ファンシー&キャラ系
 

 70年代のファンシー&キャラクター中心に紹介していきます。
懐かし系もちょっとずつ。


こちらに「タカラ・ポーズロック」を掲載しています。
 
 
 

母をたずねて三千里 アメデオのマスコットクリップ(茶) (スズセイ・1970年代放送当時品)

世界名作劇場シリーズ「母をたずねて三千里」のアメデオのクリップ人形です。
みんな知ってる高畑・宮崎アニメ。作品の中ではコメディキャラとして登場しました。
ていうかコメディキャラというか、主人公のかわいいペットのはずなんだけど、
こいつのおかげでマルコがピンチになる事も多し。逆に助けてもらえることもあったりしましたが・・・
実はアニメオリジナルのキャラクターで、原作には出てきません。子供の頃原作読みながら
アメデオって原作にはいなかったんだ!と気付いて、びっくりしてました。

中古イベント入手ですがタグ付きでほぼ新品と言っていいと思います。背中をつまむと手が開いて何でもはさめる。
あれっ?と思った人いると思うけど。アメデオは作品中では毛並みが白く、肌が茶色なので、
完全にこのアメデオは肌と毛のカラーリングが逆転しています。
確かこれは放送当時の発売だったんですが、実は当時から2色発売だったんですね・・・
だからタグがないと「これってニセモノじゃん!!」と扱われてしまうような品だったりします。
そんなわけで、パチモノじゃないよー、って事で更新です。紙タグにも「類似品にご注意ください」と書かれてる(^^);
タグの裏側の言葉がしゃれてます。要約するとカバンや洋服にも、車やお部屋のインテリアにも!!って事らしい。
(この人形には元々リボンタグが無いので、紙タグをなくすと偽物と勘違いしがちです。注意!!)

母をたずねて三千里のクオレ内原作は結構小品なので、年間アニメにするには全然文字数が足らないです。
子供の頃はすごく見るのがしんどいアニメでした。理由は、途中頃に原作を読んだからで。
ものすごくアニメスタッフによってマルコの苦労が水増しされたと気付いたあたりからかなぁ・・・
「そんなにマルコに苦労させなくてもいいのに・・・」って思っちゃったわけですね;オープニングのロバとか全然出てこないし。
(事実終盤にちらっとでてきて「ばあさん」ロバはすぐ逝ってしまうんだが・・・)
大人になってからは途中の話にアニメスタッフの言いたいテーマも見えてきたりして、
「ちゃんとお母さんには会えてハッピーエンドになるんだし・・・」と、毎話楽しみに再放送を見るようになりました・・・
アメデオもなー・・・子供の頃は見ててイラっと来る時もあったんだけど。こうしてクリップ人形になるとかわいいなー・・・;(2016_3/24 5:59)



太陽の塔 と 銀の太陽の塔 (ソフビ)

誰もが知ってる大阪万博(EXPO'70)のシンボルタワー、太陽の塔です。
岡本太郎氏の代表的芸術作品です。中央の顔は現在、上部の顔は未来、
裏の顔は過去を表しているそうです。自分には妊婦のように見えたりもするわけですが。
万博のテーマは「人類の進歩と調和」でしたが、太陽の塔はそのコンセプト自体に挑戦するものとして作られました。
いわば科学文明と国家のカテゴライズ思考そのものに対する批判です。
中の空洞空間には生命の樹という造形物も作られ、下から上にアメーバから両生類、
恐竜、哺乳類鳥類、人類という進化系統樹を見て登っていくと展望台に出れる仕組みになってましたが、
今は展望台も、両脇にあった「母の塔」「青春の塔」もありません。
そのソフビという事で美術館(東京国立近代美術館のミュージアムショップなど)で販売されたようです。
記名などの刻印はなく、台座もないみたいです
珍しいのは銀の太陽の塔も売られたって事で・・・これはこれでいい感じだと思います。
銀色なのでなんとなくウルトラマンっぽい。(銀色は手放してしまいましたが)
太陽の塔の中央の顔は、岡本太郎氏がその後も「太陽のグラス」などで何度もモチーフとして使ってます。

ちなみにwikiで円谷プロが「生命の樹」の模型製作を行ったというのは間違いで、
当時円谷プロに依頼をしたんだけど、どうしても見積もりが出てこない、それで成田先生にチェックが回ってきて
それで代わりに成田氏が乃村工藝社と組んで作ったというのが正しいです。円谷英二氏は怒ったそうだけど、
こういう美術製作で、当時見積もりを出せた成田氏がいなくなっちゃったんだから仕方なかったとの事。
なぜか太陽の塔の中の生命の樹を報じる時には「円谷プロのスタッフ(デザイナー)」と何度もアナウンスされるんだけど、
成田氏にチェック回ってくる時には既に成田氏退社してた筈だし、元々成田氏は
二科展の彫刻家で、ディスプレイの仕事もできるわけなので・・・(東京ディズニーランドのカリブの海賊の初代美術監督とか)。
で、多分生命の樹の決定稿や図面、恐竜や生物のデザインなども成田氏がやってる筈なんだけども。
その辺異論反論あるサイトがあったら、検索してみようかなと思ってます。
ていうか成田氏の著作に結構その辺書かれてるんだが。

それはともかく僕は子供の頃兵庫に住んでて万博には行ってるそうなんだけど、
両親が言うにはちっちゃかったので万博の階段(!)、あれを必死に登ったり降りたりしていたそうです(笑)
ロボットとか好きなので印象は残ってるか知らないけど、どちらかというと
万博のパンフというか分厚い図録を幼児期〜小学生で必死に見てた方が、万博の印象として強いかもしれないです。
時折、名神高速道路を走る時にはいつも記念公園の太陽の塔を眺めるのが楽しみで、
そういう意味では太陽の塔は、自分の子供の頃、何度も通りすがりに見てるわけですが。

