ドール製作・進行状況(^^);



自作の球体関節人形の進行状況のページです。

このページで作ってる人形もほぼ完成してきたんですが、ここから先ここで更新を続けるか、
Nectaful-αααの方で続きを書くか考え中です。
美術系で立体造型なんだけどドール系でもあるという事で、住み分けが困難なんだよねー
まぁNectaful-αααの方も、ほぼオリジナルキャラばかりになってるので、アート系として起動してはいるんですが・・・
(2017_11/14 6:14)

 

’sanatorium’


◎  これも随分前の写真。





◎ ここから先の更新の続きを「Nectaful-ααα」の方でする可能性があります。別にどこからも圧力は無いんですが、個人創作作家としてのページがあっちに移動してるので・・・。でもいわゆるドールファンはこちら(Mo-Cute内)の「Dolls be ambicious!!」のページからの方が見てると思うんだよね・・・。Nectaful-ααα側からだと、本当にこのキャラやメカのデザイナーがこのドールも作ってんの?って疑ってくるROMも多いと思うし(本当です)。そこなんだよね・・・
  下の より良い材質 って点については、ある程度初期作品で資本をためてから、って展開にしてもいいと思ってます。まぁちゃんとかわいいキレイな人形を作らないと、始まらない。  (2017_11/21 23:49)


◎ 今作ってる人形がほぼほぼ完成しているので(突拍子もない造型ミスしない限りは・・・)、次に製作する予定も徐々に立って来たんだけど。
  ただ、1/1にしたい、という動機がかなり揺らいでしまっていて。理由としては材料費と製作スペースもあるんですが、別にラブドールを作りたいわけじゃなく、彫刻美術系思考の延長で作りたいわけだから、関節人形にするかどうか、って点で。
  藤城清治氏のコビトもほぼできたし、突撃ヒューマンのリング作ってたり(でも他作家の方の版権だしなぁ・・・)、あとは自作キャラクターのフィギュア(1/7で進行中あり)と、オブジェの製作計画がやっとまとまりそうなんだけど、人形としては、
  やっぱり男性(白人)人形を作りたい、というのと、妊婦像(人形でも)を作りたい、というのがあります。以前も書いてたと思うけど。   製作動機は結構しっかりしてて。例えば白人男性だったら、ここまで女の子人形を作ってきて、結構造型レベルが上がってきたわけだけど、逆にその造型レベルで自分が男性フィギュアを作ったらどういう作品が出来るんだろう?というのがあります。女性を作ったら次は男性だろう、というか、女性を作れるんだから男性も作れると証明したいじゃない?バストがある女性を作ってないのに作れる内に入るか!!っていう連中もいるだろうけど。
  あと、妊婦さんの人形については、なんていうのかな、何で自分にはそういう女性(恋愛したり結婚したり子供産んでくれる女性)がいなかったんだろうな、というのがあって。やっぱり人間って、フリマに来る他人の家族を見ていても思うんだけど、子供がいるっていいなぁ、と思うんだよ。例えば彼女や奥さんが妊娠したりして、子供が生まれる事について期待したり、夢を見れる時間、って素敵なものなんだろうなぁ、と。いいなぁうらやましい、と思うと同時に悩むわけで。
  で、なんでそれが僕には無かったんだろうなぁ、ってもう数年以上考えてるんですが(そりゃ僕みたいに集団ネットリンチやデマや中傷受けてれば、ネットでの交際は幸福な結末にはならないし。殺害予告が2ちゃん(現5ちゃん)に何百回書かれたって警察はニヤニヤ笑って「2ちゃんの連中はそういう事をいつも書くから」と、僕を見捨てて動かなかった現実。原因の3/4はそれらなんだが、でもそれでもだ)、・・・・でも、そういう自分の中の悲痛について結局直視できてなかったんだ、というのがあって、それを癒すなら自分で癒さないと、どうにもならないんだな、っていう。だって女の子(僕の若い頃からを言ってる)や女性に、僕に対してそれが出来る人やしようって人はいなかったんだから、仕方がないじゃない?ねぇ。
  キャラデザインとかこういう造型とか、自分がやってる他のジャンル(写真や玩具コレクションや)も含めると、自分の表現手段は確かに色々あるけれど、自分の心情の部分を美術的作家的方向性で一番表現できるのって、結局こういう美術作品造型のエリアだったりそういう作品を写真に撮ったりなんだろうなぁ、という結論なので。で、そういう表現にトライ&エラーもしないなら、やっぱ美術作家としては上達できないな、って事になるので。
  合い間の時間を見つけながら作るしかないんだけど。そうするしか無いだろうな、と思ってます。
  白人男性の人形は多分1/6になると思います。こんだけ数年考えても1/6だなと思っているので・・・1/6になるんだろうと思いますが、1/6と1/7の中間くらいになると思う。妊娠してる女性の人形はもっと大きいサイズになると思います。こちらも1/7じゃ無くて、何度考えても 1/6以上、1/4以下、という感じなので。
  でも白人男性にしても妊婦像にしても、題材に夢を見れる内はモチベーションが保てると思うんだけど、日常的に白人からの日本人差別などを僕がFacebookなどで受けるなら、結局モチベーションが消えていくだろうなと思っていて、そこが難しいです。
  (ここの人形はおとなしめの画像をFacebookにも載せているけど、Facebookは画稿や立体で描かれたり作られたヌードなどは削除しないという方針がルールで決まっているので・・・そこはね、まっとうなんだけどね; >Facebook)
  でもどちらも多分ものすごい時間がかかると思う。大事な点は、できれば既存の大サイズ人形の服も着せられる(服を改造アレンジして)ような人形を作りたいので、ありがちなサイズに合わせながら、って所で難易度高くなってくると思うんですよね。(1/3や1/4でもモデル体型の人形ばかりで、手足は素体に服を着せた後が普通に見えるように、既存の人形群は、必要以上に素体の手足が細くなっているので。だからその服アレンジを前提にサイズを決めようとすると、色々と難しい計算をしなくちゃならなくなってくる)
  つまり、Facebook上で僕が無理解というかそもそも日本周辺への無知で日本人差別を受けている件とか、デマ連中に煽られた女性らの頭の中のドグマによって僕が差別され続けてきた件とか、そういう苦渋が自分の中で累積加算状態に陥っているので、本来スムーズに悩まず作れた白人男性とか妊婦などの幸福な題材を、もしかしたら心境的に作れなくなってしまうかもしれない、という切迫感があるんだよね。ものすごく。
  Nectaful-αααに載せてるような、自分のキャラデザインを造型したフィギュアも作ってますが、そちらの方が結果的に早くできると思う。そっちは1/7だし、宇宙人やロボット少年的キャラなので、こういう人形ほど表面造型に神経質になる必要が無いので・・・まぁ国際標準的に作りたい、ってのはどれも変わらないけど。  (2017_12/5 13:24)
(※ つまり僕が今それら題材を作ろうとするのは、今まではスムーズに作れたものが作れなくなってきてるかもしれないから、です。14:38)


◎ ・・・自分の恩師の彫刻家の成田亨氏の恩師が裸婦像をメインに作っていた彫刻家の清水多嘉示氏なんですが、多分下の画像の状態でも僕の人形の顔にそういう雰囲気はあったんじゃないかと思うんだけど。(その人の恩師がブールデルでそのまた恩師がロダンだったりする)。
  その方が「人々を幸福にするような作品を作りなさい」とよく言っていたそうだ。で自分の作品(これは人形だけじゃなくむしろNectaful-αααにUpしてる宇宙人キャラなども含め)の画像を見て、多幸感とまでは行かなくとも、ちょっとは楽しく思ってくれたり宇宙や未来に夢を見てくれたり、してくれれば嬉しいなと思って自分は描いてUpしてを続けてきたんだけど、
  でもなんか直接僕の作品を肯定する意見などは無く。そりゃ確かにFacebookのコメント欄は中傷避けで閉鎖しているけど、メッセージ欄や、画像にスタンプしてるホットメールアドレスにすらほぼ肯定的メッセージは無く、何百回とUpしても2ch(現5ch)や匿名twitterなどがただただ怨嗟の声を上げるだけ。リカちゃんやスターウォーズのコレクションページですらネットは無反応なんだよね。まぁ結局みんな人間たちってのは、いいねでもコメントでも「楽にできること」を選ぶんだろうし・・・。ほとんどの人は他人の応援にすら楽な事を選ぶので。でも昔ってそこまで神経質だっただろうか。「いいね」や「コメント」の機能が出来たから、逆にいうと、みんなリアルの仲間が作れなくなってしまったんじゃないだろうか。
  でも自分は自分で、自分の作品(の画像)が他人を幸せにしているという自信はあるから公開もしているわけだけど。・・・でも一つの作品が無差別に人々を幸せにできるとも思ってない。
  むしろ僕の作品は、他の作家さんのライバル心をかきたてるばかり・・・みたいな気もするし、結構その辺が自分的には悲しい。悲痛なくらいに。 (2017_12/5 14:25)

◎ 追記の追記です。例によって。
  ・・・自分の限界を知ったという意味では、もう根本的に、自分は背丈が175cm弱くらいあるわけで、
  つまり手の大きさが、人形を作っている女性より大きい。そもそも少女の手首を作るのにモデルが無い。少女的な手だった経験がない。
  若い頃は細かったけど、それでも細い少年の手足って事でしかなく、身体的に少女だった事なんかないので造型サンプル的に他人の身体しか解らないわけなんだよね。
  で、サイズが違うって事は、微小な繊細造型を出来る限界の小ささってのがあるわけで。自分が女性より大きいんだからしょうがない。僕の限界よりももっと小さいサイズを女性なら造型できる筈なんだよね。
  で、よく考えると恩師の所で1/1の女の子の彫刻ヘッド作ってる時はあまり悩まなかったなぁ・・・。造形的に1/1とか大きい方が合ってるのかな、とふっと思うけど、
  せっかく小さいサイズにも慣れてきたので、できる限りせっかく慣れた感覚を失わないようにしたいな、とも思ってる。(2017_11/29 1:53)


◎ まぁ、下の追記って事になるんだけど、カラーレジンの作り方って結構色々試行錯誤しなくてはならないらしく・・・
  正直、ドールでリアルなものっていうと、1/6でもファイセンやホットトイズがあるわけで、普通に勝てないじゃん!?って世界になりつつあるんだよね。自分がこの人形作り出したのはもう10年弱前だから、世の中進歩してあたりまえだし。
  でもマスプロダクトじゃなくて、好きだから好きなように、っていうのが多分個人製作では大事なんだと思うんだよね。でもあまりにもこの世界の進歩がすごくてさ・・・。
  長所を長所としてみてくれる人がいる事を願うよ・・・っとに;(2017_11/28 18:26)
◎ ・・・というか。可動フィギュアという世界が90年代以降ものすごく活性化してきていて。
  女性型可動フィギュアも、90年代後半に、ボークスやオビツが始めたようなのが多分ブームを作ったんだと思うんだけど、僕の場合は、知っての通り、幼児期(70年代)に遊んだ変身サイボーグってのがあって、そこから逆走する形でベルメール系の球体関節人形に興味を持ったわけで。
  ・・・というか、もう少し厳密に言うと、小学生の頃にクラスで同級生の女子が発した、「何で男の子には変身サイボーグみたいなのがあるのに、女の子には無いんだろう」という言葉。僕が「女の子にはリカちゃんがあるじゃない?」というと「えー私も動くのがいいよー!」という、そこで「女の子用の変身サイボーグみたいに動くの」というのを想像した・・・結局の所、そこが多分今作ってる人形のイメージの原点です。
  その頃からずっとイメージが不変だったり成長してきてたりなのだねー・・・^^;;;
  だから、いわゆる最近の可動フィギュア(関節が非球体の・・・)を作りたいわけじゃ無いんだよね。だからやっぱりこの人形の関節はできるだけ球じゃなきゃならない。いつかはもっとなんというか「バロック」な関節の人形を作ると思いますが、この子が出来なきゃ始まらない。
  造形的にはほんとに昔ながらの生き人形や彫刻的で、でも造型としては非常に先鋭的な少女を造型してるんですが、やっぱり古典は古典です。そう、エポックメイキングというかブレイクスルーするのはここからだよ、この子(・・・笑) 
  ほとんど発表段階ですが、ライティングによっておだやかだったり、ちょっと凄絶な所もあって、面白いです。  (11/28 20:04)
  いや、リアル女の子は僕に対して凄絶じゃ無くていいから!!こわがりだから、自分!!   
  ・・・というか、素体状態でここまで身体表現をできる人形って、逆に少ないと思うんだよね・・・。(20:34)


