70年代タカラサイボーグ1号のプレゼント素体

70年代サイボーグ1号のプレゼント一覧です。
一応、2024年1月10日現在までで、大体解っている所までです。
店頭展示品や少数販売品や海外輸出版以外です。
ですがプレゼント配布が余った場合は店頭展示にも回っていた品があるようです。

プレゼント版サイボーグ1号は元々、
テストショットなどから派生したカラーリングバリエーションであり、
タカラ工場など社員の子供さんなどに配られた品物などから派生しているので、
工場の人のコンセプト名称と、配布キャンペーン時の名前が違っていた可能性が多々あります。
例はアイスシルバー系 → アイスシルバー・アイスブルー への分岐など。
どれも工場の人的には「アイスシルバー」としてカラーリング模索していた可能性がある。
ゴールドブレンドとミロも同様。グラスゴールドとゴールデングレープも同様?

また、プレゼントサイボーグの仕様から海外販売版が生まれたりもしているので、
海外版に近い外観の素体もあります(ハーフガンメタと某国版など)が、
とりあえずこのページではプレゼント版とおぼしき1号だけ、
既にこのページでUPした特殊素体の画像を使って列記してみます。
プレゼント時期順は不同です。
by Kohji Molimoto

※ 追加解説は随時。2024_4/27 内装メッキCX-1について。
2024_1/19補足追加。以下随時。2024_3/9 コーラ+オレンジの1号について。
くろがねとハーフガンメタなど見分け方について(2024_3/10)


 


◎ ゴールドブレンド1号  ネスカフェゴールドブレンド(日本ネッスル)



白黒広告のキャプションに「君にはこの違いが解るか?」などという煽り文句や
「メカでゴールドとシルバーをブレンドした1号」というキャプションが書かれていた。
両胸は直前にミュンヘン五輪があったので金メダルで、その下の腹部部分(下の金色の上)で、
シルバーとゴールドのグラデーションが行われている特徴がある。
以下、サイボーグ1号のプレゼントは、違いが非常に解りづらいプレゼントが多く作られる事になる。

※ ゴールドブレンドとミロの胸の金色はなかなか見分けにくいが、
素体の後ろに真っ白なビニール袋やコピー紙を置いてやると、
通常品と塗りが異なる事がすぐ解ります。(2024_1/19)


◎ くろがね(ガンメタ)      くろがね学習机購入者限定

「くろがね」がワード的にブームだった(マジンガーZ主題歌など)為に作られた1号で
くろがね=鉄もしくは黒鉄なので、「アイアン」カラーと考える事もできる。
色彩的にカラーリングは腹部など「くろがね学習机」そのものの色を意識しているようだ。
背面タンクのみが通常シルバーで、メカ全体に色が暗い。ボクのはデカ目。
テレビCMでもプレゼント告知された(ミ●ルギ等放送内?)。
※ プレゼントキャンペーンは後にくろがねがピンポンパンデスクを販売するより前で、
低年齢向けになったのかな、とピンポンパンデスク開始時に思った記憶がある。
ボクも幼稚園児なのに。(2024_3/11 0:41)


◎ くろがねガンメタと、ハーフガンメタの見分け方。
左がくろがねで、右がハーフガンメタ(下の方参照)なんだが、(ともに旧メカ旧ジョイント、)
ボディを目の前に置き向かって右側から見て、
少し斜め下から見ると側面が明らかに濃い場合、全体に濃ければくろがね(茶色系銅腹部)、
前パーツだけ濃ければハーフガンメタ(オレンジ系銅腹部)。
前パーツの側面は濃いが正面が普通に銀で、電子頭脳がクリアレッドとクリアブルーなら、
海外A国向け輸出版シルバー。それは幻影ページに先日追記した通りです。
ハーフガンメタの目はデカ目。くろがねの目が試験管型ってのは、ないと思うんだが、、うーん。(2024_3/10 23:37)


◎ サイクロンキャンペーン しろがねなど?不明。

(最右がしろがねと思われる素体)。
サイクロンキャンペーンに、上記くろがねなど、配布品に余りの出たものが混入される場合もあったらしい。
サイクロンではキャンペーン応募用紙同様、テストショットの1号が、初期に配布された可能性がある。
しろがねは後のシルバーシルバーの初期と同じと考えてもいい。メカ部分が明るい白銀色の旧素体。
「くろがね」に対する「しろがね」として作られたが、しろがねを英訳するとただのシルバーなので
シルバーシルバーという名前になって再カラーリングされたが、
(3期ブックレットの3つ並んだ中央がシルバーシルバーと書かれた冊子を子供の頃持ってた)、結果的に新メカ1号に近くなり
更にフルセット付属の腹部銀色に近い1号への流れにつながっていった。