ていうか、映画「キカイダー」、公開されたけど、
やっぱり、キカイダーの顔って、結構太陽の塔の「現在の顔」から来てるんだろうね。(頭の段差とか)
博士の名前が光明寺っていうのも、その辺からなのか・・・なんか塔の内部もまた公開されるみたいだし。
太陽の塔はこれからも魅力あるモニュメントとして残っていくと思います。タイムリーかなって事で。(2014_5/27)






スピロデザイン・タカラ(デニスフィッシャー)

昭和40年代の子供ならみんな知ってるスピロデザインです。
みんな知っていても、誰もが持ってたってわけではないですが。前から欲しかった!!
スピロデザインは、元はスピログラフと言います。1966年に販売開始されました。
それをタカラが輸入販売!!すごいです。
本体の中にランダムに歯車のついた丸いパーツをはめこんで、その穴にボールペンや鉛筆をさし、
その下に紙をしいて、ペン先でぐるぐる回すようになぞっていくと、あら不思議?!
ステキな幾何学模様がたくさん描ける、ってアイテムです(「スピロ」はスパイラルから)。
色々な円周のパーツと、色々な穴によって、ものすごい種類のキレイな模様が描ける!!すごい玩具です。



付属には青と赤のボールペンが付いています。サンプルの絵柄もカラフル!!
当時これを買ってグラフィック方面に目覚めた人もいるんじゃないでしょうか?
児童玩具としては極めて高度な玩具です。色々なバージョンあり。

自分がこれを買ったのはコレクションというより、昭和イメージのパターンって
僕は「スピロデザイン」のパターンも含まれると思ってて、それで1個研究用に欲しかった。
だからこれは開けちゃう予定なんですが、これだけキレイに梱包されているのを見ると、うー開けづらい・・・!
使ってなんぼだろうに、やっぱりもったいない気がする。
今では100円ショップでも売っているんですが、本式のも欲しかったので・・・
この玩具は、先の長いボールペンや細く削った鉛筆じゃないと描くのが難しいらしいので、
使うとしても、そういう筆記用具をみつくろってからになるかも。



遊び方説明書です。で、このアイテムを発明したのは、
イギリス人のデニスフィッシャーという方で、デニスフィッシャートイの創始者です。
説明書に LICENCED BY DENYS FISHER TOYS と書かれてます。
つまり、変身サイボーグファンはもう気付いたと思いますが、
イギリス版変身サイボーグ(少年サイズ)は、タカラのスピロデザイン販売の縁から
イギリスのデニスフィッシャートイが作ったモノだったのでした(笑)。
(これは結構前から知ってたんで、早く紹介したかったんだけどなぁ、現物持ってなかったしー)
スピロデザインの模様ってサイボーグのサイクロンマークのようなイメージあるし、
サイボーグ玩具には合う気がしますねー!!
Denys fisher Toysは、英国版サイボーグの他、600万ドルの男やバイオニックジェミー、
スターウォーズ玩具などの販売もしていました。イギリスキャラトイを語る上で欠かせません。(2014_4/5)






スメルドール (メーカー・年代不明。6〜70年代?)

スメルドールです。結構珍しいかもしれません。
いわゆるポーズ人形なのですが、花かごのフタを取って、中に香料を入れる事で、
お部屋の芳香剤になるというものです。ポーズ人形の中なら目立たないという事なんだろうか?
サイズは小さめで、吸盤で壁などにくっつく形になってるんですが、
ポーズ人形としても色々手が込んでいて、よく手作りされてます。
香料のラベルに「SPICERY」と書かれているので、結構オトナな スパイシー な香りがするのかもしれませんが
あまりに年代ものなので、香料の香り自体は嗅いでいません。
ていうか「スメル」って、あれな掲示板では「香ばしいスメル」とかいう慣用句もあったりで
なんかあんまりいい印象ないんだけど、当時は「スメル」で普通に好印象だったのか??謎。
入手は結構前。今実はヤフオクに出品しているんですが、ここで紹介しないのももったいないので、
とりあえず持ってる内に紹介してみました(^^); かわいい事はかわいいです。(2013_11/11)




ローラちゃん・コーセー化粧品のお人形 (セキグチ製・1971年〜)

昭和41年に販売されたローラちゃんというお人形のシリーズです。
後にコーセー化粧品の販促にも使われるようになったソフビのお人形です。
ぱっと見、男の子か女の子か解らないけど、多分女の子。
金髪に褐色の肌がきれいで、とてもカワイイ!!♪
花を持ってるのがいかにも平和主義でフラワーチルドレン風。おしゃれです。
コーセー化粧品扱ってたカウンターなどで、自分も覚えてる位なので見覚えある人多いと思います。
コーセー化粧品と何度も書いてますが、正確には小林コーセーの一ブランドだったらしい。
比較的小さいタイプです。このサイズは3種あるらしいです。
某イベントにて購入。店頭用の大きいサイズのもあったんだけど、
身体のあちこちにマジック書きがあって断念してしまった・・・ごめんねー(^^);
譲ってくれた人はコーセーの店頭展示or販促品だと言ってたけど、販売もされてたらしい。
(販売されてたのが下の立ちポーズの物?その辺解らないんですが。
コーセー販促に使われてたこのサイズだと、他に花の色違いがあったらしい。)


底に刻印あります。キッシング人形にしてもこういうドールはセキグチは強い!!
コーセーが販促に使ってたのは、おそらくこの後70年代の時期です。
コーセーでは70年代に夏用リキッドファンデーションのサマード、パウダーファンデーションのフィットオン、
79年にも2WAYケーキが発売されてます。夏のファンデーションはコーセーって感じだったので、
日焼けする夏のファンデーションケーキって、やっぱり70年代からだよね!!
というか、やっぱり金髪に褐色の肌って、南太平洋とか常夏の国のイメージなんだろうけど、
そういう子たちが生まれたのはやっぱりあの戦争後だし、70年代って事は2世代目っぽい。
やっぱり平和というか、Love&Peaceってテーマがあるんだなぁと思います。