◎ Facebook の方にも書いたけれど、今悩んでいる点としては、肌色をどう表現するかって事で、人形の身体が一種のキャンバスだとして、レジンで肌色をどう出すかってのに悩んでます。
  サフレスじゃなくて単色でも結構リアルに見えるとは思う。ただ要は原型がしっかりしてれば、肌色は、普通の肌色成形色でも白でも褐色でもクリアでも、プラカラーでもアクリルでも油彩塗装でもいい・・・わけなんだけど、その、サフレスの元の肌色を均質に作れるかというのと、気泡問題が大問題。絶対気泡は出ると思うんだよ・・・そこをどう埋める?って。ガレージキットレベルの型抜きでは気泡は免れないし、気泡残ってるのにサフレスは無理でしょう?そこが大問題、個数を抜いて最ベストに抜けたのをパーツに使うとするならば、コストがいくらかかるか結構不安って事になる。
  近場に100円ショップのグッズを発注してる会社もあって、そういう所ならプラ系のノウハウを知ってるかなぁとも思ったんだが、自分の人形を安売りしたいわけでもないので、材質がプラってのは多分無い。でも気泡の無さから言うとPVCとかいわゆるフィギュアの材質には、やっぱあこがれが・・・きれいに型から抜けるしなぁ・・・
  あと衣服については、妖精風なもののデザインは何着かしたんだけど、ハードルが・・・。ひとつはミシン糸をかなり細い糸で縫うとしてそのスキルがまだ足らない。あと、染めた生地を使いたいんだが染めるのに最適な生地はどれを使う?ってのがちょっとまだ見えて来ない。染めた生地を着せると本体に色移りしないのか?とかね・・・経験値を重ねるしかない。
  なんていうか、そろそろ完成にしようと思ったのは・・・製作中の疲労度が激しすぎるんだよね。この疲労度がどうにもならない。一度完成した満足感っていうのが欲しくなったというか、これでいいかな、というのが見えてきたというか。ここから先は二次原型なりVer.2でいいや、と思えてきたという・・・
  すごいのは、このページの一番下の状態から、ひじと手首を除いて、全く同じ粘土ブロックを修正繰り返してるんだよ!!作り直してないんだ。これはもう自分でも唖然とするほかない。
  正直、顔などの左右対称性や、理想的な表情になっているか?ってのは、この上のチューリップと一緒に撮ってる写真の状態から見てかなり変わったけれど、わからないんだよ。肋骨や腹筋のめりはりは上の写真の方があるじゃないですか(上の時点ではちょっとバストの大きさとか、藤田嗣治氏のキキを意識はしている)。そういう少女人形とは違うかなと思って修正したんだけど。
  一度過ぎ去ってしまうと過ぎ去った瞬間ってのは人形の表面になかなか戻ってこないので、そういう時間がなんとなく見える造型にする、っていうのが正しいんだろうけど。でも若さや溌剌さや健康さは失いたくないし。 
(2017_11/21 23:32)

◎◎ お久しぶりでここの更新。原型はほぼ完成。でも出来ていないといえば出来ていない、イメージ的に最初に作りたかった人形になってるかどうかは、型取ってみないとわからないのです。
なんで完成と言えなかったかというと、白サフェーサーを吹いてしまったらディテールの追加作業が困難になってしまうのがわかっているからで、
ディテールをまだまだ修正したいという気持ちがあったので、完成と言いきらないでいたのでした。
この人形を自分が作り出してから約10年、上手い人本当に増えたよね・・・このサイズで自分より上手いかというと別だけど、もっと大きいサイズでは「さすがだなぁ!」「こんな人が最近は出てきたんだ!」と思う人がすごく多くて。
で、さすがに「この子は完成!!」って事にしてみたくなってきました。
まぁ二次原型作業でまた色々あるかもしれないのだし。
サイズは大体20〜21cmくらいです。1/7サイズってのは当初から変わらないですが脊が低くなりました。
(2017_11/13 20:36)

◎ ヘッドがほぼ完成。ここから先の修正をするとしても二次原型からの方がよさそうで、
  ただそう書いてはみたものの、手を加えれば加えるほどよくなってくのは事実なので(絵とは矛盾してるなぁ)。普通の人ならもうここまでで1型ボディとか2型ボディとか言って生産に入ってるよなぁ、多分3回位・・・。
  やっとこ!ハーフか白人少女っぽい顔になってくれた感じです。
  このサイズの精度(20cm前後)の人形としては、部分パーツとしては無くはないし、頭部トルソーのミニチュアみたいなのがカプセルトイであったりしてて、更に先に書いた「figma」の考える人やダビデ像もあるんだけど、まぁそれでも結構僕のもいい出来になってるよ!と思う。
  あと、次に作る品物の予定がなんとなく出来てくると、手が進むってのはあるんだよね。いいのかな。(2015_12/3 3:05)
  ※ あと、左右の対象性をもたせるために、今回は結局、肩とひじひざ手首足首などが全部ビーズ使用の球体関節になった。これは別に、ビーズから球体パーツに入れ替えるのも簡単だからいいんだけど。
   今、お手製の粘土球体を使ってるのって、首関節と腰関節くらいじゃないだろうか。
   多少の形状差やサイズ差は個性だと思っている、思ってはいるが、その形状差が後々の造形に響いてくるのがマズイと思ったのと、造形の繊細さが左右の球体の大きさの微妙な差をゆるさなくなってきたので・・・
   作業自体は大変だった・・・というかまだまだ工程は山ほどあるんだけど、正直、原型は僕にしか作れないけれど、複製かたどりとかは、別の人にも可能なものだろうからね・・・当然そこも自分でやりますが。結局、僕の作家的側面としては造形作業が一番しんどい作業って事だと思う。(12/3 3:18)


◎ ここしばらく毎日ドール系の作業で、暗い中一日4〜6、7時間くらい作業してる。連日なので目と頭が痛い。
  はかどるのは事実なんだけど、どうしても白人顔になりづらいのと、色々作業しているとどうしても原型がどんどん小さくなっていってしまう。
  で、表現的に、このページ下の方の写真を通過しているはずなのにかなり違った雰囲気になったり、それを迂回してまた元に戻ったり・・・で、どうしても日本人顔になる。・・・困ったな・・・と。
  手首は下の写真よりふた周りくらい小さいサイズになってて、ちゃんと今回は指の中に金属線を通しているので作業中に折れたりはしないと思う。指は5本全部ばらけた。
  足首も裏面の長さをかなり詰めた。まだ若干大きいけど、プロポーションは良く見えてると思う。
  ・・・でも今度はプロポーションが良すぎる!という問題が・・・。
  年齢的には大体11歳から13歳くらいの白人女の子を作ろうとしてた、はずなんだけど、
  白人少女のプロポーションは本当にいいので・・・。つまり、白人っぽさが表情に出なかったり乏しかったりすると、
  「とてもきれいな顔の胸のない日本人の18歳以上の女子」に見えかねないわけだ・・・駄目じゃん!!!
  下らない規制だのなんだののコードとしては全く問題なくなるにしても、恩師のよく言ってたように、「初動(ファーストエモーション)のない芸術はだめ」なんだよ!!と。だから何とか、僕の初動どおりの作品になってくれよーーーー!と願いつつの作業なんだけど。
  パーツは粘土で作ってるわけなので(こないだシモン展で会った方とこの粘土の話をしたんだが、試してみてくれただろうか?)時間がかかりすぎると強度がもろくなったり、油粘土化したりするので・・・。まぁ油粘土で原型を作るのも全然ありなんだろうけど。特に複製前提の人形制作では。

  ・・・・・・今現在のこの人形の作業としては、多分各パーツ、普通に切り上げる人ならもう一日もかからないで作業終了で、複製と塗装と髪の毛にGO!!なんだろう。
  でも多分その作業に僕の場合は1ヶ月はかかる。作業の終わりは見えてるんだけど、その途中でシリコン型をもう一度取ろうとしてるからだ。でも多分このサイズでこの精度のを作ってる方々は本当に少ないので、・・・原型自体を大事に作業を進めたいと思う。(2015_11/17 7:57)
 ※ 見る人のいないtwitterの中で経過のコメントとか書いてたんだが・・・結構そういう閉鎖アカウントの使い方も、自身の内面を探るにはいい。



◎ 自作ドールの経過については、結構進んではいるけれど、ほぼ完成まで非公開って事にします。

  これは昔の写真をペイントソフトで塗ったもの。国内移転したNectaful-αααの方を、個人美術サイトにじょじょにしていこうと思っているので、
この手の写真は今後はそちらでの更新にしたいんだけど、今あんまり見せられる写真がないので、って事で。
  髪の部分は例によってマウス描き。上手く描こうとするときりがないので、上手く描く気は全然ない、これで充分。
  ていうか、逆にもっと大きいサイズでちゃんとフォトレタッチで作品に仕上げる方が難しいだろうなー。
  でも違和感ないよね?いや描いててまさかこんなんなるとは思わなかったパターン。
  
  これはこれでミニ作品なんだけど、最近思うのは「絵」ってのは、過剰な表現でも駄目だって事で、
  例えば写真的なリアルを追求するのは僕もやりたい事ではあるし、写実デッサンも大好きなんだけれど、
絵って飾ってなんぼだし、イラストも眺めて気持ちよければいいし・・・
平面作品って、要はそれを額に入れて飾った空間がいい感じになればいいんだよね。
本は本だけど、絵は絵じゃん。写真は写真。
  ものすごく重いテーマの大作絵画ってのもありだとは思うんだけど、
僕が今度何か作るとしてその作品を手にした購入者の人が、
「この絵重−い」とか、「鬱になるー」とか、そういうのは嫌じゃないですか。
重いテーマや鬱なテーマは結構文章の方でやってきたので、僕は今後のドールでそれはやめとこうと。
  そういう意味では僕の写真には、ちっちゃい額に入れて飾った状態で、
既にカンペキなレベルの 美術写真 ってすごく多いと自分でも思うし。
イラストや絵の素描とかでも同様なわけで、そういう軽快さみたいなのは、失いたくないなぁとも思ってたりします。
  ていうか!・・・ここまでこのドールは本当に苦労してきたわけなので!!
今後気楽に展開しても、それもありじゃん?!っていう事だよね。気楽にいくぞー。ぞー。(2015_9/15 2:42)

 ※ 「Nectaful-ααα」のTOPに書いた通り、高校時代の漫画「シガレットチョコ」に登場するα-RABBITはこういうイメージだったのだが、
  実際の所立体でこういう髪色をメッシュ再現するのは難しいので、サンプル的にCGで塗ってみた。
  ドールとしてこういう髪色で作るなら5体目くらいになるんだろうか?
  ・・・不思議な話、僕がこの人形を作っているのに「僕はこう作りたい」というのと、人形側の「私はこうありたい」ってのが微妙にずれていて、
  その「私はこうありたい」にひきずられつつ、余白で僕を表現させてもらっている、ってのがこの写真の頃の状況かもしれない。 (10/10 4:20)




◎ すでに左の写真とは相当変わってるような・・・・・・変わってないような。
  スケールは大体7分の1って事に決定。小さい人形って事にも1/1妖精って事にもできるサイズです。
  で、腰もどんどん小さくなったし、各パーツどんどん小さくなっていて、
  結構かわいくなりました。

  で、この人形のスケールで色々別に造形する事にしたかったんだが、
  そっちの方が早い発表になるかも。ていうか一番作りたいのが設定身長2mを超えるものだったりする;
  ところが例えば225cmを7で割っても約32cmになってしまうわけで、設定身長的にはバランスが取れても、
  横にならべた時の必然性というかしっくり感がない。逆に109cmのコドモロイド(昔ブログに載せてたやつ)を作ろうかとも思ったんだが、
  これが7分の1だと、16cm弱で微妙にでかくてやっぱりバランス取れない。
  なんかやっぱり立体造形はノンスケールで感性のおもむくまま作る方がいい気がするよ・・・・・・
  (2014_7/2 11:54 JAPAN TIME)


 ◎ ていうか、手首の球はともかくとして、このドールを1/1の妖精にした場合の羽を一体どう表現すべきかって。
   意外と妖精系のドールも持ってはいるんだが、さすがにバンダイのフェアリーシーロンみたいにプラ板で作るというのは面白いけどペラにしたらつまんないし、ペラと言えばバービーの妖精人形もペラ+オーガンジー?なので、あまりよくない。
   凝った感じに羽を作っても基部をどうするのか衣装をどうするのかというのがあり。とりあえず作りたい衣装はあるんだが、なんていうかアンティックカントリー調なので、みんなが思うより全然地味かもしれない。でもただ布をお洋服として縫うようなありがちな服にはしない予定。(8/22)
 ◎ ていうか、手首と足首に使う球体は、型抜き上やっぱり真球にしたくなって、
  今7mmサイズを探してるんだけど、プラスチックにあるのは8mmや6mmばかりで・・・
  ネットオークションで探してみたら、天然石で透明度低いルビーだのクンツァイトだの加工できなさそうなものばかりで・・・;
  どうやって削れというんだ。やっぱり手で丸めて7mm真球作るしかないのか?(8/20)