※ しろがねは旧メカ旧ジョイント旧素体期でメカが白銀色の1号だが、元々は、
「アルミ」カラーを意図した当時のステンレス企業のプレゼント品だった可能性がある。
ボク的にはステンレスキッチンのプレゼントCMを見た気がするんですが、誰か覚えてる人いませんか。
母に聞くと当時のステンレスキッチンはサンウェーブやクリナップ、YKKが出してたそうで、
自分はサンウェーブ(可能性大?)かYKKかなとも思うんですが。
単純にアルミサッシとかだろうか?キッチンだと思うんだが…… (2024_1/19)
※ ほぼサンウェーブのキッチンでのプレゼントかと。CMでサイボーグが「サン、ウェーブっ!!」と叫んでたCM覚えてますか?
たぶん時期は73年の夏ごろ?19時台のヒーロー番組のCMで流れてなかったかな、、、(2024_3/9 20:02)


◎ 小学館学習雑誌などでのプレゼントは基本的に一般販売品と同一と思われるが、不明。
かなりの回数、各学年でプレゼントされているが、雑誌プレゼントなので・・・
特にカラーリング告知がされていなければ普通の市販箱のプレゼントだったのかもしれないんですが、不明です。


◎ 少年チャンピオンサイボーグ情報局新展開記念?

玩具店スティックポスターでの告知。下記紹介で合ってるかどうかまだ不明。
サイボーグ情報局の欠番回が、号外扱いで店舗掲示されていた可能性がある。

グラスゴールド(?)


アイスシルバー(初期?)


ハーフガンメタ 

厳密にはハーフガンメタのガンメタ色は、学習机プレゼントのくろがねとは違っていて、
若干茶+青っぽい、本当に銃器のガンメタのようなガンメタ色になっている。
仕様がくろがね学習机のくろがね(ガンメタ)や、しろがねに似ているので混同されやすい。
胴体メカの前部分がガンメタで後ろがシルバー。
電子頭脳のアゴ部分は、配布当時からアゴ部分がぬぐわれている(これはゴールドブレンド、しろがねなども同様)



◎ 雪印贈答ハム(贈答ハム応募券)プレゼント
ニッポンハムかとも思ったんだが、ほぼ雪印ハムだと思われる。贈答ハム応募権によるプレゼント
スモークゴールド1号   


↑ テストショットからの派生イメージによる。
上の素体は参考画像で、これはスモークの1種ではないかと思われるが、
雪印ハムのスモークゴールドかはまだ判らない。参考まで。
雪印版はもっと茶褐色系のスモーク色の可能性がある。判らない。
スモークシルバー1号
(スモークグレー?)1号
( 新聞広告では「ハムと共に燻製になったたくましい1号」のようなふれこみだった。
  基本的に透明の肌色と褐色の中間色で、濃さが段階的な肌だった可能性があるんだが、
  新聞広告でしか自分は見ていないのでどんな肌色か解らない。ハム付属の応募券はカラーだった可能性がある。
  技法的に、関節破損などの返品分1号の再利用で、殺菌処理目的スモークと天然の茶色着彩を両立したかった可能性がある。
  燻製技法で色づけされているパーツがあり、その為にパーツ内にススがついていたりする。
  後続スモークプレゼントの有無不明だが、少年やアンドロイドAでも同製法でスモークが作られた可能性あり)

また、プレゼント品や海外輸出品は、通常販売ラインと違うので、
市販品が新ジョイントの時期でも旧ジョイント素体で作られている事が多々あります。




◎ コカ・コーラ&ファンタ、スプライトなど合同キャンペーン1号
画像一番左は謎のジャンク箱(おそらくアンドロイドAなどの色テストをプレゼント品1号などのパーツを
使って試作した品々)の前面に黒い色素をぶっかけられたジャンクボディを、分解して
クリアボディに実験で入れてみたもの。だから身体の濃度は正式には不明だが、
おそらくこれに近い形で内部メカの上がコーラ色、下腹部がファンタオレンジ色の1号がプレゼントされている。
時期は74年夏より前のはず。覚えてる人がネットupしてくれると叩かれなくなるので嬉しいです。(2024_3/9 13:14)