それにしてもぽっこりおなかが可愛いなぁ・・・子供だからだよね!うぅ・・・(;▽;)

(2013/5_24  6/19 メーカーに問い合わせて詳しい発売時期わかりました。感謝です。)



別サイズの着衣版。頭の大きさが違います。頭と両手が動きます。
どうもこのお人形はローラちゃんと言われているらしく、単品販売もされたみたいです。
でもコーセーの店頭にあったのは間違いないので・・・一種のタイアップみたいなものだったのだろうか?
顔つきは基本的にキューピーちゃんです。上のとはまつ毛の描き方が違いますね。
ローラちゃんが出来たのは、ピチピチリカちゃんが販売されたのと同じ頃。
各社一斉に日焼け肌の人形を出してたんだなぁ、と。
髪の毛にはリボンが付いてたみたいです。僕のは2つともリボン欠品です。



レオンチョコレートのレオンちゃん? (モロゾフ・1970年代)

これも昭和40年代だか50年代当時に、洋菓子店モロゾフで売られてたチョコレートの容器みたいです。
このライオンみたいなのが店頭にあった気もするし、その辺が記憶あいまいなのですが。
モロゾフのチョコレート好きなんですよー!♪自分男なのでなかなか自分では買いに行かないけど・・・
ブロー成型製で、真っ赤。検索しても詳しい素性解りませんでしたが、
多分このレオンチョコレートは、銀座モロゾフが三越内に出店しているので(相当前からなのか?)
それで銀座三越前のライオン像(写真・昨年撮影)にあやかって、ライオンのチョコレートを作ったんだと思います。
要するに「銀座に行って来たよー♪」っと、おみやげ品にも使えたのかな。
(ていうかこのチョコってライオンの立体してたっけ?名前だけだっけ?)
で、その容器がこのアイテムです。箱と中身とイメージ違いすぎるのが衝撃(笑)
ていうか口元のひげ穴だの、後ろ姿から見たわき腹だの、大迫力(笑)
箱に入れるとこんな感じにプラタグが箱の表に出てライオンの尻尾風。(画像)
タグのUPはこんな感じです。(画像)
(ていうか、タグは箱側に本来付いていて、写真では底にある容器のフタにはさんでるだけです)

でもなんとなく、地方(埼玉に住んでた頃?解らない)のモロゾフの店頭にあった気もするなぁ。
モロゾフは銀座の香り、だったのだろうか?元々神戸市のお菓子メーカーなんだけどね。

モロゾフといえばプリンが有名で、wikiにまで書かれてる程、
「使い終わった後のガラスの器がコップの代用品にされる事で有名」なんですが、
ご他聞に漏れずウチにもモロゾフのコップがあるよ・・・すっごく頑丈!(笑;)
なんかプリンとかチョコレートとかまた食べたくなって来ました。
髪型はボサると結構ライオンっぽいけど、やせないなぁ、自分・・・。

(2013_6/6)








悪魔の子・赤眼のグー パンフレット (劇団ピッカリ座・A・L・C・A)

「妖怪人間ベム」が、NTV系で始まりました。で、ハロウィンって事で、知ってる人少ないけど、
ミュージカル「悪魔の子(ディムシャム・チキポン)赤眼のグー」のパンフレットです。
「赤眼のグー」は劇団ピッカリ座のぬいぐるみ(着ぐるみ)人形劇です。悪魔大王の子供グーちゃんが、
母をたずねて悪魔の国を飛び出して善悪の心を知って自らの居場所を見つける、という舞台劇です。
パンフ下のチケットイラストはピッカリ君。宇宙人の子供です。後にデザイン変更されて
かわいくなりますが、ピッカリ座のマスコットキャラです。

「立体アニメーション劇場、スペクタクルとファンタジーのぬいぐるみ人形ミュージカル」
とチケットにあるけど、そんな感じ。ピッカリ座は「おんぶおばけ」の公演もしていた記憶があります、確か。



パンフレット(表紙と下の画像)にもありますが、作・演出は「妖怪人間ベム」の脚本の足立明氏です。マルCはベムのA・L・C・A
「この”赤眼のグー”の原作は色々と手を加えられ、改訂され、妖怪人間ベムという作品で放映されました」とあり
つまり、この赤眼のグーという作品が、「妖怪人間ベム」の原作もしくは兄弟という事になるみたいです。
(この公演自体は70年代中盤のものなのですが、原作自体はベムより先行してあったようです)
とてもいい、なんていうかヨーロッパの童話のような作品です。ミュージカルなのでウエストサイド物語のような所はある。

実はこのピッカリ座の公演は、父が勤めていた会社でファミリークリスマス企画されたもので、
「竜の森」など毎年1回ずつ、都合数回公演されてました。父が千葉に勤めていた支社の取引先にピッカリ座の人がいて
そこから毎年の公演の話になっていったようです。父がほとんどのチケットを配った回もあったようですが、
赤眼のグーについては、埼玉にウチはすでに引っ越していたので、父がチケット配った量も少なかったかもしれない。
ていうか、父、結構時によって言う事違うんだよなぁ、もう年だから・・・(^^);;



グーちゃんはこんな感じ。他のキャラクターはほぼ動物さんばかりなのですが
結構、青い猫的容姿で赤眼というだけで、異質感はあったのかもしれない。
イラストのディムシャム大王の衣がなんとなくイヌカレー・・・(笑)

ていうか、青い猫で赤い眼というイメージが、タカラサイボーグの宇宙人ゾーンやゼロスともだぶるよね。
宇宙人ゾーンとかは体形や指の感じが妖怪人間ベムとだぶるので、イメージの元にはなってるのかもしれません。