 ◎ とりあえず、「個人ドールメーカー」を目指すことにした・・・。
  ・・・色々やりたい事はあるんだけど。メカデザインやキャラデザインとか作品とか形にはしたいし、彫刻とか絵画とか発表するのは確かにそこまで行ければいい事だし、中古ネット玩具店みたいな事もいつかはやりたいと言って来た通りなんだけど、
  個人的にドールを作るスキルも上がってきたとは思うし(ていうか、技術の蓄積ばかりがが向上してるので)、キャストでドール複製して作ったドールを受け入れてくれる方がどっかにいるんだったら、個人ドールメーカーが一番早そうな気がする。いや美術作家を目指しているわけで、複製ドールったって美術作品と認めてくれる人以外には売りたくないが;
  ていうか有限会社化をできそうにないから結局美術作家なのか;ややこしいなぁ。でも、人形作家と名乗るには、個数が無いに等しいので・・・多ジャンルに手を染めてきたツケというか・・・そんなに自分はお人形をスピード持って作れない。
  まぁ、CGIを上手くコントロールできるなら、通販サイトを作って中古玩具店やってもいいんだけど、購入希望詐欺が増えるとおそらく対処しきれないし。ネット玩具店作るのも、目標ではあるんだが、障害が多すぎる。諦めてはいないが。
  一番早いのは、それは、メカデザインとかキャラデザインとかのデザイン集出す事なんだけど、それを出したからって売れるとは限らないし、悪意ある購入者にネットに無断UPされたら(過去経験あり)本を印刷する印刷代が損になるだけなので立体方面に方向転換したのは前書いた通り。僕は悪質スタッフによって同人イベントでの発表が出来なくされてるわけなので。・・・でも完全に2D表現を諦めたわけじゃないのだが。描くだけならいくらでも描けるんだよね。問題は今の世の中、クオリティ上げてもペイできないって事。
  同じお金をかけて自費出版するか人形を作るかと言えば、今の時点からなら美術方面に走るか複製ドールを作った方がはるかにペイできるのは事実。出版は無断ネットUPされるので、個人でやるにはペイできない。
  個人というか、身内だけ生きる足しになればいいわけなので、どこかと競争するとかいう気分は全くないけど、なんか「個人ドールメーカー」になる、と決めてみると、ちょっとは先に進める気がするので。一応書いておこーそうしよー

  ていうかインターネットでの玩具販売とかスキルは(全部使ってるわけではないけど)上がって来ているとは思うし、僕のやってきた事って、個人で脚本家漫画家メカデザインキャラデザイン美術製作カメラマン報道コレクター展示館プログラマーCGグラフィッカーコラムニスト評論家などの兆しの所ばかりアマチュアとして横走破してきたような。あ、他にもやりたい事やってた事あったあった。

  お人形は頭身的にちょっと手足を短くしたので、更に小さくなってます・・・それでも少年サイボーグより数mm背が高い。 (2013_8/1)



 ◎ ていうか、基本的にここは美術的に人形製作してる報告ページなんだけど、一応。
  某評論やってるイラストレーターのtwitterで(僕を叩いてる悪質スタッフ側のリツィートから見つけたので自分はその人を認める気はないのだが)、スタージス氏の写真集が英国ですら認められてて、日本人がああいう写真集を作ったら絶対逮捕だ、との論理があったんだけど(この人はデータ的には結構正しい事を言ってるんだが、着地点はコミケ等の言ってる事の反復だと思う)、なんだかなぁと思った。ていうか僕は世界対応で生きて生きたいので。
  世界(ことに先進国)で認められる表現は日本でも容認されるべきだし、日本で容認されるもので世界で容認可能なものは容認してくれればいいのに、という考え方で。

  ていうか児ポ法成立の時に問題になった清岡純子女史の少女ヌード写真集(極めて穏健な写真集で、要は少女の少女性なり健康性を願っての写真集だと思うのだが)が、彼女自身が同性愛傾向があったという事でポルノ認定されてしまったという裁判があったのだが、
  あれは、色々とモデルを撮るまで(モデルの見つけ方や交渉過程)や写真集に余計な文字を編集で入れてしまったという事が問題になったり、その大量撮影・反復性が問題になったりだったんだが。ただ、結果としての作品は、やっぱり写真芸術だと見なすべきだと思う。
  というか、確かに彼女のモデルで不快感を持った人々もいたのだとは思うが、実は清岡氏が華族の生まれだという事で、人種差別反対ないし同和差別反対の「左翼側の人々」が彼女らを袋叩きにした部分もあったとは思う。裁判の判決がなされた過程が正しいとしても、その周囲の華族家系への嫉妬に連なる袋叩き状況は、絶対にまずい行為だっただろうと思うんだよね。
  そういう点で清岡氏が失意の内になくなったのは極めて悲しい事だし、日本の文化レベルを疑われる、極めて恥ずかしい事だと思ってはいる。要は「卑俗度・低」から無理やり規制を進めたわけで、あそこからのなし崩しは乱暴な行為そのものだったと、僕には思えるわけ。
  ていうか、僕は「モデルの少女たちは芸術作品の為にと思って撮影に挑んでいるわけだし、それが芸術ではない、と勝手に政府や司法や立法が決めるのは、分不相応な行為だ」という考えです。まぁ大体児ポ法成立前の時点での写真家・篠山氏の主張と同じなんだが。
  ていうか、僕的には、「やっぱり嫌な事だった」と思っている元少女のモデルを撮った作品集が問題なのであって、大人になっても「やっぱり芸術だと思ってる(信じている)」という元少女モデルの写真集は問題ないだろうに、と思います。
  で。ジョックスタージス氏の写真を日本で彼が撮れば(もしくは日本人が撮れば)犯罪かと言えば、「犯罪です」という人々は所詮、法律や条令の条文で言ってるだけで、それが「罪」なのか?と言えば、精神的、撮影行動的、テーマ的に、全く同じであるならば、世界標準(先進国世界標準)であればそれは「犯罪では無い」としか言いようがない。大体スタージス氏の撮影がどういうテーマで撮られてるのかとか撮られてる人々の想いとか解ってて言ってるのか?と。
  要はhttp://wwwの時代の「世界標準」にとっぴき合わせるなら、スタージス写真のレベルは「犯罪ではない」と言うしかないんだよね。で、そこにそれこそ「針を戻す」のは可能なんだけど、それを戻す上で邪魔になってるのが、18禁ゲームや18禁コミックや18禁アニメの少女に対する陵辱表現で、やっぱり結局「そういう内容」があるから、針の戻しようがなくなってしまって、個別に「これは良心的美術作品か」「それとも読者視聴者の劣情を誘うために作られた商品(ポルノグラフィー)か」という事になってしまってる。そこが苦しい。

  実際僕はネット始めた2001年以降、絵(水彩デッサンや油絵)を描くのに18歳以上のモデルさんにモデル頼もうかと思った事は何度もあったんだけど、実際「モデル募集掲示板」をいくら検索しても写真モデルとインディーズAVモデルと絵のモデルが全部混在してしまってる所ばかりで、しかもモデル料の価格帯が(成田氏が着衣モデル頼んでた頃から考えても)物知らずというか滅茶苦茶になっていて、どこの誰にも頼みようが無かったわけ。
  どうしてこんな世界になってしまったかというと、月刊「カメ●マン」などの裏に載ってたヌードAVモデル撮影会のようなものが逆に頂点化してしまった事で、ヌード写真表現の頂点が昔のような美術モデルじゃなくて、AVモデルが頂点だと勘違いしてしまった世代が増えて、全ての美術写真モデルがその下層に位置するという形になってしまった。それだけでなく絵画モデルまでその下であるかのようなネット状況で・・・つまり、ヌードモデルの頂点がAVって事にされてしまったんだよね。結果、美術モデルの社会的意義(価値までも)が凋落しまくった、って事なんだけど。要はエロ事好きなカメコのおっさん達がそういう風にしてしまった。
 (※ 実はこれはコスプレ界も同じで・・・・・・所謂悪質イベントスタッフのような18禁や半グレにコネを持つ人々や、エロ雑誌の編集者連中がコスプレに関わり続けたのと、コミケなどの即売会が18禁コスプレROMサークルも参加させだしたおかげで、「コスプレイヤー達が大人になるにつれて成長する出口」が、18禁ジャンルだの18禁ROMだのになってしまった、これが一番の問題だと思う。(地下アイドルでも同じなので注意)
  つまり、コスプレって成長が服の出来とメイクとなりきり度に依存しているので、その出来が上がる以外は、目だったジャンプUPがしづらいジャンルなんだよね。だから「大人」の階段を上るとすると「エロ方面」しか目だったジャンプUPが出来ない(一端ダンパに行くという選択肢もあるが、そこが実はそういう関連の男連中がたむろってる所)。あとは企業ブースの売り子とかあるけどあれだってコミケ企業ブースは18禁系の会社が多いし。他に僕の元知人(まぁ18禁ゲーム会社の広報だったレイヤーさんだが。多分みんな知ってる。有名)もなったようなMCってのもあるけど、MCを必要とするイベントも少ない。つまり、今コスプレイヤーが年齢意識して上に行こうとすると、出口はエロ系ってのが殆どで、どうにもならなくなっている。メイド喫茶?コスプレ=お帰りなさいご主人様、ではないしなぁ。 普通に考えればテキスタイル業なんだが・・・)

  要するに日本の美術モデルが凋落してヌードに少女モデルも使えなくなってきてるのは同じ理由で、美術界なり芸術界なり芸術写真界が、モデルの少女の社会的地位や意義(存在価値)を確立する事をさぼってきた事が原因だ。それが一番の問題だと思うし、そういう地位改善するのになんとか自分も努力していきたいと思う。
  その立場からだと僕は「これを日本で撮影したら逮捕だ」などという主張には到底賛同できない。自分はとりあえず撮る予定ないけどね。
  ていうか●年前に某事件の件でウチに意見求めて尋ねてきた某警察(S区の人)が話のついでに「少女のヌード写真集とか持っていないだろうな?」とか言って来たので「いや、絵を描くのでそれ用の資料位ならありますけど・・・(写真雑誌や美術雑誌に載ってるレベル程度ね。ほぼ外国系ばかり)」というと「あるの?」「でも単純所持は大丈夫のはずだし、つまり単純所持禁止になるまでにそっちの画業なり人物像制作方面に進むのであれば持っておこうかなと。単純所持規制で作品で生計立てるのを諦めるような事態になったら捨てますよ。」というと「わかった」と言って納得してくれたけど。まぁ僕の場合はそのS区の警察の方も納得済みなわけだけど。(これはアニメのキャラデザや漫画家目指す人にも一つの一里塚・・・じゃないや、目安になるのではと思う。エロ漫画系の人にはそうは言えない。ていうか描いてる内容次第じゃなかろうか。)
  要はちゃんとした作品を作って行きながら、後で複数の写真を参考にした、と言う事など出来れば、それで美術系写真なりモデルだった方々の存在意義を語れるんじゃないだろうか、と思ってたりする。
  本当はこういうページや美術感想ページ作ってる段階で納得してもらえて当然なんだけど、それが解ってもらえるかどうか・・・というのが今回の単純所持規制の怖さだと思う。ここまで(↑写真↓)人形が形態的に出来ててスキルが上達してても、もし今後資料所持禁止で作れなくなったら・・・と怖さを感じるわけだから。

  (注: 児童ポルノ法導入以降も海外写真家もしくは海外モデルの少女ヌード写真は日本の出版社から順次復刻復刊等されている。沢渡朔氏「少女アリス」など。芸術は芸術だというのと過去の作品だというのとで特に摘発報道などは無い状態。
   少なくともこの件で例のイベントスタッフなどから文句言われる筋合いはない。外国写真家の少女ヌード写真集なら、例のスタッフの最大規模同人イベント直営店でも売っていたのを2003年だか4年にちゃんと僕は見てるし。そういえばスタージス氏の外国版写真集も数年前に出たのが新宿のショッピングビルの書店だのタワーレコードだのに入荷してたよね。)


