ピコ・小さな愛シリーズ(予定地)
 
 
 
 
 

 
◎ ピコ(74年・タカラ)

 
 

 タカラのピコです。やっと買いました(^^)!! ノーマルの子です。
 ピコちゃんシリーズ(「ピコ・小さな愛」シリーズ)はリカちゃんシリーズよりすこし少さいサイズで展開されていたお人形シリーズです。
 人形本体の大きさは大体16cm位。左手を上下すると、頭がイエイエするギミックがついていました。
 基本的に髪はワンレングスです。レディリカと違うのは分け目が中央な所。
 ミニサイズながらプロポーション抜群!!小さくてもリカちゃん以上に精巧なシリーズです。
 (シリーズについての解説、こっちに移しました)

 って、知ってますよね?今更・・・って位有名なシリーズです。
 もともとこのサイズでは米トッパー社のドォン人形(DAWN=夜明けという意。名前はカッコいい)が先駆で、
 ギミックもピコと全く同じ。タカラ社が輸入販売していました。リカ+ドォンでドール市場活性化するためだったらしいです。
 で、74年から同サイズでピコ人形が販売され始めたという事らしいです。

 ピコドールのダイニングルームなどは6角形していたりしておしゃれなのですが(昔手放した)、
 初めてみた人には想像よりかなり古い人形に思われがちです。(自分もそう思った)
 理由は多分、ピコドールがヨーロピアンクラシック系やフェミニン系などのドレスの多いシリーズだったからで、
 意外と70年代後半でも古風なドレスが多かったから、錯覚されるのではないかと・・・
 (なんていうか、ジェニーのスイートカントリーシリーズの基点ってこの辺かもしれないよね。初代リカにもその辺の服はあるけれど。)

 実は近所にまだ中古玩具店があった頃に、逃してしまってから・・・ちょっと入手しそびれる状況が続いてたので、本当に今回手に入って嬉しいです。
 安かったんだけど、残念なことにギミックが・・・(;▽;)
 でもこの金色の服はキレイだよね?・・・(良かったx2)
 何年の服かまではわかりませんが。すそは軽くレストアしました。ブレードの銀糸(銀紙?)がほつれてた

 ピコの家具は人気あるのですが、意外と入手しやすいみたいです。
 こんどドォン人形の服買ってこようかな。ピコの服は入手難なのですが、
 昭和40年代のドォンの服は、近場で売ってたりするのです・・・何故(?▽?)

(2008_8_26)



 
 

 
◎ピコちゃん・メロディードール
70年代タカラ

 
 

タカラのピコドールの形をした、メロディードールです。
シリーズでも結構珍しい、オルゴールタイプのピコちゃんです。ゼンマイを巻くと、きれいな音をかなでながら、首をイエイエ、右手を上下に動かします。走行もミステリー走行式。結構優雅です。
ちなみに背丈はノーマルピコと同じ16cmで、底面はこんな感じ・・・。ピコちゃんのスタイルのよさは楽しめないですが・・・いかにも70年代っぽくていいと思いますv
ピコシリーズを集めている人でも持ってる人少ないかもしれません。自分は都内某店で入手しましたが、こないだヤフオクにも出てました。 
台座が欠品しているらしいです。実は台座にゼンマイのネジが一体化していたらしく・・・自分は他のオモチャ用のゼンマイで遊んでる感じです。

上の補足ですが、ピコちゃんの発売は意外に古く、「トイジャーナル増刊号」によると、74年には既に本体やファニチュア(家具)などのアイテムが発売されていたそうです。
その年は年末向けに「ロングヘアーピコ」なんて人形も発売、以後「小さな愛シリーズ」として友達のクララや亜樹人形などの「ロマンドール」、「ロマンファニチュア」「ハウス」「ダイニングキッチン」などのアイテムが発売されていく事になります。特にステレオファニチュアシリーズは組替える事でシステム家具のような遊びをできるものなのですが・・・小物などの精巧さが初代リカシリーズ級に精密なので、その精密さにひかれるファンも多いかもしれません。全体にヨーロッパ的なシリーズです。人形は880円から1400円位まで。服による値段の差が大きい。
ピコちゃんの最盛期は大体76年位みたいで、タカラの女の子向け玩具がエリカブランドに移行するとほぼ同時に姿を消しています。人形数が少ない割に服のバリエーションがかなり把握しづらいシリーズなので、集めるのは難しいですが、チャレンジしている人は意外にいるかもしれません。
リカちゃんより場所をとらないので、デスクトップに飾るにはいいシリーズです。とにかくカワイイ!です。

(2007_11_22)





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