ピッカリ座人形劇はスターダムシステムで、他の作品にも登場したキャラクターが再登場したりします。
バブバブじいさんや、アイアムプルパイなどもそうなのですが、80年代以降も同じで、
「白雪姫と七人の小人」などのリカちゃん主演人形劇でも(顔は2代目と3代目リカ。ビデオも出てる)、
リカちゃんもある意味スターダムシステム的使い方をされています。

グーちゃんも話の中盤まで街でつまはじきですが、その後色々と衝撃的展開が続いて、
ラストの大団円につながります。テレビの妖怪人間ベムもそうなってくれる事を期待しますが。
それにしても今回のベム・ベラ・ベロと北村氏の刑事・・・演技うますぎる!!(;▽;)
べムのアレンジも柄本氏がいるので許せる範囲。かっこいいし。ベラの杏が似合い過ぎ、ベロかわいすぎ!!・・・
小林清志氏のナレーションも◎!凄いです。演出的にも◎
思うけど、2話のラストで高校生の子が歌う所なんか、ミュージカル的演出に近いのかもなぁ、本来。
若い子の心にも訴えかけるセリフや内容など、ベムもグーも通底してるかもしれない。
ていうかいきなり1話から泣きながら見てます。最後まで見ていくつもりです。期待!!

で、いつか「赤眼のグー」も再上演されてくれることを、期待しています(^^)!♪
(2011_10/30)


 
 
ダッコちゃん・メイクあり(年代不明タカラ?)

  ほっぺたにメイクのあるダッコちゃんです。意外と色々な種類が出ているらしいです。
  ダッコちゃんはもともとウィンキー(「木のぼりウィンキー」「黒ん坊ブラちゃん」)と言って、人の腕やものにつかまれるのが売りのビニール人形でした。その後商品が大ヒットする中でダッコちゃんという名称に変わったそうです。発売当時はまだ佐藤ビニール工業所が宝ビニール工業所に名称変更したばかりの頃です。元々タカラはビニール玩具から発展した会社。ウィンクするからウィンキー。目は「レーキュラー印刷」のシールプレート。角度を変えると別々の絵柄が見える、あれです。
  ヒット後は芸能人がダッコちゃんと一緒に撮った写真なども、新聞記事などに多く掲載されていました。ビニール玩具はこの後動物シリーズなどがヒット。その後会社名がタカラになった時にダッコちゃんがシンボルマークになり、僕らの懐かしい70年代タカラは全てこのシンボルマーク。燦然と輝いていました。その後80年代末の黒人差別反対運動(カルピスなどの黒人キャラクターやちびくろサンボの教科書掲載もこの時で廃止された)まで、会社のシンボルマークであり続けました。その頃まで販売もしていたようです。
  で、ダッコちゃんは発売以後色々なバリエーションカラーが生み出されたのですが、これはその中のほっぺたにメイクをしているダッコちゃんです。いつの時期だかわかりません。まつ毛の書き方が違うのでパチもの(海賊版)かもしれませんが・・・現地人風?サッカーのサポーター?いまいちわかりません。ていうか国旗で、似た国旗が見当たらない。でもトライバルな印象がありますね。空気が抜けていなかったので買いました。
  この玩具趣味サイトはどちらかというとタカラ系を主に扱っていますが(子供の頃ポピー系は弟の専門だったので)、ダッコちゃんは自分はあまり持っていません。理由はダッコちゃんが空気ビニール玩具のため、デッドストックじゃない一度膨らまされたものに口をつけるのになんとなくためらいがあって、でもデッドストックは高くてなかなか購入できなかったからです。
  そういえば自分、90年代末のサイボーグブーム期に、商品案としてサイボーグダッコちゃんというのを考えて送ったりもしたのですが・・・内部にメカニックを入れたダッコちゃん。でも、ダッコちゃんはやっぱり生身だからいいんだろうとは思います。今にして思うと顰蹙ですね。
  ただ、肌色が黒じゃなければダッコちゃんをもう一度売れるかも、ということ自体は案外間違っていなかったようで、2001年にだっこちゃんは架空のキャラクターとして復活します。21世紀っぽくてかわいかったよね。なんだかんだいいつつ、自分は2001年版のだっこちゃんも好きです。今からでも集めてみようかな、大変そうだけども♪ >ダッコちゃん  (2009_2/28)
 
 
 

 
 
チビラくん・ポチポチのミニソフビ(70年ブルマァク)

 「チビラくん」に登場した飼い犬怪獣、ポチポチのソフビ人形です。未開封新品です。
 チビラくんというのは、70年に放送開始した円谷プロの特撮帯番組で、週六回月〜土曜日の朝8時台に放送されていました。カイジュウ星の快獣町に住むチビラくんやガキンコたちとその家族による、ナンセンスホームコメディーです。昔は朝は子供たちの番組の時間だった。いいなぁ・・・
 タグに大きく描かれてるのがチビラくん。要するに登場人物はみんな着ぐるみ(初期のみ人間の女の子が出演していました)。裏はこんな感じ
 チビラくんの舞台がカイジュウ星と書きましたが、実際のロケは郊外の道や林の中だったり、チビラくんの家自体があのセブンのスペル星人の回で有名な百窓の家(百目ビル)だったりするのでかなりシュールです。チビラくんのパパ=パパゴンは発明家なのでいわゆる怪獣がわるさをする番組ではないんですね。どちらかというと快獣ブースカの後続の番組的にとらえる方がいいと思います。地球とよく似た星で子供がわんぱくに遊ぶノリ。SFチックなシーンもあるのですが。
 子供の頃、父の実家に帰省すると何故だか知らないけどチビラくんの再放送がかかっていて、結構おもしろく見てました♪ チビラママのママゴンがなんか色っぽいのです(^▽^);;
 で、このポチポチ・・・おなかのポケットに色々な小物を携帯しているドラえもんのようなキャラです。チビラくんの開始が70年3月で、ドラえもん開始が69年なので、影響はあるのかな。チビラくんの声は女性だと思い込んでいたけど、見直してみると女性なのは友達のガキンコの方で、チビラくんの声は雷門ケン坊さん担当でした。ゴルバ役はポワロの熊倉一雄さん。ガキンコ役は水森亜土さん(笑)
 このソフビは結構かわいいと思って衝動買いしたのですが、既にショップに手放してしまいました。なんでかというと、ネットで他のチビラくんの家族の価格をみたんですが、同じミニソフビで中古のチビラくんとこのポチポチの同ソフビが、一緒に10万円とかで売られてたわけです)(汗
 僕がこのポチポチを買った値段は1万円前後で、手放した値もその位だったのですが・・・。つまり、ポチポチとチビラくんの価格が極端に違うんです。仮にネットの適価が2万円強として、ポチポチの中古は1万とする。そうすると、チビラくんは9万円ってことになるじゃないですか!(@@)
 そうなるともう全然僕にはどうにもならない世界になってしまうわけで・・・あえなく僕のコレクション願望は挫折してしまったわけです(かはぁ
 やっぱり自分はルーズ派だから、買うなら遊べるのをどこかで買いたいし。円谷ソフビに復刻もあるけど、自分で作っちゃうのもいいかもしれない。それくらいの意欲はわかせる楽しい番組でした♪
 (2009_1_31)
 