  うーん、スタージス氏の展覧会ならこれまで数回以上は行って来てるけど。90年代から名前と写真を知ってる写真家さんではあるし。(実は僕の企画ネタの「000」の聖プラネットクリエーターズスクールの創設者の「ノーザン・サー・ジョック」(故人設定なのは、当時児ポ法問題で国内での新作翻訳出版がかなり絶望視されてたのでその影響。)の名前はジョックスタージス氏(存命)から も 来てて、それにまつわる未公開設定も多いんだが。「000」の設定をガ●ダム抜きに描きなおした時にでも。)
  ・・・で、こないだ某写真画廊の人に「なんだったら、ジョックスタージスの展覧会の時にイラストレーターの方々とコラボで展示するってのは?ほら、「S(エス)」(ここ見てる人なら当然知ってる季刊誌。僕のTFコレクター系知人の大学知人が編集長らしい・・・)のイラスト投稿者とかなら女性も多いし、ちゃんとスタージス氏の写真理解してイラスト描いてくれるかもしれないし・・・」と言うと、画廊のマスターさんよりその奥さんの方が「いいと思う!」と好反応してくれた感じだった。
  美術やイラストからはそういう応援の仕方っていうのがあるんじゃないだろうか。写真は別だから見捨てる、とか、そういう考え方が、政府なり警察なり法律の無理解を膨れさせてきた元凶なんだと思う。理解を求めるには「悪意をひけらかさずに」ただ主張すべきだ、って事だ。
  ていうかマスターに「スタージスさんのファンを自称するならこの写真集(十ン万円)はマストでしょ!」と言われて、「いや、僕はネットで自称なんかしてないですから!する気ないし!ていうか預金残高が無くなっちゃうから!」と大慌てだったりしましたが。ていうか、ローライフレックスのカメラのスタージスモデルが出るらしいけど、それに付属の限定写真集を手に入れようと思うと90万円弱らしいよ・・・僕は絶対手が出ない。芸術写真家なんだよね、やっぱ。
  (だから!あのローライ(カメラメーカー)がスタージスモデル作っちゃうんだよ?ポルノなわけが無いじゃん!!twitterで規制がどうこうとか、誰も彼も何馬鹿言ってんだって感じ。公務員だかオタクだか研究だか知らないけど、勉強しろよ勉強・・・!!
  ていうかスタージス氏だって震災後に東日本大震災への募金の為の安価エディションの写真販売して一種チャリティー展もしてたわけで。なんかtwitterで氏の芸術や親日性をぞんざいに扱うような書き込みしてるのを見ると本当に腹が立つ。)

  ていうか、最初に書いた評論家が、また「職業に貴賎はない」などと言ってるようだが、僕は貴賎は厳然とあると思う。少なくともAV嬢が、絵画や美術写真のヌードモデルと全く同じだと言う事は、僕には出来ない。双方かぶってる方々もいるかもしれないけど、やってる事は本質的に違うと思うし、携わってる人々の層も全く違うと思う。
  けれど(先日やっとこ)「ヴィーナス・イン・エロス」のDVDを買って見たんだが、そのメイキングの中で頑張ってる原沙央莉さんの姿は・・・なんかこの映画を最後に引退したくなったのも、解る気がするな、という頑張り方だった。僕はいいと思ったんだけども。
  確かに、仕事の幅ってグラデーションなのかもしれないんだけど、専業美術モデルの方の社会地位は(価格はともかく)もっと認められるべきだろうなって事で。こんな安い値段でもこれだけ頑張ってる方々だ、って点で感謝され続けるだけでも、違うじゃない?多分。
  まぁ絵画芸術だとか芸術写真とかなんとか言いながらポルノしか撮れてない描けてない人々もいるんだろうけど、それは本当、ケースバイケースに見抜くしか無いんじゃないのかなと思う。それでいいじゃん、って。 ・・・・・・がんばるます;(2013_6/7)


◎ ていうか、自分は誕生日がクリスマスイブなので、基本的にクリスマス好きです。
  まぁ僕にとっての聖性ってのが、ギリシャ神話とか妖精とかキリスト教の天使とかマリア様とかそういう世界ってのは事実だけど。あとは子供の頃見たアニメのキャラとか?
  現時点でUPしてるこの写真もある意味そういう事を大事にしていて、
  この作品の坊主頭のどこがとか叩きは言ってるけど、仏教的な意味での清浄表現できるのは髪の毛付ける前のこの辺の写真だけだと思う・・・
  (※ウィッグ貼るともう無理なので)
  こういう仏教っぽい見せ方というのはいままでの自分的にありえないっぽいんだけど、だからこそ写真でおさえてるって事で・・・
  ・・・だから卑俗ではない筈なんだよ。問題にされてるのは所謂「卑俗」のはずでしょ?ここまで言っても解らないとかいう馬鹿な叩きはもう相手にもしたくないけど。(5/30)

◎ 大分前に撮った写真が見つかったのでバックショット初掲載。
  今はもう結構変わってるんですが、これ掲載するとすると今の時期しかなさそうなので・・・
  背中など人体構造についての本結構参考にしたんですが(これの場合一番役に立ったのはジャック・ハム。以前イベント買いしたんだけど何故か洋書で買ってしまった。あとからamazon見たら日本版出てるじゃん!がーん;ていうか他の手持ちの本は結構もたついた構造だったり、マンガ描く為の構造本だと結構量感がテキトーだったりするんだよね)、一回白サフェーサー吹いた後で手を加えたくなったり、手首作り直しに入る前だったり、大変だった頃です。
  ドール店の知人女性(※既婚者)にこの写真見せた所、「もうこれ服着せる必要ないですよね!裸が衣装ですよね!!」と言われて超嬉しかった(笑)。
  背景はサイボーグステーションCX−1。こういう撮影の時はとても便利です。球体関節なのでしっくり感ある。ていうか自分でこういう基地背景作りたい気もしますが。・・・なんか三浦悦子さんのオブジェっぽくなるよね。
  ていうか例えクリアレジンで複製にしても中が綺麗になってないとサイボーグっぽさって出ないし、だったら白いまんま(もしくは白色で複製して)写真撮る事になるのは変わらないので、このネタはこれでいいと思います。ウエストが不恰好なのは腰が若干曲がった状態で撮ってしまったからだけど(処理自体は下の方の写真と変わらない)、骨盤の左右バランスはこの後調整しました;
  下の写真だけど、美術やアートドール系だとジオシティーズでもこの位の写真表現は大丈夫な筈なので(木立真佐美さんの所とか)、念の為。ベルメールっぽい?あはは♪(;) (※ 複製する時はこの感じか解らないです 2013_4/11)

  P.S. この写真については、ドールをドールとして撮ってみた、って事で。ていうかドールの誕生を追ってるドキュメント写真ってスタンスでこのページの写真は撮ってるわけだけども。
  まぁCX-1を使った段階で、アート写真にはなっても、芸術写真にはならないか。アートは他人の作ったものでもサンプリングとかコラージュという技法では受け入れるジャンルだし、写真は外界(主に他の存在)を記録するジャンルけど、芸術はあまりサンプリングやコラージュを認めない。そこが難しい。
  ていうか、知っての通り、僕は「良心的表現の自由」の為に結構ずっとがんばってきたわけだけど、それをコミケごときのスタッフとか元スタッフに「あいつは表現者ではない」とか嘘で同人オタ達や既存キャラコスプレやミリオタを煽るようなキャンペーンされて、叩きがtwitterでも増殖する、みたいな今の現状は、自分的に本当に嫌なんだよね。実は表現者でも何でもない連中にそういう事言われるのが本当に嫌。
  ていうか人形アート方面では球体関節人形ジャンルの発生(ベルメール)当時から、日本では昭和当時から、特に着せ替え人形系ですら、トミーなどでこういう表現はある(特にトミーの場合、下半身ラインは80年代の電動ダンシングドールにすら。)・・・念の為。

P.S.2 ていうか、何で創作で球体関節人形を作っている人に僕と同年齢位の女性が多いかっていうと、多分その人たちは子供の頃からドールが好きで、リカちゃんだけじゃなく他社製のドールでもみっちり遊ぶ他に、兄弟に変身サイボーグやGIジョーで遊んでる子がいた世代だからなんじゃないかと思う。
  女の子は基本的に着せ替え人形だけど、多分「私達女の子も(サイボーグやGIジョーみたいに)球体関節で動くお兄ちゃんのみたいなお人形がほしい」と思ったんだと思うんだよね。なんで女の子のオモチャに球体関節のがないの、って。昔のビスクドールには球体人形はあるんだろうけど、昭和当時はなかったから・・・多分それが結構強い動機になってるんだろう。
  で、本当に人形が好きな子は、リカちゃんだけじゃなくて、ロコたん(かつら)とかユッコちゃん(サイクリング・バレー)とかナナちゃん(これも虹色かつら)とか色々な多彩な人形で遊んでて。 で、トミーのユッコちゃんなんかは下半身がおしりから前に向かってラインが続くような局部造型になってるけど、女の子的にはそれが当然だろうし。少女向け着せ替え人形は今日本ではリカちゃん一人勝ちで、後は悲しい事に海外製バービーにシェア食われちゃってるけど、昭和当時は本当百花繚乱だった。他はシルバニアか・・・でも人じゃ無い。
  で、球体関節人形が徐々に浸透していき、技巧的にリアルで生命感のある人形を作りたいという気持ちがどんどん進んでいくわけで。つまり女の子にはそれらの人形のいい所を増幅(?)させたいとか子供の頃ほしかった人形を作りたいという気持ちが強いんだと思う。より美しくよりリアルに。だから僕と同世代女子による創作人形が凄いんだと思う。・・・技術的に更に上へ上へ、っていう気持ちは誰も否定できないんじゃないだろうか。(2013_4/12)


◎ ていうか、結構僕の作ってる人形なんか芸術じゃないとか2chの叩きなどが結構書いてるわけだけど、
  例えば、小学生の場合、お絵かきや工作の授業は図画工作=図工って言う。
  で、中学生になると、授業のタイトルが「美術」になって・・・高校生もそうだよね。
  で、芸術大学に入る大学生の場合は芸大だからそれこそ単一授業どころか「芸術全般」って事になるわけだけど、
  なら僕が作ってる人形と同レベルのディテールを、小学生中学生高校生が作れるかっていうと絶対無理です。(ただ人形をアバウトに作るならその位の年でも出来るんだろうけど)
  僕のは結構、骨格とか筋肉とか把握してないと作れないと思うし。で、大学受験で、人体解剖図までとことんやるかっていったらあんまりやらないし。
  ていうか彫刻学科で人体彫刻を本気でやってる人って意外と少ないんだよな。学祭の展示物見てると(何回生(何年生)かによってテンション違うのかもしれんけど)。
  だから僕の人形ってのは、最低でも大学生か院生くらいの事はできてるんじゃなかろうかなぁと思うんだけど、まぁ、骨格に筋肉をどう盛り付けていくか、みたいな一流な事はいまいちできていないので、(今回の場合、製作法が↓通りなので)具象彫刻にまで行ってないのは間違いない(必要充分でいいと思ってるので←言い訳)。
  つまり、芸術的な創作はしてるんだろうなと思ってるわけだけど。(何か問題が?^^)
  ・・・ただ、(通常日記の方にも書いたけど)なぜ中学高校で科目名が「美術」となっているかと言えば、それは心ある芸術というか、真・善・美の美を学ぼう、という授業であるからで。アートは必ずしも真や善や美や良心を描くとは限らない。だから中学高校の科目名は、「美術」なんだろう。これが芸術だとスキル重視になり、アートだとスキル性やデモンストレーション性がもっと目立ってくる。
  で、それ(良心)を大事にした上で、18歳以上の芸術の世界に入るかそうでないのかってのは、必然的に違ってくるんだろうな、と思ってる。僕はいわゆる芸大には行かなかった奴なので、当時は文章とか絵とかジャンル未定のまま、複合的に考えてたわけだけど、美術・芸術ってのは各々そういうスタンスなんだろうな、とは思います。(2013_2/12)


◎ 金ラインを使ったイラストの実験は、以前の日記にも書いた通り、色々やってて画材も結構試してるんだけど、
  右のは日本画用画材を使ったペン画。小サイズの絵ですごくシンプルな、下書きなしトレスなしの一発描き。
  プラカラーとはやっぱり違う。日本画の金色でも赤系の金とか青系の金とか色々あるらしいんだけど。金泥なんてご大層なもんではなくて。でも発色ではこの画材が一番いい気がする。(その他(何故か平筆描き) と 反射
  そりゃ何でもそうだけど、高い画材使えばいい色になるのは当然で、金色もそうなんだろうなぁ。
  下書きするとその鉛筆線などで金色が濁るから一発描きなんだけど、これは画材によっては払拭できるんだろうか?下に原画置いて金色で色トレスでも全然いいんだろうが。でも、どうせボードに描く場合は、一発で描くか上から鉄筆でなぞって跡ついた所に金線描くしかないしなぁ。変なくせ付けたくない。
  デッサンの本当の意味は「線」という意味らしいので、線で描いているこれはまぁデッサンなんだろうが、先生だとマンガはデッサンではないというだろうし(笑)。迷いがない線を引いてみたくなったというか。
  紙の上じゃない場合は、別のやり方もあるけれど、紙に描く場合で・・・
  でも、プラカラーにしても何にしても薄めないとペンが詰まるし、薄めると金色も薄れるし、サジペンGペンなどよりはやっぱりガラスペンが向いている気がする。
  それでも詰まる事は詰まるので、精度を求めていくなら、もうエッチングにするしかないよ、って。
  これは額装予定なので一応、いち作品扱い。フォトフレームだと印象が軽くなるかなぁ。
  こんなもんを何故額装するのかについてだけど、大事にしたいのが描けたらそうしていいんじゃないだろうか?っていう(オークションで売るならせめて額無し2千円開始。)
  自分の中ではデフォルメ絵だから芸術系じゃなくてこういうのはアート系って扱いにしようかとも思うんだけど、大量生産じゃないから。大体ここから2枚目を作るのって、また手間かかるよなぁ。
  これって金線でいきなり描いているので、コピーがまともにできず、一点ものにしかならない。多分そういうのって本来は芸術扱いなんだと思う。コミック絵だからなぁ、なんと言えばいいのか。試作だと言われてしまえばそれまでだが。 
  でもこういうのって箔押し印刷やらなにやら、今では大量に作るのに色々方法がはあるよね。ペンで一枚一枚描いてる、って所に、他人が美術性が見出せるかどうか、って。キレイはキレイだから僕は気に入ってるけど。 (2012_10/6)