◎ ゾーンコンバート(グレープ)1号  ファンタグレープ  5体か3体くらい。

サイボーグステーションCX-1内装全銀メッキ
メカ色は告知では秋プレゼントでぶどうのグレープとマスカット色だったはずだが、
元々は頭がスプライトのロゴの緑、メカ上がファンタグレープ、
腹部が74年に新発売されたファンタレモンの色から来ていた可能性がある。(2024_3/9 13:25)

(この時のCX-1は未所有。同プレゼントの告知ポスターの写真のみで、実際のプレゼントはサイドブラックだったかもしれない。)
※参考。以下かこれにかなり近い可能性あり。

※ これは1974年のテレビランドに特集掲載されたもので、試作品だが、
1号と同時に掲載されたのはこのタイプもしくはこれに近いテストタイプだった可能性がある。
当選個数は複数のはず。テストショットは単に1個作るのではなく、大量生産時の
ロットの安定を図るために複数作られるので別に変な事ではない。
このタイプの試作初登場は8月号で、画像は10月号なので、時期も大体一致する。
また、ライトもこの頃、銀塗装や黒塗装などバリエーションがあり、色々試されていたらしく、
それらがプレゼントされる予定だった可能性大。 2024_4/27 0:05

◎(ゴールデングレープ1号?  ファンタゴールデングレープ新発売記念)


↑ これがゴールデングレープ1号という可能性はあり(右脇腹のタルの色が紫なので)
ゴールデングレープなら時期は75年。
※ 同時プレゼントは無しで、プレゼント個数は100個位。
プレゼント告知形式はラッセルヨーヨー同様、自販機貼り出しなど。
酒屋さんなどに広告残ってればいいのにね。2024_3/9 13:51


◎ ゴールドメダル1号  日本ネッスル ミロ


ミロのプレゼント品。製法は「ゴールドブレンド1号」とほぼ同じだが、
「アイスミロ」をイメージして、電子頭脳とわき腹のタルがシルバーをぬぐわれたりして氷のように演出されている。
(広告に明記されていた)。夏のプレゼントだったからのようだ。
また、ミロが小麦系麦芽飲料なので、ゴールドが小麦色イエローになっている。
ゴールドブレンド1号は茶色系金。ゴールドブレンド1号も背面銀色が霜降りだが・・・あれも多分アイスコーヒーイメージ。
家庭向けの新聞でのプレゼント告知がやたらデカかったことを覚えている。広告版か?
ゴールドブレンド1号も金メダルイメージなのだが、あちらはミロの日本国内発売より前のプレゼント品である。
3本か5本ほど買わないとプレゼント応募できなかった筈。
応募にはロボットマン以上のお金が必要だったので余ったらしく、
余剰分が店頭展示か店舗裁量での販売にも回ったようで、ボクも北浦和の玩具店で現物を見ている。


 

ホワイト1号     雪印6Pチーズ(雪印乳業)
アイスジャガー    雪印アイス?(森永アイス説あり)



ホワイト1号は夏の終わりか秋はじめ、当時ハイジなど人気で白いチーズなどブーム化?
海外の白チーズの表面の緑と、中の黄色みが表現されているのかもしれない。
アイスジャガーは11月頃の応募だった。
秋なのでアイス食べて集めると寒いよ・・・と思った事を覚えている。



秘密指令101号  素体的に謎が多い。



◎ サイボーグ1号を救え アイデアコンテストプレゼント。
 =75年末 玩具店頭告知のサイボーグプレゼントキャンペーン。武器装備や変身案などの募集。

  冷凍睡眠1号(=アイスブルー =アイスシルバー後期?)



80年代の某書籍では工場スタッフの再製作品が紹介され、アイスシルバーとして紹介された。プレゼント配布は1体のみ
その時の書籍にはタカラの社員の子供たちにもプレゼントされたと書かれていた。)

クリアワルダー  10体
(内臓カラー謎。)
特製CX-1



この品は店頭展示もあったと記憶している。上画像の所有分はそっちの方かもしれない。

各種サイボーグ
 101号プレゼント同様、素体的に謎が多い。



以上、興味のない人は知らないでいいけど、ボク自身的にはこういう感じで中間発表です。
捏造アイテムとか言ってる連中は、嘘ばかりなので。





他にも存在する可能性あります。念の為。
(2024_1/10 )



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by 森本コージ