 
 

 
 
ダリヤ子供シャンプー・新ウルトラマン、おんぶおばけ(70年代)

 僕が子供の頃のダリヤの子供シャンプーです!今でもこの手のシャンプーボトルは多いと思うのですが、70年代が多分最盛期だったと思います。
 子供向けのシャンプーという事で多分低刺激で目に入ってもしみにくかったりしました。今は大人向けも低刺激が多いですが(^^);
 多分放送当時ものです。帰ってきたウルトラマンなんか当時のソフビよりも造型が魅力的かもしれません。ものすごくいい顔をしていて、ボディラインがスーツアクターのきくち英一さんぽかったりします。
 で、「おんぶおばけ」!!知らない人は全然知らないと思うのですが、「フクちゃん」などで有名な横山隆一さんの漫画のアニメ化で、僕の幼児期放送されてました。後の「まんが日本昔話」のひな型になったらしいアニメです。おんぶしてもらいたくて仕方ないおばけの「おんぶー」とおじいと村の子供たちの物語。ネタが続くのかと思いきや1年間も放送されてた。覚えてるわけだ。・・・個人的にすごく思い入れがあってつい買ってしまいました。おんぶーの立体は少ないです。
 「おんぶ〜」映像はどこかで見れるかな・・・と思ったらYoutubeでオープニングだけ流れてます。・・・なんというかすさまじくテンション高いです。ハニーの前川陽子さんの歌です!♪
 特撮ヒーローアニメソングというか、激しさがまるでパンクです(グラムロック?)。楽しいので検索を。DVD出てるんだろうか・・・いいアニメなんだけどなぁ。
 ヘッドの規格は同じかなと思って入れ替えてみた写真がこちら!全然径が違いますがそれにしても・・・特にウルトラマン頭でこの胴体だと、まるでオーパーツの恐竜土偶のようです(笑) インパクト絶大!!
 お金が必要で新マンは出品中・・・でもやっぱ売れなくてもいいか?もったいないしー; (2008_11_6)
 
 
 

 
 
牧美也子先生イラストのサマーバッグ(70年代?)

 初代リカちゃんのデザイナーの牧美也子先生イラストの、ビニール製バッグです(^^) 

 都内有名店で入手。海水浴やプールなど、水辺に出かける時の女の子用バッグです。牧美也子さんは松本零士夫人でもあります。イラストキレイです!瞳きらきらで花一杯。青いロゴもゆらゆら。かわいい。さすが70年代です。
 と書いてはみたものの、本当に70年代かはちょっと不明。多分そうだと思うけど。

 有名イラストレーターさんがグッズのために書き下ろしたアイテムが主流だったんですが、当時の女の子グッズには牧美也子さんや高橋真琴さんなどの、きれいなイラストが色々入っていました。今は大体各作品単位でのタイアップになってるので版権もややこしくなってるし、作家さん自身の書き下ろしは珍しいと思います。それだけ当時はイラスト描く人の側が、子供を大事にしてたんだろうなぁと。
 いわゆる振り向きポーズなんですが、とにかくかわいい。白い服の女の子って清楚感があっていいよね。小学生でも清楚とかそういう女の子らしさを大事にしていたのが時代です。今はその手の美徳ってなかなか・・・(元気一杯な女の子は、僕は全然OKで逆に好きな位ですが、清楚とかしとやかとかの淑女性を大事にしてる子をスポイルする文化は、よくないかもしれない)

 判ると思うけど、本当は人ってこんなに振り向きません。いわゆるマンガならではの別角度が同存している描写(一種のシンクロナイゼーションです)。自分なんかはこういう描写でも慣れてるんですが、頭の固い今の子は?と思うかもしれない。

 別に入れるのは水着や水浴グッズだけじゃなくて、人形でも構わないはずなので、このバッグにリカちゃんを入れて遊びに行った女の子も多いんじゃないかと思います。
 海は別として、遊べる川辺は随分少なくなったよね・・・  最近は中にピチピチリカちゃんを入れて飾ったりしています♪  (2008_7_4)
 
 
 

フランダースの犬のピカエ

   ダリヤのピカエです。当時女の子がみんな一度はチャレンジしていた品です。
 色々なテレビ番組の絵柄の物が発売されていました。一種のはり絵で、きれいなピカ糸をカラーで印刷の絵をよく見ながら、原画に貼っていくというものです。(裏面。解説が主)

 フランダースの犬は自分も子供の頃よく見てました。多分ほぼ全話見てたと思います。かなり好きなアニメです。結構ネロには共感してしまう所があるので。90年代のリバイバル劇場版も見に行きました。