◎ ていうか自作人形の原型がほぼ出来てもうかなり経つけど(右は前撮った写真)。
  ここからドールページ版の文なんですが、まぁ、部分的に型抜きはしてるんですが
  もうとっくに初級ドール作家の原型レベルは(多分)越えちゃってるので、ここから先は微調整で多分何UPしても自己満足的代わり映えの無さだと思う。
  ていうか普通に綺麗な顔が出来ればあとは所謂youtubeなどで
  海外レイヤーが紹介しているメーク法でいくらでもカバー出来るってのと同じなんだけど。
  SD顔はやっぱりSDにまかすべきだと僕は思ってるので、ていうか一個もSD持ってないし
  考え方の違う所からスタートしたのも、いい顔になった理由だと思います。
  ていうか悩んでた表現法に時間と色々な新開発マテリアルが解答を与えてくれるって事はあって。その辺は実際、時間を待って良かったと思う。
  例えば前も書いたけど、僕は石粉粘土が苦手なので(息が苦しくなる)、今この人形を作るのに使ってる粘土が見つかって本当に良かったと思う。
  多分この子が完成したら別の人形を作り始めるつもりだけど、予定のどれから作るか全然解らない。
  ていうか、もっと大きい人形を作るなら別の粘土も使えるだろうけど、僕的に選択肢は今の粘土か彫塑用粘土かって感じ。人形なら。
  樹脂系は何でも使えるけど、ものによってはシリコン型がもたないので。かと言ってレジンキャストは大きいの作るには高価で弱いしね。(SD位なら大丈夫なのだが)
  いわゆるイージースリップは、自分は使わないと思う。僕の方向性は違うかな。
  いままで創作休んでた分、作りたい予定はあるんだけど、体力というか視力をもたせられるように作業はしてます。(8/17)


◎ ていうか、今後のドール製作や人物画やキャラクター画の為に、所謂芸術方面の写真集から少女→女性の写真の模写をしてるんだけど、将来的な事を考えてせざるを得ないって感じではあるんだが、続けるとなるとかなりしんどいかも。
  写真の模写自体は実力的に高校生の頃からあまり実力が変わっていないので(ていうか高校の時にある程度の実力に達してしまっているので)、これ以上進歩するとも思えないんだけど、それでも人体構造とか意識すれば若干(それこそ10%くらい)でも進歩はするのかな?って感じ。個人的にタイプの子ばかりを書くより、タイプじゃないんだけど、どこかに魅力ある子の魅力が出るのがいいのかもしれない。
  ・・・って、今回重視しているのは、年齢によるプロポーションの差なんだけど。(本当見事に年齢で違う)、それすらもリアル模写してからじゃなきゃ輪郭線としてつかめないのが自分の方法論なので。難解だぁ。
  なぜ輪郭線だけをトレーシングペーパーで割り出さないかというと、カメラのレンズはレンズの形状や色々な条件で、肉眼とは違ったプロポーションに見えてしまうので、写真だけではあてにならないからなのだった。いったん肉筆模写にして、そこから再度割り出そうという話で。あえてものすごい遠回りをやってみる。それをまたここで携帯写真でUPするんじゃ、画角で印象がまた変になるわけだけど。でもキャラデザ(右、一例。)だって本当はおんなじだよね違うの?・・・短気な人には僕のやり方は一切すすめないし、真似した人に対して責任も取らない。
  モデルさんで立体的にクロッキーデッサンした方がいいのは当然なんだけど、できる範囲でやってみる事も後々無意義ではないと信じよう。写真の模写なんて・・・って言う人もいるけれど、20世紀初頭頃のミュシャだって自身撮影の写真の模写からデザインなどを決めて作品にしていた。カメラのレンズに画角など左右されるのはよくないんだけれども。やっぱり肉眼優先、それは正しい。
  ていうか、「写真の模写」って僕にとっては「出来てあたりまえ」だし、達成感はやっぱりテレビオンエアの動態デッサンの方がある。一番なのは現実のモデルさん描く事だろうけど。それらの理論云々をまぁ、脇にどけた上での話。
  下の女の子と右の女の子の元の写真は、どちらも同じ子の写真なんだけど、印象によって全然模写した結果が違うので、その辺は今後の課題だろうか?
  下の模写絵2枚の場合、左がミュシャっぽくて(実際ミュシャにもこんな感じの絵はある)、右が宇野氏っぽい描き方になっているんだと思うんだが、鉛筆画じゃどちらも変わらないかもしれない。(2012_2/11)


◎ 僕は立体造形をする時に殆ど図面は引かない。理由は図面に思考が縛られてしまうからなんだけど、あまりにも立体段階で試行錯誤してるとこれで正しかったのか?っていう不安感を持つ時もあるので、立体を紙の上に置いてトレスする形で図面状にしてみた。結果から図面にしてみたわけだが、普通の人は逆に図面(三面図など)から立体を作る。
  でも、雰囲気がかなり良くって安心。手首が大きい?「人形」として考えるなら全然いいと思う。とてもよくなってるんじゃなかろうか?。全く問題なしじゃん。でも多分小さい手首が付くけど。多分。
  なんでこういうやり方をとりあえず紹介したかというと、つまり漫画やアニメが得意な人は、漫画キャラを図に書いてしまうんだよね。そうなるともう漫画とアニメのプロポーションからしか考えなくなってしまうから、ってのもある。まして自分は、人形についての創作思考は結構私的動機や好みからスタートさせてると思うので・・・(以下略)
  左下の[アルファでありオメガと十字架]についての図は、なんかイラスト書いてた時に某芸能ニュースで背景だった教会の場面から。アルファとオメガと十字架の並べ方は各宗派で色々あるみたいなんだけど、ちょっと研究がてら並べて書いてみただけ。僕の人形がそうだなんて短絡的に言ってはないない。
  僕の名前には「molemotso (筆記体l←c)coge → tomelomegoclos(←) 透明オメガクロス」など数十通りの意味があるようではあるけれど。でも始源とか究極をあんまり意識すると何かと疲れちゃう。例えばだけど、究極の人形を作りたいなんて考える必要ないし。人形はキャラが立っててかわいげがあればいいじゃん?本当に・・・
  特に人形では、どんなに努力しようが自然体がいいってのは確かだと思う。むしろ自然体で作れれば一番いいんじゃないだろうか?もちょっと付け足すなら善良な魂が宿れるだけの形。
  そういう意味で各人形作家さんたちのそれぞれの作り方はいい感じ。僕の場合は、こんな感じでまだ人形出来上がってません(笑)。恥ずかしくて各個展行けないや; (2012_2/1)  


◎ 一応顔はほぼ出来た感じなんですが、ここから多少また変わっている感じ。右の状態で4月30日ごろ。
  なんだか「ウィッグつけてくださいますか?床屋さん」って感じの写真。エプロン状態にしているのは、リカちゃんドレス「水色の世界」のレストア用に買ってきてほっぽってた布。とてもかわいい。このレベルまではなんとか持ってこれた。
  ページ一番下の状態から、頭の粘土パーツを作り直しもせずにここまで作ってこられたわけなので、かなりいろいろ上達していると思う。むしろ全く別人キャラに何度も寄り道しているんだよね。
  寄り道のたびに別のアプローチで引き戻す、の繰り返し。すさんだ顔になったり、年が上になったり。顔として「そういう顔の人はいなくはない」んだけど、自分的にキャラが違うと思うたびに修正し直す。で、アニメキャラなら比較的キャラと造型の合致点が楽に作れるんだけど・・・人形だからなぁ。
  眉毛の鉛筆線は、線の方が間違ってます。困るのは、髪の毛(ウィッグだかカツラだか)をあてがってしまうと、頭のアウトラインがわかりづらくなって、ちょっと大人びた印象になる所。
  髪の毛で隠れない顔の造型で少女っぽさを増したいわけですが・・・耳たぶも多分隠れるしなぁ・・・困った。予定外だった。
  大きさ的にこのサイズ以下で作れる人はあんまりいないとは思うけど、いないとは言わない。アニメキャラの造型じゃないよね。でも最近アニメキャラフィギュア造型してる人々の実力も上がってるみたいで。生理的にアニメキャラから「かわいさ」を感じる反射が身体の中に出来ている人は、こういう作品を作る事はすごく難しいと思うけれど。って、僕もじゃん(;▽;)!!
  特定の女の子を作りたかったわけじゃないので、色々筋肉(右の場合表情筋)の増減を想像してみたり心の調整しながら、キャラ作るわけで。ただ写真はやたらと見るので、写真の助けがないとまじで作れなくなるのは事実。
  僕は美術作品として作ってるはずなんだけど、やっぱり少女っぽく作りたい!!と思っているので、アニメキャラっぽくなってしまうのは、長所なのか限界なのか? (2011_6/25)


◎ ・・・ていうか、本当、梅雨がきつい。粘土がしけって動かせない所が多い。この小ささではペーパーがけすると表面から剥落する可能性があり危険。きつい。
  ひじから先だけ作り直すかもしれない。それとも型抜きしてレジン状態からペーパーがけで仕上げるか・・・って所です。
  塗装可能な部位もいくつか出来てはいるけれど、今は湿度が高い日が多くて、プラモデルですらエアブラシの塗料が乗ってくれない。これだけ小さいと水分吸ってごわごわ感が出てしまう。すでにプラモの盾が若干失敗してるし。
  6月〜7月にかけては私事でいろいろ大変。
  ドール作って販売分も作って、美術芸術で生きて行く、ってのは夢だけども。可能ならそりゃ資料も単純所持ではないわけだが、人に売れる形態にまで持ってけない限りは単純所持扱い、って事にされかねないわけでしょ?きつい。叩きは悪意全開だし。なんか規制改正案が通ったら、自分の作る最初で最後のドールになりかねないな。
  いっそ死ぬか、とは口に出来ない。猟奇変態エロ系やナイフマニアやミリタリーナチスオタク連中に自殺を装って殺されかねないから。
  何より綺麗な心を表現したくて作っているのに、叩き側の醜い汚いものを、無理やりなすりつけられたりされて、汚されていく毎日だ。
  僕の心が汚されれば、僕が作品を作れなくなるって事を、叩き側は一番良く知っている。
  
  ていうか、ディテールの話を言うならば、例えばバストトップを早めに作って写真にしてしまうとか、手っ取り早くリアルには見える。ただそうじゃない作り方もある。
  彫刻家のジャコメッティが「鼻ができない」と言っていたってのは、鼻を作るまでにやらなきゃならない事が山ほどある、って意味なわけで。自分の人形で言えばバストトップかもしれない。そこは出来ても写真としてUPしないかもしれないし、その辺は解らない。ものすごく不透明な時代だ。
  変身サイボーグみたいな透明感の好きな自分には、不快な時代だと思う。
  (2010_6/20)


◎ 表情はほぼ完成しました。無表情じゃなくて、少し笑った顔になりました。
  作っている間、自分は表情を全然決めてなかったんですが(それこそ人形まかせ)、結局ぎりぎりの所でアルカイックスマイルになった。すごくかわいいです。気に入ってます。なんとか白人っぽくもなったし。
  ていうか、結局二重まぶたになりました。一重で作ってた間、どうしても決まらなかったので。
  なんていうか、「右目の目じりはここ」「左目の目じりはここ」・・・としたつもりが、気分的に「二重ポイントと目じりポイントのずれ」が左右で生じて、それで決まってくれなかったみたいなんだよね。で、いっそ・・・と思って二重まぶたにしたら一気に問題が解決した・・・と。
  つまり一重まぶたで作る方が難易度が高いって事かもしれません。自分自身が二重まぶたなので、一重まぶたの子が作りづらいってのは事実。いつかリトライだね。もしくはキャスト抜きしてからでもいいや  >一重まぶた。
  ただ、顔の精度が上がった分、ボディーの造型もそれに合わせなきゃならないかも・・・って感じで、あまり人がやろうとしない表現をする予定。このサイズでやる人少ないかもなぁ・・・。
  ちなみに僕は各パーツ別じゃなくて、球体人形として組み上げた状態でゴム糸でつないだまんま造型作業してます。全体の調子を見るにはこれが一番ですが、時間かかり過ぎたり作業中以外の箇所が痛むとか難点もあるので、そろそろパーツごとのつめの作業をする予定ーっ
  ていうか、服(作るつもりなんだよ!!)とかウィッグとか、そろそろ決めなきゃって感じ。いっそキャミソールだけにする?妖精だったら木の葉で作ったような服だよね。
  2000番ペーパーですが、実は微妙に1500番位の方がやりやすいかも。 ←つくづく意味不明。
   (2011_5/1 扱いで)


