先が器用じゃないと無理かも、このゲーム・・・
金属板に印刷する、という発想も結構斬新でクールなものがある、と感じる人は多いと思うんですが。パッケージは当時のタカラアトム玩具と統一でやっぱり赤になってます。メカブロックとならべていくとカッコいい。アトムのデザインのシンプルさに対してどれだけ当時のタカラが最新的イメージを盛り込もうとしていたかもわかります。それらと現在のアニメシリーズのイメージを比べるとまた楽しいんですが。
メカパーツは全部で12コ。正直ランナーから切ってしまうと紛失しやすいです。カードにはお茶の水博士の絵が入っていて全部で16枚(メカカード12枚・残念カード2枚・スペアカード2枚)。そしてこのカードの指示でパーツを取っていくんですが台詞が・・・
「左手のパワーがダウンしている。アトムの左腕のメカを取り出そう」
「マシンガンの弾が切れてしまった。アトムの左側のメカを取り出そう」
それならまだしも・・・
「レーザー銃の先がつまってしまった。アトムの右手のメカを取り出そう」
「給食の残りがつまってしまった。アトムの腹のメカを取り出そう」
・・・つくづくアトムも大変だなぁ、と思う(^^;
手に入れたのはいいんですが、ランナーから切らないと遊べないし、相手がいないと遊べない。今の所眺めてるだけ(笑)。でも満足。結局自分はこういうメカ関係が好きなんだなぁと実感。ジャンルとしてはアメリカンゲーム。人生ゲームなんかもそうなんですが、今後タカラがまたこのジャンルを盛り上げていく雰囲気なので(「ゲッツ!」)、今後にちょっと注目って感じかも。とにかくアトムファンなら必携のゲームです。オークションで見かけたら即購入して遊ぶべき。
下はメカパーツの対応表です!このパーツBOXが無いと多分どこに各パーツを入れたらいいか判らなくなっちゃうので、参考までに。