 最終回もすごいと思います。ネロとパトラッシュの旅は、ほとんど人の世の極北とも言えるんだけど・・・描き方が美しいので、ちゃんと名作になってると思います。ただ綺麗な心を持ってる主人公が不幸になっていくだけって話だと、きっとみんなその時だけは泣けるんだろうけど、それ以上残りえないと思うんだよね。

 ただ、子供時代の自分の場合、最終回は泣くというよりも真剣に見てたって気がします。テーマ性強く感じたのかもしれません。この絵ではみんなほのぼのしてたりするけど。ネロもアロアもパトラッシュもかわいい。

 一種モールアートに近いものもあって、楽しそうなのですが、デッドストックで手に入れてしまうと、自分で組みたてるのもまたもったいないという気がするので、このままにしてあります。(いや、失敗するかもという話が・・・)


 


 

 
ハッチのミツバチの女王様のポーズ人形?

   入手自体は数年前です。拝島の某アンティークショップ(現在はネット売り中心になっている)で手に入れました。

 ポーズ人形というよりは、全身がモールでできているので、モール人形と言った方が正しいかもしれません。顔の表情がとてもきれいです。
 また、身体が黒地に黄色系のモールをまかれていて、触覚があり、羽のようなものがある所から、多分ミツバチの女王様じゃないか、という印象があります。結構痛みはあるんですが。

 買った理由は個人的記憶で、70年代のタツノコアニメに「みなしごハッチ」って作品があったのですが、そのアニメの第何話かのラストに、ある人形作家さんが、ハッチのお母さんをイメージして作った人形をプレゼントします、というTVプレゼントがあって、もしかしたらそれなんじゃないか?と思って、買ってしまった感じです。(放送当時は僕は千葉在住でした。幼稚園時です)
 このプレゼント自体覚えている人がいるかいないかだと思うんですが・・・何体プレゼントされたかって事も、幼稚園時なので覚えていません(ン十体位の筈)。ただ、製作者の名前がTVで紹介されてたって事は覚えています。結構有名な方だったのかもしれない。

 で、これかも・・・と思って購入したんですが、いかんせんモールなので、もしかしたら違うかなぁ、とも思ったり。
 購入の帰路で立ち寄った古物店の人によると、こういうモール人形やポーズ人形は「エンゼル」というのだそうで、昭和30年代ごろにはよく作られていたのだそうです。なので、ハッチのプレゼント告知があったのなら、それを見た人が真似して作ったんじゃないかという意見でした。
 ただ、やっぱり自分としては本物かも・・・って思いを捨てきれない(笑)。

 真似だとしても当時はビデオとかが無いので、真似ようとしても一瞬でこの姿を記憶できないと思うんですよね。後光さしてる所とか、普通の発想では作れないと思います。背面の羽とか(画像)、特に難しいと思う。
 夢があるお人形なので、大切にしています。
 覚えているファンの人いないかなぁ、って事で、ちょっと掲載してみました(^^);    




 
さすらいの太陽のコンパクト

  1971年にテレビアニメ化されたすずき真弓・原作藤川桂介の少女漫画「さすらいの太陽」のコンパクトです。パトラ製。
大財閥の娘と下町のおでん屋の娘が、ある看護婦によってすり替えられてしまい、双方が歌手を目指す・・・という物語でした。自分的にかなり感動しながら見ていたアニメです。昔の物語によくあったパターンかもしれないけど、秀逸でした。
当時から関東地方などではあまり再放映しなかったと思うのですが、自分が当時転校していた北陸地方で再放送されてた記憶があります(かなり色々アニメ放送されてました。キックの鬼とかアパッチ野球軍とかですね)。
このコンパクトの絵柄は主人公の峰のぞみです。生活者に密着して歌手として成長していく少女の筈なんだけど(所謂ヨイトマケ系の成長の仕方をする娘)、この絵ではやっぱり元々の大財閥令嬢的イメージもあります。微妙に髪にロールが残ってるんだよ(^^);
悪意あるすり替えによって悲運の人生を送る少女ではあるんだけど、もちろん育ての両親を愛している少女でもあるわけで、そのまっすぐさとか誠実さが、全てを物語るような、そういうキャラです。
育ちが全てを決めるとか、醜いアヒルの子とか、そういう例えだけじゃ語れないものがあるよね。アニメには富野監督や高橋良輔氏や安彦氏や脚本には星山博之氏(一度86年夏の脚本教室の時おうちに行った事がある)まで、参加しています。そうそうたるアニメです。
(考えてみると富野氏星山氏的には∀のとりかえばや系の原点アニメとも言えるね^^;)


背景の放射パターンは角度をかえるとくるくる回る所謂立体シールで、開けると同じ絵柄+2人の少年少女が。
入手は結構前なんですが、掲載が遅れに遅れました・・・なんていうか、無性にアニメ見てみたい。DVDボックスが欲しいアニメです。


 

 
 
やなせたかしさん画のピエロのチャイム

  アンパンマンでおなじみの漫画家、やなせたかしさんが描いたピエロのチャイムです。
とてもユーモラスな、アンパンマンに登場するようなピエロが描かれてます。どういう品物だったのか全然判りませんが、実は子供の頃に祖母の家にあった記憶があるので、数年前に再購入した品物です。つまり、6,70年代ごろの品物なんじゃないかと思います。
軽く振ると、コロンコロン♪というかチロンチロン♪という感じの、何とも言えない楽しい音が鳴ります。振っているとやさしい気持ちになれるのが良いです。
文章もいいよね。
 「 かなしみ よろこび ほほえみ なみだ
    ならしておくれ ピエロのチャイム  」
 「 ならせば きえる この世の うれい
    ならしておくれ ピエロのチャイム  」
不思議なチャイムです。どう見ても販売物に見えません。やなせたかしさんはキリスト教の方としても有名なので(サザエさんの長谷川町子さんも有名)、こういう文章も書けるのかなとか思ったのですが、それにしても、って感じです。
チャイム自体がアイテムになっているのが不思議です。お食事が出来た時に母親が鳴らすものとして昔はチャイムやベルが定着してたわけですが、やっぱり不思議だよね。