◎ ていうか、芸術作品っていうのは、木彫なら木彫、大理石なら大理石、粘土なら粘土、っていう感じで、結構一つの作品を単一材料で作らなければならない、っていうのが伝統なんだけど、意外と人形の世界はミクストメディア(複数材料)でいいみたい。原型を粘土ばかりで作っているのも実は↑のルールを意識していたからだったんだけど、結果的にキャストだの何だの使う事になるのなら、あまりこだわらなくていいんだろうか。
  純粋芸術は純粋芸術、商業芸術とは違う、とする考え方。アーティストとクリエイターとは違う。僕はクリエイターっぽい事してる方が「楽しい」けれど、充足感は美術方面やってる方が楽しいんだろうとも思う。自分にとってはどっちでも似たようなものかもしれないけれど。自分が好きになれる作品ができればOK。
  でも「芸術」っていう言葉は、「美術」に比べて、職人芸的な意味合いが高いと思う。ていうか、美術は「美しくなければならない」けれど、芸術はかならずしも美しいものだけを表現するわけではない。僕は美術の方が好きなのかなぁ。「芸術は爆発だ!」も好きなんだけど。
  ていうか、岡本太郎氏は「芸術は美しく(こぎれいで、って意味)あってはならない」と言っていたそうだけれど、僕は美しいもの(も)やっぱり表現してみたいと思う。だって表現しようと思ってできなきゃ単なる実力不足になっちゃうじゃないか。
  恩師の方によるとデザイナーは芸術家ではなく、芸術的な職業だそうだ。僕はやっぱり美術系の中にいたいなぁ、と最近切なく思う。内面表現のある美術系ね。絵でも造型でも写真その他でも。  (2011_4/24)
  (※ ていうか、先生は「彫刻というのはフィギュアと違って表面処理をしないものなんです」と言っていたんで、マン初稿の場合、紙やすりは一回も使わなかったんですが(ていうか芸術は内面の表現であって、外形から攻めないという意味)、今回は自分の趣味的価値観で作っているので、ペーパーを2000番まで使ってますw )


◎ 今の時期は結構粘土が思い通りになる季節なので、結構進行早くなってきた感じ。
  色々手を加えているんだけど、関節球が実はまだ左右非対称だった!って事で
  先に左右対象の関節球を、シリコンでかたどり複製の予定。
  2コ同じ球が出来たら、そこからまた、色々詰めて行けると思う。ていうか最初にやっとけよー(;▽;)。
  足の長さが若干長くなったり短くなったり。腰パーツが若干縦に長くなったり。
  なんかこの人形は「少女」とか言いながら、「自分にとっての少女ってのはキャラクターによる!30歳くらいまで!」・・・って感じで(実際30歳くらいまでは平気で僕は女の子扱いしてるので)、更にサイズ的に22cm位なので、更に年齢不詳の妖精さんっぽくなってる。困った。
  複製を取れたら羽を付けてもいいんだけど、最初から羽つきを予定して作った子ではない。でもサイズがサイズなので、どんどん妖精なみに妖しい顔になってきちゃうわけで・・・
  難点はまつげ。当初予定の作り方ならまつげの問題クリアできたんだけどなぁ。髪はなんとでもなるのに。大体SDジャンルの人も髪は植え込みしないで ウィッグ だから。
  次の人形は多分80cm位?色々作りたい題材はあるんですが。
  題材によって、大きさってやっぱり変わるよなぁ。手と巻尺でなんとなくサイズを割り出して見ると、自分が次に作りたい人形が、平均して60cmから130cm位なんだ、って事は判った。しかし大きすぎるよ。どこに置いて作るんだ?・・・って。
  球体にこだわらない関節の物も作って見ようかな、と思ってます。
  本当はモデルを「この女の子!」ってちゃんと決めて写真とか撮って色々作ってみたい気もします。当分予定は無いけれど、まぁそればっかりは、縁だよな、って。
  同時進行で数体作る方が絶対各パーツ有効利用できたと思う。最初からそうすれば良かったんだよ!!がーん!!
  でも、「こう手を加えると、こういう表現になる」というのが色々と訓練できたので、1体作るだけで数体分位の試行策誤が出来たと思う。それはいい勉強になりました!まだつづく。
    (2011_4/18)





◎ 実はもうほとんど下で作っている人形は出来てきているんだけど、やっぱりもう一息って所が出来てきていないような気がするので(箇所によってはもう二息;)、あと2ヶ月以内に何とかしようと思う。で、その間の写真は見せないようにしようと思います。全部画像UPは作業が終わってからだなぁ・・・
  実際人間の顔としては大体左右対称になって、顔つきとしてももう既に成立しているんだけど、あとは好みの問題っていうかキャラ性っていうか。で、今の段階の顔が結構プレーンな顔だちをしているので、ここで一旦シリコン型を取って、これ以上詰める作業はレジンキャストで作った2次原型で作業していく、位の方がいいかもしれない。
  ちなみにバックショットがめっちゃセクシーです。筋肉度と脂肪度のバランスかなぁ。ほとんど出来てるわけなので、どこかでミスるのが怖い。
  ロングヘアのウィッグつけたら、バックショットのディテール的努力も意味なくなるかもしれないわけですが。
  もろベルメール人形風なだけでは、最初の理想に到っていないって事で・・・でも今後何を作りたいのかも結構見えてきた。自分が作る最初の人形はこうあって欲しい!!って所に到ってないからすったもんだしてたんだけど、「この人形はこういう人形なんだよ!!」に落ち着くのは全然いい事な筈なんだよね。
  その割り切りが上手く行かなかったんだけど、「サイズの小ささで妥協するのは、まぁ仕方ないことなのかも・・・」っていう視力と集中力はとっくに限界なので、その意味での「限界」には妥協しようと思う。次は大きいのを作りたいし、小さいサイズの作業に慣れきってしまったら、次のが作れなくなる。
  とりあえず1体作るのは楽かもしれない。でも指の離れた手首(今はサイボーグ風平手)を作りたいし、それが出来るまで販売分素体にはまわせないかもしれない。
  で、今なんとなく思ってるのは・・・室内だけで作るより、場所を変えて色んなところで作りたいなぁという事。場所によって光線とか色々違うじゃないですか。どこの場所にもそれなりに合う人形を作りたいんだよ。
  正直、とにかく、めっちゃかわいいです。(2011_4/6)






 ◎ 自作球体関節人形の写真の続き(→)。
  「Flower wig」(連作写真その2)というわけで・・・「バラ」
  今年の春咲いたバラは6輪位。相変わらず大きかったです!!
  今回はケープ風ですが・・・ファッションってよく花びらをモチーフにするじゃないですか?
  現状、スキンヘッドなのがベルメール風を意識してるかと言えば若干Yesですが
  何よりとにかくこの子のサイズが小さいから、この写真は撮れるんだよね(^^)!!
  色を塗るとこういう印象のは撮れなくなるかと思いきや、ベルメール人形も多分色は塗られてて
  写真を白黒撮影して着彩している筈・・・ていうか殆どこだわってません。
   ヘアスタイル風と帽子っぽい写真。他にも色々撮ってます。楽しいし♪
    (2010_5/26)

  P.S. 前の写真は これ と これ ね。








  
◎ 今の人形の原型制作が、もう大体できてきたという事で・・・嘘、本当はまだやる事なす事多い。でも髪の毛の「蓑」の部分を自作しないで、最大限某メーカーの市販ウィッグを分解してそれに頼ろうかなと思っているので、昨年末に予想してた完成予定時期よりは早く完成しそうです。
  ・・・嘘。まだまだ時間かかるかも。こればっかりは判らない。ともあれ作り出してから、まる1年経ちました。
  (※なんていうか、天野可淡さんが「解かれたガラスのリボン」の文章で言っているのは、日の光に当てて造型の粗が見えてしまうと良くない、の例えでもあるだろうなと。「美の壷」(谷啓さんから草刈氏に変わっても見てますが)のブリキのおもちゃ回でも言ってたけど、昔のブリキのおもちゃの職人さんは、型を作るのに太陽の光に当ててもまったく粗のないように延々作らされたんだそうです。・・・そこまでじゃなくても直すべき所はまだ多々あって。)
  今の人形で出来る点は試行錯誤でやってみるとしても、小さい球体関節人形っていうのはもうまじでかなり疲れるので、別のサイズを作ろうと思ってます。
  で、問題は球体のサイズ。・・・知らない人は誰もいないと思うけど、恋月姫さんという方は「まず球ありき」で球から全体のサイズを導きだして全体の図面も引かないのだそうです。
  で、自分も実は今の人形は、球からの逆算で作ってたりするので、なんとなくですがその言葉は理解できます。図面も引いてない。立体は立体で考えるのが楽しい。・・・だからおまえは駄目なのだ!と言われてしまえばそれまでですが。作家さんと同じ事いきなりなんて出来るわけない。っていうかそれでもついつい技術的必要十分のチャレンジはしたがるのが自分ではあるけれど。
  で・・・予定としてはいずれ青年男性の球体関節人形も作るつもり。作るとすれば多分1/6サイズになると思いますが。それの原型は、多分今作ってる人形の男性版的雰囲気になると思います。
  1/6っていえば今の究極は間違いなくホットトイズのシュワちゃんやマイケルジャクソンなわけですが。・・・でも、なんていうかホットトイズって生き人形系だよね。自分も生き人形は目指してみたいジャンルではあるんだけど、1/6では自分は無理だろうなぁ。今すぐ青年男性の球体関節人形を作るというモチベーションは自分にはなさそう。
  多分やっぱり次も女の子(※自分にとっては20代以下は女の子です)で、でも次はもう少しバストのある人形か、もしくは全然子供かどちらかだと思うんだけど。
  そこで大問題。ぶっちゃけさっき書いた「自分がピンと来る球体」のサイズというのが、ストレスの反動からか、ガチャポンの玉以上の大きさなのです;
  もしかすると、いきなり80cmサイズとか110cmサイズとか作りだしたりしないものか、自分で自分が空恐ろしくもあります。いや、冗談抜きで。  (2010_3/31)
  
  ( P.S. 右上は昨年中に買っていたかたどり用シリコーンやキャストなど。 →
  かたどり自体は以前やった事があるので出来るんだけど、原型完成しなくちゃ話にならないわけで。この他 こんなの など色々山ほど買い込んでます。なんかやるっきゃない感じx感じ。)
 




◎ ていうか、某名無し掲示板に、僕の作ってる人形の顔が市販型から作ったんだろうというデマが載っていてめっちゃ腹が立った。どさくさにまぎれて「途中経過の写真がないから」なんて嘘をついている。中途写真のUPなら、この辺とか、この辺からしてきてる。彼らがその場しのぎのデマを言うのは相変わらずらしい。
  手首が大きめなのは確かだけど、手首も自作だから。昔から何度も書いてきたじゃん、僕は作れるから、って。最初の写真の手首状態が20分位でできてしまったので、簡単に他も出来るだろうと思ったけれど、他の部位のディテールにこだわってしまって、さりとて最初に作ったパーツに思い入れがあるのでいまだ手首の大きさを変えた再製作をしていないだけ(あの手首のテスト塗装は最初の時点では絵の具と模型カラーの併用。詳しくは書かないが、絵の具と併用してるってだけで特殊な塗りだとは判ると思う)。ともあれ、単にパーツへの思い入れの問題。
  ていうか、どういう人形を目指してるのか、オリンピックの季節の今ならなんとなく判ってもらえると思ってたんだが、萌えフィギュアにしかエロ感じない人には全く判らないらしい。別にエロ目的で作ってるわけじゃないのでどうでもいいですが。大体萌えグラビア体形の少女が格闘漫画でむくつけき男相手にすごい格闘をするという何にも考えてない描写矛盾の漫画やフィギュアしか見てない人々になんだかんだ言われたくない。そこまですごい格闘やってて鼻骨骨折の過去もなさそうな美少女って、有り得ないでしょ普通(爆笑)。
  ・・・ともあれ、ファンドなどの石粉粘土に比べるともろいし、ぬらして造型→乾燥→削り→繰り返し に時間がかかるので遅々としてるけど、それは人それぞれの主義の問題だよね。ビスクにもできないようなサイズの品を作るのに何を時間かけてるんだってのはあるけれど。何はともあれ嘘つきは迷惑。例のイベントのクズ連中とか嬉々としてデマ言ってるんだろうなぁ。「森本は市販型で作ってるんだ」とか「えっそーなのー?♪」とか屑過ぎる。最低。 (2010_2/27)





