少女革命ウテナより・天上ウテナ
（９０年代SEGA）

「ふるるのテーマソング」でウテナを連続紹介したので、
彼女を紹介。キャラドールセレクションの天上ウテナです！！
入手はかなり前、やっとこさの紹介です。時間かかったなぁ・・・
背丈は１／６サイズ。ヘッドは同シリーズの
コレクターユイにも使われている原型ですが、９０年代アニメの
ヒロインドールの顔として、すごくポイント高い出来だと思います。
アニメ本編よりかなりくるくるカールだけど（笑）。
キャラクター自体の背が高くてすらっとしたイメージは出てる。
ディオスの剣と、カードつき。原型は南田香名氏。

箱のＵＰはこんな感じ。裏は　こんな感じ
表情も良いです。耳がキャラ設定的に、なんかチュチュっぽい（＾＾）？
なんていうか、瞳のペイントがきちんとアニメの目を再現しているのが、
いかにも９０年代アニメドール！！開けて紹介したいんだけど、箱入り娘なんだよ・・・

ウテナのシリーズ自体はとても面白かったです。
中盤以降の展開はハードだし、少女が大人になっていくのが早い、
９０年代ならではかなぁという所謂少女漫画的描写も多くあって
（こう書くとさいとう先生はどう考えるかわからないが）
結構演出もとんがってたし、シビアだけどドラマも良かったし、
J.A.シーザーの合唱曲も影絵少女も良かったり。なんて言っても、
劇中で、まっすぐ正しく美しく生きたウテナは自分的には魅力でした。

ただ、なんというかスタッフ達の考え方は自分的には疑問ありました。
自分はウテナの男性キャラは比較的好きなんですが、鳳暁生だけは苦手です。
・・・アニメ中では一応、彼がまだ王子様だった頃がディオスで、
絶望した後に闇に捕われた姿が鳳暁生だと描かれてるんだけど、
なんていうか、王子様が人々に絶望して闇にとらわれようが、
それは一つの人生の流れで、闇にいる姿も含めて王子様だと思うんだよね。
で、自分的には「鳳暁生」を偽のアンシーの兄、とする設定も、
もしかしたらある？むしろ普通そうだろ・・・と思ってたんですが、あんな感じだった（X▽X）；；
本当は王子様であろうが、ウテナであろうが、経験で絶望してしまえば同じだけど、
それがわかってないんだな、と思った。漫画版はちゃんと描けてるんだけど。
少女性（この場合ウテナ）に希望を見すぎた余りに、って感じだよね。
むしろスタッフは女子視聴者に媚びすぎじゃないか！！と（笑）
劇場版での冬芽の扱いも酷いもんですが。寓話にしすぎ・・・・・・
少女の為の作品だから仕方ないかぁ〜っ！！（ｖ▽ｖ）；；

まぁ、それでもウテナに希望を見ようとしたのは僕も同じだし、
このドール見てると、結構元気な気分になれるのは、
ウテナがやっぱりいいキャラだったからなんだよね。

ウテナのようにかっこよく生きたいと願う女の子って、きっといるけれど
でもなかなか彼女のようには生きられない。
可能な限り、無理しないで頑張ってください。

（2009_5/7）

 

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