アンパンマンは祖父母の家にあったので、多分初版の第1作の頃から読んでいた記憶があります。親戚が当時小学校の先生をやっていたので、行くと児童書が山ほどあったわけ(「ぼくは王様」とか)。やっぱりあの第1作はすごいテーマを子供心にも感じたよね(今でも見るとほのぼのした気持ちになりますが)。
印刷されてる色は結構薄くなってきてるのですが、音は多分昔から変わっていない気がします。大切にしているチャイムです。  (2007_8_23)
 
 

 
 
快獣ブースカの手踊り(マルサン)

  マルサンの快獣ブースカの手踊りです。放送当時品。ソフビというかゴム製のパペットのような物を当時は手踊りといいました。今年復刻もされたらしいです。
ブースカは1966年に放送開始された円谷プロ製作の特撮子供番組です。丁度ウルトラマンやセブンと同時期の放送でした。
天才少年屯田大作君が彼の開発した栄養食品「クロパラ」をペットのイグアナに与えるとブースカになってしまった・・・というものです。みんな知ってますよね。ラーメンが大好き、バラサバラサやシオシオのパー、というセリフは有名です。弟にチャメゴンがいます。実はライダー怪人デザイナーの韮沢氏もブースカが大好きだったりするらしい(^^)
緑のブースカ??と思われるかもしれませんが、これはブースカのマンガを描いていた、金子かつみ氏版のブースカをモデルにしています。だから耳がすごく大きい。それにしても「快獣」・・・快男児とか快傑みたいだ(^^)
ファンシー・・・だよね?これも!
ブースカと言えばイヌクマさんなわけだけど、この品の場合、入手したのはスターシップさんの所です。この品は塗装は難有なのですが、かわいいので買っちゃいました。多分買ったのは2000年頃。もう数年間ウチにいます(笑)
実は背中に大きく穴が開いているのですが、多分買った子が「とことこトコちゃん(タカラ)」の要領で背中から手を入れて動かせるように穴開けたのだんだろうね。手踊りって下からしか動かせないから、地べたを歩かせようとすると不便なのは確かです。

スターシップさんは、ブリキがメインですが70年代以降のおもちゃも結構扱ってらっしゃる所で、サイボーグを集めてた当時、時々お店(民家の1階がお店になっている)にお伺いしていました。コーヒーおいしかったです。最近のイベントでもいつも出物があるので、ブースを見に行くのが楽しみだったりします。しばらく玩具イベント行ってないけど。また行ってみようそうしよう!!バラサバラサ。
  (2007_9_3)

 
 

 
 
ヨネザワのキッシング人形風ドール

  70年代に流行ったキッシング人形風のドールです。ヨネザワ玩具製です。

高円寺のリサイクルショップにて購入。元々フリマ目当てで行ったのですが、あんまり物が無く、その時リサイクルショップにあったこの子を買いました。
キッシング人形というのはつまりキスをしているポーズの人形の事です。タカラ社などが色々販売していました。ですが、入手後の帰りがけに寄ったゴジラやさんで木澤社長に聞いた所によると、当時水森亜土さん(みんな知ってるあのトゥルットゥルーッ!とホワイトボードに絵を書いているイラストレーターさん)のキャラが流行った時期があって、その人気にあやかって出した商品なんじゃないか??との事でした。

頭は動きますが、ポーズは固定です。すっごくかわいい!!ヨネザワマークは足にあります。
褐色の肌に金髪、ブルーの服が鮮やかです。この取り合わせはピチピチリカちゃんにも似ていますが、実際現実的には金髪で褐色の肌の子供ってのはなかなかいないですよねー(^^);

実はこの子の胸にある金ボタンは、TOPに掲載した初代リカちゃんママの服「天ノ川」のボタンと同じ・・・=初代リカちゃんの服「マラカス」の胸の金ボタンと同じです。つまり70年代前半のお人形ってのが、時期的にはリアルなようです。

僕所有の「マラカス」はボタンが欠品しているので、こちらからもらうつもりだったのですが、あんまりにもかわいいので、そのままになってます。
  (2007_9_3)
 

 
 
セキグチのフェアリー人形

妖精のお人形です。セキグチ製。時期なども詳細不明ですが、結構以前に入手した子です。

可動するドールではなく、所謂ヘッド両手両足がソフビのぬいぐるみドールです。同社のモンチッチと同じ。妖精のぬいぐるみドールは珍しいとは思う。すごくかわいい。ドレスは結構古っぽいんだけどね。
妖精系も意外と好きなので、いいのがあれば一応買います。

背丈は大体4代目リカちゃんと同じ位です。色が白いのは退色したのか元々なのかわかりませんが、一応羽も残っているし、髪の毛もさらさらです。
別にこの子が「000」のフルルのモデル、というわけではないです。が、この子がリカちゃん4代目初期のお友達「花のプルルンちゃん」(こっちはフルルに影響している)に影響した面はあるのかもしれない(ばらチーなどはまぁ置いておくとして)。
プルルンちゃんまだ買ってないけど。花ピアノは持ってるのになぁ・・・(;。;)

意外にセキグチは若月まり子さんがフェアリートロンシリーズなどを出しているので、妖精ドールとは縁の深いメーカーみたいです。
他にどんな種類が出てたのだろうか?・・・謎です。
(追: 髪の毛はトヨカロンのようです。) (2007_9_3)


 
 
常磐ハワイアンセンターのフラダンスソフビ人形(70年代〜)

70年代ごろから常磐ハワイアンセンターの売店で売られていたフラダンス人形です(^O^)