◎ 自作の球体関節人形、今大体こんな感じです。→ 
  まっ白なので雪のお姫様というか。
  大体最初に予定していた表現は出来たように思います。指先との比較→
  どんな子が出来るかは全然判らなかったですが。
  美しいものは美しい、きれいなものはきれいだ。この子はきれいだと思います。
  別にスキンヘッドのままにする気はなかったんだけど、このままでもいいような気が・・・
     オリンピックは昔は芸術や演劇、文芸部門もあったわけで。
  頑張りたくなっちゃうよね!!
  でも前回と顔は殆ど変わってないですが。ライティングで雰囲気が変わります。
  細かい点で表面処理しなくてはならない部分は多々ありますが・・・
  この写真の段階は知人さんたちにも結構ウケが良いです。 (2010_2_20)







◎ 下の この辺 にも書いたんだけど、高校とか以前から、というか幼稚園や小学校の頃から、「身体性」って事についてはずっと考え続けてきていて(子供の頃は変身ブームだったし、サイボーグには多分他の人よりはまっていたので余計そう思う)、人形とかそっちに走っているのもそういう事なんだけれども・・・なんていうか、あんな夢を見て「自分にとって身体なんて要らないのかもしれないなぁ」と思った後で(神様だって、身体を持つのは人々を導くためとかメッセージを与えるためとか、それだけでは無いよ。それはそれなりに、生活をするとか子供を作るとか家庭を持つとか幸せがあるからだ。つまりは理念と現実とのギブアンドテイクだ)、
  警察署に相談に行ってきて「現実の人間と向き合うべきだよ」とか言われたり、身体ある人間が神に捧げる身体性の祭典とも言えるオリンピックが開催されたり、その努力や結果で選手たちが一喜一憂する純粋さひたむきさ素晴らしさを見たりしていると、やっぱり身体性とか肉体って、大事なものなんだな、そう思わさせられたりする。それも多分タイミングからしてサジェスチョンだ。

◎ その反面、人形作家の恋月姫さんの公式サイトに「Haniel」の写真が載っていて、「Sold Out」と書かれているのを見た瞬間、(誰もがそう思うなんだろうけど)、ああ、彼女も人の物になってしまったかぁ・・・と、ここ数日すごく胸が痛くなったりしてた。
  人形でも人間も、自分の中では同じだったりする時がある。例えば、Haniel人形を人と同じに見なせない人形好きって、一体どれだけいるだろうか?彼女は人間と同じに扱うべきだよね。人でも人形でも、体を持っているという事は、厳然と存在しているって事で、だから、誰かの物になってしまったり、手が届かなくなってしまう時がある。=別れだと思う。
 
 オークションでオモチャを買い逃がすのも極めてミニマムな次元で同じ事が起こっているのだと思うけれども、それとはちょっと違う。人形でも人の世界でも同じ事が起こる。ああ、そういう思いにさせる人形作れる位になれたらいいのかもしれないけれど。

◎ 恋愛でも人形でも、「努力しなくちゃ手に入らないぞ!」などと言われるのは自分は大嫌いだけども。恋愛って特にそうじゃないじゃないですか。女性もそうだよね。恋愛のパワーで人が変わる事はあっても、既にできあがった人(男性)を求めて自らは成長も変化もしないならそれは恋愛じゃ無いから(苗字捨てられない女の子が多いって書いた件にも通じるけれど)。人を変えない恋愛には価値はない。恋愛のパワーを証明しない恋愛に価値は無い。自らが変わらないための恋愛だの結婚だの意味が無いしね。
  ただ、人とも玩具とも出会いの数が多くなり、寂しい思いをしないで済むなら、頑張ってみるっていうのも悪くないのかもしれない。
  でも、僕は絶対に「森本君は努力していない」と言う女の子を絶対に認めない。理由は、他人の努力がいかなるレベルの何の為のものかなんて、他人が判るわけがないからだ。  (2010_2/15)





◎ 今作ってる人形だけど、なんとか1次原型はほぼできたものの・・・って感じ。シリコン型→キャストもしくはレジン抜きは難しくないと思うんだけど、もともと粘土製の球体関節人形として作っていたわけなので、型を取ったらそれぞれ粘土製とキャスト製と同時進行で完成させる予定。で、原型もほぼできたので今度の確定申告には職業欄に美術製作業とか書く予定ではある(フリーなりオク関連と併記予定。自由業と書けばいいだけ?)。予定は未定だけど、昨年分の材料費はちゃんと計上算出してあります。作品が出来ようが邪魔が入って企画倒れになろうが、それは算出(さんしゅつ)る、算出る。
  2ちゃんねる的にはクリエイターは自動的に2類扱いになるそうで、だったら実名書かれてるスレッドを消してくれと頼みづらい、ってのはあって、それでこの8年程創作活動できなかったわけですが・・・。なんていうか2類でも3種でも、僕の場合は変わらず個人名で住所や家族の名前まで晒されて叩かれてるので、いずれにせよ叩き側は犯罪者集団に間違いないって事で。
  で、一応、来月のワンダーフェスティバルには(ディーラーではないけど)出かけてみようかなと思っています。現時点では。今後のワンフェスで人形を売るかどうかは判らないけど(現時点ではやっぱキャストドールできた場合はオークションで販売かなぁと)、一応美術製作は続けるつもりなんで、「現時点」を見る必要はあるでしょう。邪魔しないでねと。
  で、先に書いておきますが、ワンフェスは2月7日ですので、この間叩き側(件のイベントスタッフ等も含む)の誰であっても来訪予告や来訪は誰もしないように。
  ていうかワンフェス云々に限らず今後一切叩きや攻撃意図での来訪予告も来訪もするんじゃないぞと。あとワンフェスに行くとか言うのも不可ね。ミリタリーコスプレは仕事じゃないだろと。しかも金属製模造刀なんて持たれて来られた日には怖くて仕方ないし。前回夏のワンフェスは例の最大規模同人イベントスタッフ(当時)による八王子突撃予告で行けなくなったしね。もより警察にも迷惑かけてしまったし、今回は先に書いておく。
  八王子の僕の家や、警察署や税務署、その他などに(八王子市や多摩地区に出かける、でも当方は予告とみなします)デマを流す目的の来訪予告や来訪などをした場合は、ぶっちゃけ営業妨害として警察も対処しやすい・・・って事らしいので(笑)、その線で了承よろしく。ていうかその辺は1年365日(うるう日込み)変わらないですが。 (美術製作の邪魔だって事でね。 2010_1/30)





◎ 今作ってる自作の球体関節人形だけど(TOPページ参)、なんとかほぼ出来てきた感じ。あとは足首パーツかなぁ。表面処理をどの程度までするかってのはありますが。
  形を詰めていくと、もっとこうした方が・・・って点も出来てくるんだけど、指の離れた手首や腕パーツなどは気になったら新規造形すればいいって事で、この辺でサフェーサー吹いてみる事にしました。
  次はもう1サイズ大きいサイズで作りたいです。作れる事は判ってたけど、ここまで小さいとさすがに疲れる。
  ていうか、やっぱり自分って結構上手いなぁとは思う。これだけ立体造形できるなら、誰かモデルさん欲しいと思うのは当然だよね。作れるわけだから、モデルのいる造形をしたくなったって当然。ていうかその方が明らかに楽だろうし、楽しいだろうし(一面は)。実際絵描きさんや彫刻家の人はそうしてるわけだし、自分も過去はそういう仕事もしたいと思ってたわけで。別にアニメフィギュア作ってるわけじゃないんだから。彫刻手伝いしたり授業でやってた時以前から、そういう事は思ってたけど、やっぱ切実にモデルさんほしいとは思う、ときもある。
  女の子と付き合うのだって、モデルにもなりえない子と付き合っても仕方ないって、そりゃあ思うじゃないですか。性格や内面で考え方やフィーリングが合わなきゃってのはあるけど、こういうのが出来る以上、そこを度外視しろと言われても無理。絵でも立体でも写真でも僕のモデルになるのは嫌だなぁ、って女の子だったら・・・そりゃあ付き合わないよ(爆笑)。
  そういう事にならないように連中が攻撃したり、コスプレイヤーへの信用を失わすのに必死になって住所氏名さらしたデマまいてるのは明らかなんだけど、それでも、と思う、ときもある。こっちが現実にモデルを造形するような事になったら、連中が僕に実力で勝つのはなおの事不可能になる、ってのは彼らも判ってるわけで。逆の逡巡もあるよね。女の子に迷惑かける可能性を考えてきたからモデルとか個撮とか頼まないで来た。そのこっちの感情がわかってるからこそ彼らはデマをまいている。他人の迷惑顧みない自分だったら個撮もモデルも他人に頼んでるって。基地外かあいつら。
  才能があっても、とりまく状況が一致しないってのは苦しい。
  いずれにせよ叩き連中が、僕の職業選択の自由とかまるで考えてないのはよく判る昨今。ていうか基本的人権なんて彼らは考えてないし。考えてたら異常趣味18禁に肩入れしたり人権擁護法案に反対するわけない。
  ・・・ていうか、布使ったコスプレ以外の創作ジャンルは、高い道具を使うの以外、過去殆どやってきたような気がする。コスプレは容姿が重要なポイントをしめるから自分でするのは避けて撮影してきた、ってのもある。そこまで酷い容姿だとも思ってなかったけど・・・この年になると流石にきついよね。(^^);;
  コスプレをいざしようと思った時の年齢的容姿。細かい造形活動をしたいと思った時の視力。 (2009_1/25)
 




◎ 自作の球体関節人形ですが、今大体こんな感じです→ 
  (なんていうか2010年だけに、ちょっと成長したスターチャイルド風?)
  一重バージョンだけど結構かわいくなったと思う。もうすぐシリコン型まで行けます。
  このHPの表現コードは、この人形については同じジオシティーズ内なので、
  人形作家の木立真佐美さんのページ辺りに順ずる予定。
  (もしくは少年ジャンプコミックスや少女コミック辺り?)
  背景の手塚治虫漫画全集は、手塚氏の死後に発刊された「ガラスの城の記録」
  気づいてない人多いけど、実はボトムズのキリコとフィアナの設定の
  原点に近い漫画で、かなりアダルト系な話です。なんとな〜く置いてみた
  「COM」廃刊で「009神々との戦い」同様未完になっているんだけど。(^^);;  (2010_1/18)





◎ 球体関節人形ですが、全然進んでません。ていうか、十ヶ月と十日を目途にするなら、期限はあと1ヶ月先じゃないかと気付いて安心した感じ。2ヶ月プラスで1年でもいいや。変わってないように見えるけど、主に背面と手足中心にやってました。このサイズ(22〜23cm)なので爪が大変なんだよまじで。変な話だけどこれは一番かわいくない角度でのショット。ウィッグ当てるとかなりいい雰囲気になる。人間でもスキンヘッドってかなり変だしね。
  既にまつげまで組み込んでいるドールアイを仕込むと型が取れなくなってしまうので、テストで耳鼻口のある状態をシリコン型になおそうと・・・で、ついでにテストで目を作ってみようとした目が一重状態の写真が右。
  別アングルから見るともっとかわいいんだけど、この状態で顔になんとなく「来ちゃった」よ。まいったな。二重まぶたの子を作るつもりだったんだけどな。別角度からみると、なんか過去知人だったレイヤーの子に似ている・・・(業界だの敵側だのに悲惨な目にあわされた子というか・・・)。
  人形ってのは、離れてしまった人を懐かしんで作るのもありだと自分は思っているんだけど、この子はその予定で作ったものじゃないし・・・。それにしてもいい感じに出来そうなので、これはこれでシリコン型を取ってみる。でも、元予定していた二重顔に戻すのが大変だなぁ。でもとてもかわいい顔になりそうなので、これはこれで満足。逆に身体がもっと精密描写要求される事になりそうなのでどうしたものか。抽象っぽくても良かったんだけど。(2009_12/28)
  (※ やせっぽちなのはそれはそれでいいと思う。なんていうか、人間が立っているのと同じ存在感というか「こんな私みたいな人形でも頑張って立ってます!」的存在感を持てれば成功だと思っていて。でもファンタジックにもしたいし。そういう意味ではこの顔だとまだまだですが、長耳つけるなら後でも出来るし。バストトップとか色々付けるにはまだ先にやる事が山ほどあるよ!!一応判るべき所は判って作ってるよ!という事で。)