当時の首都圏在住一般人で、ハワイアンセンターに行った事のある人は結構このお人形は買っていたんじゃないでしょうか?あちこちの親戚や友達の家で見た記憶があります。

ハワイアンセンターっていうのは、要は現在のスパリゾートハワイアンズになった観光施設です。昔は温泉やホテルなどだったんだけど、その後色々と施設が増えたみたい。興味のある人は調べて見てください。70年代は大ブームだったです。
(ハワイアンセンター??ハワイアンたちの中枢施設?行った人はみんなハワイアンに洗脳されていくのか??・・・なんかすごい想像をしてしまった。)ていうか「フラガール」を見れば一番早い。

で、これがその当時売店で売られてたソフビ人形。彼女も数年前からウチにいます。
お土産ソフビじゃないかという人もいるかもしれないけど、本当によく出来てます。はっきり言ってものすごい美人さんです。スタイルいいです。その上豊満。すごくお尻とか肉付きがいいです。ちなみに可動は頭だけです。
実はバストトップも造形されてるんだよなーこれ。胸の布が完全に接着されてるのではがせないけど。子供の頃には 大人っぽい人形だなぁ とか思ってました。
当時でバストトップが造形されてるソフビ人形はあまり多くないですが、実は上のヨネザワのキス人形にも乳首があったりするのです・・・(爆)。その辺は各社方針かぁ

実は顔はなんとなくレディリカの花のトリオの「アヤ」に似てたりします。(←71年)
ま、まさか、ハワイアンセンターでバイトを・・・・・・(◎◎);

ある時は謎のプロボーラー、またある時は謎のフラダンサー、それがアヤ。←俺設定
ていうか、こういう人形で家族旅行を懐かしめるなんて、楽しい時代だったんだろうなぁと思いますw   (2007_9_3)
 
 
 


   
 
パックマン貯金箱・復刻版(トミー)

80年代初期に大ブームだったパックマン貯金箱の復刻版です。緑はオクで手放してしまったので、今持ってるのは赤のみです。2005年の復刻品なのですが、一応掲載。

パックマンはナムコが作ったゲームですが、その電子ゲームなどの版権パテントはトミーが持っていました。電子ゲームでは「パックリモンスター」とか「パクパクマン」とか同様のゲームがあったけれども、商標使用が許されてたところはトミーだけでした。(というか、元々パックマンの名が付く玩具貯金箱は先に出されていたらしく、ゲームの方が後からできたらしい)
アームの上にコインを乗っけて手を離すと、ひょいパクっ!とパックマンがコインを食べてしまいます。
その動作が要するにゲーム上のドットエサを食べていく動作に似ているので、それがウケたわけですね。大ヒット商品になりました。
一応大体の硬貨は食べられるみたいですが・・・一円玉は軽すぎて口の中にストライクしてくれません。復刻では500円も食べられるように調整されている筈・・・。500円かぁ。パワーエサだよね感覚的に。
最近はバリエーションが増えて、いろんなキャラと合体した(それでも)パックマン貯金箱が売られているみたいです。
個人的にはお金を食べた時あの「バクッ!」という擬音が鳴る貯金箱もいいと思うんですが、効果音ギミックつきだと高価になってしまうだろうなぁ・・・

  (2007_9_3)
 

 
 
ピエロの『PIRO』3種 (PIERROT DE PIERRE 86年)

 85年ごろからオンエアされていた日本信販のCMに出てきたピエロのお人形です。ピロと言います♪
 小さい男の子とピエロのCM・・・といえば、すぐに思い出す人も多いと思います。
 「こんばんは、今日ぼくは、5歳になっちゃったんだよ」・・・なんて。すごくかわいいCMでした!!
 雨の中のショーウィンドーの中でピエロと少年が見つめあうCMが自分的には一番心に残ってますが、
 YoutubeにUPされているCMを見直してみると、このピエロ以外にも色々な同氏のピエロが出てきて、男の子と共演していたようです(^^);;
 ピエロの作者はむらいこうじさん(公式)といって、サーカスのピエロを題材にした作品を中心に作られている造型作家さん。パントマイマーのマルセルマルソーさんやフェデリコフェリーニさんと 共作してらっしゃるような有名な方です。
 それにしてもこのピエロは随分CMにはまっていました・・・。CMの監督は市川準さんだそうです。
 実は購入は随分前で、最初のHPを作ってた頃にはみんな持ってたのですが、例の件で掲載できなくなってました。久しぶりに出てきたので撮影です。
 元々はちゃんとした材質で作られてるようですが、写真は頭と手足がソフビの普及版です。自分はPIROって2種4体だけだと思っていましたが・・・オルゴールギミックのない人形もあるみたいです。写真の大きなピロは『ハッピークラウン』と言ってオルゴールタイプ。ゼンマイをまくとS.フォスターの「夢路より」が聞けます。今でも動く。
 小さいピロは・・・子供でしょうか?なんかCMの男の子が連れてかれたのかなみたいな感じもあるよね。この子も赤いのがある筈ですが、自分は持ってません。ピロシリーズは今ではもう作られていないそうです。
 
 80年代ってバブル絶頂期で自分的にはあまりいい印象もない時期なんだけど、こういうロマンチックな感傷や・・・ノスタルジックな映像も多く生まれててたわけで、そういう意味ではそんなに悪い時代でもなかったのかもしれないな、なんて思ったりもしています。
 オルゴールって独特で、回して最初の内はスピードが速いけど、だんだん遅くなってその内消えてしまう。どこか悲しいよね。自分の父親が手術したときなど、聞きながら何度もまきなおしたりしてました。3度目はかなしすぎてまく事もできなかったよ。
 実は市内のアンティーク店にはむらいさんが時折訪れるそうで、氏作の万華鏡も売ってたりします。びっくり。なんか不思議なめぐりあわせです。 (2008_10_14)