◎ しばらく前の人形製作中画像。前と全然変わってないようでかなり変わってるんですが・・・。こういうのは頭の中で何度もシミュレーションするのが楽しい。
  なんかやっと存在感出てきた気が。今後も修正点が山程です。
  髪の毛つけたらかなりの美人さんになるのが判ったので焦らず行きます。肌を肌色にするか、白磁的にするかまだ迷っているのですが、自分は手作りが好きなので、多分お手製感のある人形になるんじゃないかと思う。
  もう少し作業がすすんだら、シリコン型を取っておいた方が、後に同じサイズの粘土製2体目を作る時には役立つんだけどね。その勇気が;
  リカちゃん風にペイントアイにして、耳の造型も簡単に済ますんだとしたら、ここでやすりがけして左右対称にすれば完成だけど、そうじゃないので目標は遠いです・・・。ていうかこういうの作るのって、人間が生まれるのと同じ、十月十日くらいかかって当然だと思って頑張る予定。なんかボトムズの「素体」とかそんな感じかぁ(違う。フィアナみたいな子も作りたいけど、だとすれば全然違った雰囲気だと思う)
  まだスキンヘッドなのですが、なんかパーツ単位で身体を作って、立ち上がって、目鼻ついて、そんでスキンヘッドなので、髪の毛つけたら・・・生き返って尼僧が還俗って感じ???うーむ。僧じゃないよなぁ。
  腹筋の上の方がこんな風になってる女の子なんていないよ!って思う人いるかもしれないけど、確かアフリカの部族を扱った特集で、12〜14歳位の女の子がこんな腹筋してて、すごくスレンダーでかわいかった事を覚えていて、それでこんな感じになってるんだと思う。なんか作りながら完全に国籍がボーダーレス化した人形になりつつあります。これじゃ年齢まで不詳じゃないかと。自分用の人形だから、自分が好きなら無問題だけど。
  国内ジオシティーズでもバストトップ他の描写のある人形制作者の方のサイトはあるので、今後の画像はUPしてもいい筈なのだが、叩かれるのがうっとおしいよね。  (2009_8/19)





   ゴムだけでもこの位のポーズは撮れる(くどい)・・・んですが、
   なんか大人に見えてしまうので、色々と改良中です。
   髪がついたらバランスを取るのが難しくなるかなぁ・・・ 2009_7/24





◎ 自作人形ですが、一応瞳ができました。サイズ比較画像は こちら

  作り方はなんとなく判るだろうという事で解説しませんが、実際にはもっと目のしぼりの所なども繊細に作れはします。
  ただ、ここまで小さいもので繊細にしすぎると、あんまり効果が出なかったりする(虹彩の凹凸なしで作った方がいいのではとすら思う)。
  これでも実際には8コ分モールドを作って、塗装時にかなりはじいて残った3つの内の2コです。いやもっと試してもいいんだけども・・・。
  モールドを作る意味があるかわからないので、今回はこんな感じでとどめてやってみます。
  なんていうか カラコンを見つめる少女 って感じですがw →
  ここから先は顔が完成するまで画像UPしません。グロくなると嫌なので。むしろ髪が大変そうですが。
  一応、オーブン粘土で義眼作るテストもしてみたんですが、このプラパーツが熱に耐えられるか判らないと判ったので・・・一応気合いは入ってるんですが、冒険はもっと大きいサイズの時に、って事で・・・(2009_7/20)
  (ていうか叩きスレで、僕を「Aカップの少女が好きなのか」とか書かれてるけど、自分はAでもDでもLでもKカップでも、好きになったら好き、そういう主義です。意外とCカップが一番苦手かもしれない。だから2〜3体目はバスト大きい人形で、あとは動物、男性と作って行こうと思ってますが、結局予定は未定です。7/24)





◎ 自分の球体関節人形ですが、現在こんな感じです。 フカン写真→
  TOPにUPした写真ではたしか針金が足に入ってるんですが、ゴムひも接続以外に何もなくてもこの位のポーズは取れます。
  ディテール的には前回と変わってるような変わってないような・・・(TOPの写真は不鮮明だけど、実はほぼあの時点で出来てるのです)
  鼻と口は大体こんな感じだけど、リアルとかわいさのバランスってみんな悩んでるんだろうなぁ。今だと大人顔なんだよ・・・; 義眼用の あたり で目を描いてますが、ウケ狙いでゴスっぽくしてみました。完成品はほぼノーメイクの子になる予定です。
  背丈21〜22cmなので、なんというか、虹彩パターンが難しい。
  正面画像だとこんな感じ(画像)。ほとんどありとあらゆるポーズが取れます。
  あご引いてるので頭が大きく見えるけど、素体で図る限りではジャスト6頭身です。年相応ではあるか・・・。
  バランスいいのでトゥシューズ足も作る予定ですが、バレエやってる人(やってた人)がこの足の筋肉を見て嫌だと思うとあれなので、どうしたものか。体脂肪もどの程度つけるか未定です。
  多分表面処理さえすればこのままでもいい、って人はいるんだろうけど、自分用なのでまだちょっと試行錯誤したいです。
  「どんなポーズでも取れる人形」に見合った顔にするのに試行錯誤中ですが、前の抽象的な顔の方が芸術系としては良かったのかなぁと、ちょっと後悔しています。
  一応白人少女を目指してるんだけど、なんか有色人種っぽい頭の形でもあるね。かわいければいいか。どんな子になるのかなぁ、と。  (2009_7/10)

  (追:髪の毛は金髪さん予定って事で、先日ボークス販売の植毛用金髪と、某店の1/6用トヨカロンウィッグを買ってきた。それらを適宜使ったみの作りになりますが、気が遠くなりそうなので深く考えない事にします。





◎ なんかいそいで家の中を片付けなければならないらしく(通路など)。もう大変な思いをしながら片付け作業をやっているわけですが、なんかいきなり母が習っていたアートフラワー関係の箱がやっと出てきました。
  母が習っていた先生の先生がアートフラワーの創始者の飯田深雪さんに当たるらしく、ノートなどを見ていると花や葉の染め方や、おしべめしべの作り方、茎に花を取り付ける間隔までmm単位で書かれてた。
  なんていうかこういうノートってある意味財産だよね。これってすごく勉強になります。電気コテも当時母が作ったおしべめしべも出てきました。当分ドール系ドレスの花レストアには困らないです。オリジナルより良い花がつけられるかもしれません。やる気次第ですが。(2009_6/22)





◎ TOPページのドールの製作関係のページを作ろうと思って、でも一応創作物なので、ページをこのgeocities内か、同人サイトか、どちらに作ろうか・・・国内的にはありふれた球体関節人形でも、国外コードの基準にあわせるとどうしたものか?と悩んでいたんですが、
  このgeocitiesでも検索してみると作家の木立真佐美さんなど、一杯球体関節人形の写真(穏便な人形ヌード含む)などを扱ったサイトはかなりあると判った。アートとして作っている限りは大丈夫そうで良かった(^。^);
  いよいよこのサイトのファイル容量が煮詰まってきたなぁ・・・まだ70%台ですが。(2009_6/11)





◎ TOPページの人形なんだけど、やっぱり背丈が21〜22cmなのでかなり造型的にはしんどいです。物理的に諦めなくちゃならない所も多々あるんですが、それでも時間が経った時にふっと造型表現上の解決法みたいなものに気付いてしまったりして、なんだ今頃気付くかよ!!状態、さぁ部分的にやり直さなきゃ・・・って思ったりもするんですが、
  フィギュアじゃないので各パーツを作り直したりはしない。一度込めた気持ちってのまではデフォルトにしたくないし、現在のパーツについては盛るか削るか最後までやってしまって、別のプロポーションを作れそうなら、その上で別にコンパーチブル用に作るべきでしょう。フィギュア作ってるのではないんだから、などと思い思い。誰でもそうかもね。(2009_6/2)





◎ すぐ下の画像で猟奇だとか思われると不愉快なんで一応書くけど、
  人形を作るのって、作ってる間は、物体からそれが命を持つまでの努力なのであって、言ってみれば、死→生 へのベクトルしかないんだよね。だから楽しいわけ。下の写真の状態も、もう既にTOPページの写真のように組み立てられて立ってるわけだし。
  ふっと思うのは、パーツから、こういうスキンヘッドの素体の状態になって、その内肌に赤みもさして一人前の人形になっていくのは、なんていうか人が死から復活していくみたいだな、って感じで。だから頑張ろうとか思ったりもするんだろうなぁ。なるほど、そう思いながら作ってる人は多いみたいです。(2009_5/25)
  (※2010年追: ていうかベルメールの人形写真集のある方の寄稿文に同じ趣旨のコメントがあってびっくり。でも僕はこの人形を落下で壊したくはないけれど・・・汗)

◎ TOPページの更新どおり、人形を作り始めたわけですが、なんか記録画像のサルベージをしてみた所、3月末くらいから作り始めたらしく、今でほぼ2ケ月。
  右の過程画像が4月10日(まだ本当にシンプルな状態)。ちょっとセバス&シエルっぽいけど、別にあの2人を作ろうとしたわけじゃなくて、最初から右の顔で女の子を作るつもりの予定だった。もっと色々写真はあるけど、多分怖がる人もいると思うのでUPしません。
  自分は一度腕や足を造型してから切る→関節設置、のような作り方が辛くてできないので、パーツごとに作っていってます。整合性を取るのは人によってはしんどいと思うけど、自分的には気持ちが楽なやり方です。時系列で生み出してる気分になれるのはいいよね。SDでも人形でも、縫い跡や欠損のあるカスタマイズをされてるものは、苦手なんだよね。自分は極力そっち系表現はしない方針で行きます。
  実はH方市在住の中学や高校の時も、母がビン人形(ビンに粘土をまきつけて作る人形)の教室に通っていた頃に、造型用粘土が大量に家にあって(母は結構上手かったと思う。)、それで「七色いんこ」のブローチだのなんだの色々作ってました。その時に球体関節の腕だけ作ってみた事があるんだよね。なんとなく作れそうだったけどその時はやめた。粘土を異常に消費しそうだったので。当時は今より入手困難だったから。て事は当時既に千乃氏他のコミックなどで、球体関節人形には興味持っていたんだと思う。起点がサイボーグや正義の味方にあるのは言うまでもないが。それらやマグネモに対するレトロ(原点)として、すごく惹かれるものがあったんだと思う。
  再度作ろうとしたのは89年前後だったけど、その時にもどうしたものかって感じだった。技術的に作れるようになったのは90年代後半だけど、もう上手い作家さんが一杯いるので、自分で作ろうと思いませんでした(^^);;
  多分自分がリカちゃんなどのドールを好きになっている原点は、母親がアートフラワーやビン人形作ってる過程を間近で見てたからって気がします。顔型が意外と着せ替え人形の型に近くて美人さんだったんだよね。一応その辺の作り方はほぼ全部覚えてるし >自分
  彫刻系の造型自体は過去やってたし、個人的に難しい事をやってる気はないんですが、でも肋骨できるまではバストがつけられないわけで、太ももにしても骨に筋肉つけてくような感覚で作ってったので、変に時間をかけてしまった気もする。・・・どんな表現でも思った所に持ってくまでが大変なんだろうし、時間はかかるよね。(2009_5/24)






 


Dexiosuの少女


ということで・・・プチ日記に前から書いていた造型作品というのは
球体関節人形の事だったのでした・・・
ひさしぶりの変身サイボーグUPです。結構かっこよく撮れたので。

きっかけ的には、最初手首だけのつもりで作ってみた所、出来がよくて
それを見ている内になんかその手首が全身作ってほしいと言ってる気がして、
ひじまで、肩まで、胴体、頭、逆の腕、足、と、逆算で作った感じです。
実はこの写真までサイボーグと並べてませんでした。結果的に
大体身長が21〜22cm。リカちゃんや少年と同じになりびっくり。
ここまでは一切リカちゃんやサイボーグと比較して作ってません。
内面から出てくるものと美術解剖図や写真などに依存してるだけですが
結局自分の身体に、そのスケールが子供の時から刻みこまれているんだと判った。
接続はゴム。このサイズでゴム接続の球体関節人形少女は、希少だと思います。

球体関節人形に対する思い入れを遡ると、かなり深い文章になるわけですが
それは後でページにした時に書きます。人形全般に対する思い入れ自体と密接だし。
でも、この球体関節人形は、別にサイボーグにする気はなく、
あらゆる意味での自分のパートナーとして作ってます。
前衛としてなら今の状態とさして変わらなくてもいいかもしれないし
デッサン人形としてなら充分現在でも用途は果たしてくれてるので、
キャストやレジン化で売る予定は全くないですが、2作目以降を作る都合上
型は取れる状態まで持ってきたくて、それが一苦労って感じです。
とはいえ、ここまで大体2ケ月って感じですが。時間計ってないや・・・
で、多分印象的にサイボーグと並列できるのはこの状態がラストかもしれません。

型を取って複数作って販売するとしても、自分にとってのパートナーを、
例え複製でも男に好き勝手されたくないので、購入者は女性限定とかにしたいです。
ある意味人間たちに絶望してるから、「彼女」を作っているのは間違いないよね(^^);;
・・・次の作品も何となくもう決まってはいるんですが、
ともあれ、多分この種の人形は一生作って行きそうです。
現実の女性をモデルにして作る事もその内あると思いますが、この子は別格です。
つくづく・・・経済力に無縁な作り手なんだなと思います。て事で一応(;▽;)

(2009_5/24)

Change Changeable Changest!!



◎ ずーっと作ってる造形物なんですが、だいぶ形はできてきました。今回は可能な限り左右対称にしなくちゃならないので難しい。サンディング全然してないけど、後あと考えて型取りしようかなと思ってますが、そこまでこぎつく前にやる事なす事多すぎです(だうー 2009_5/12)



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