変身セット
(↑ 野生の王国的♪)
ジャガー 変身セット ヒョウ (74年 タカラ)
ジャガー変身セットの1番、ヒョウです。1番に来たのはジャガーの生前の姿。
サイボーグジャガーなのでナンバリングはやはりヒョウが一番じゃなくては!って感じ?
結構ひょうきんな顔をしていますが、全身のモールド自体は毛並みなど極めて自然に動物を再現!!
表面がやわらかいその質感もあり、これ以上にリアルな動物フィギュアって
現代でもあるんだろうか?って感じです。
ぱっと見でもかわいいんですが、実はよく見るとモールド的にはもっとかわいいらしく、
ペイントでリアル動物に寄せていったんだと思います。塗り方で多分全然変わる。
なぜヒョウの子という設定なのかと言えば、物理コスト的に大人のヒョウのサイズでは1号少年と並べられないのと、
「ジャングル大帝」のレオなど、動物キャラの主人公といえば子供!!という考え方があったからでしょうが
変身セット自体がリアルなので、なかなか「ヒョウの子」と思い込むには努力がいるかもしれない。
で、最も重要なのが、ジャガーの変身セットにはシェパードなど犬も含まれるという事で、
ライオンもシェパードも犬も・・・となると、ヒョウの子位のサイズ的設定がないと、説得力なかったのかもしれないです。
元来少年は、1号の弟の15歳という設定にしては、背が小さいのですが、
その小ささを視覚的にあいまいさとして遊べるサイズっていうと、この位なのかな、みたいな。
ジャガーとこのセットを集めると、「ジャングル大帝」的世界が再現できるわけですが、
・・・・多分根本的にこの遊び方だと、少年リーフレットくらいから出ているような
過去の「ニューGIジョー」を片貝健一役にして、アフリカの平原をイメージした遊びが出来るんだと思います。
アフリカ舞台のイメージでニューGIジョーも使えば、彼らもちゃんと遊びに参加できるし。
ジャガーの変身セットは軟質ソフビを本体に着せていくものですが、手順としては
頭部ソフビとしっぽを外し、両肩両腰を外し、4つの足首を外して、各パーツを着せて、
最後にスーツ足裏から4つの足首をはめる、という形です。
それにしてもリアル!!この動物原型作った人は天才としか言いようがないです!!
( シリアル 113401 2014_9/20 2:47)
ジャガー 変身セット めすライオン (74年 タカラ)
変身セットのメスライオンです。印象がとてもしなやか!!
なぜ当時男の子ばかりが買うはずの変身セットにメスライオンがあったのかって話ですが、
当時は再放送などで「野生のエルザ」が何度も放送されていた時期でもあり・・・
つまり2代目リカのファンが、野生のエルザの玩具の代わりに、お兄さんや弟のジャガーの変身セットで
エルザを再現してもらう、みたいなケースもあったんじゃないかと思います。
あとはコスト的な問題ですね。オスライオン(113406)はタテガミの植毛があるんですが、
メスライオンだと植毛無しで販売できるので。
別にジャガーに女装させるという発想ではなく、完全に片貝設定と遊離させて、
購入者の思い思いに遊べるっていうのが動物フィギュアの良い所なんでしょう。
変身セットの販売時期としては、 ヒョウ・トラ・黒ヒョウ・シェパードが74年4月ごろの発売で、
めすライオン、おすライオン、雪ヒョウ が、1ヶ月か少し遅れて、74年5月か6月の発売でした。
カタログには載せているけど、順次発売だよ、ってのは、スパイマジシャンのスパイカー他と一緒です。
特に4期カタログは、「配布当時でもまだ販売されてないアイテム」を平然とキャプションなしで掲載しているのでややこしいです。
同様のものに、少年のスペーシースーツなどがあり、あれはジャガーより2ヶ月遅れの、74年の6月販売。
ていうか変な話、昔の同人誌でSA●マガジンの本に「オスメスライオンの交●」って白黒写真が載っていて、
大笑いした記憶があるんですが、上の画像で僕の手持ちだとレオポンしか生み出せないような・・・
(レオポン=ヒョウの父親とめすライオンの子供。レオポンは生殖能力を持たないので、
生命倫理上もう作られていないが、70年代当時はカワイイって事でよくニュースに登場した)
ていうか、変身セットを使えば意外に作れる気はするんだけど、僕は動物については自然主義なので
ヒョウはヒョウ、めすライオンはめすライオンとして楽しんでいる感じです。動物は自然が一番!!
(サイボーグジャガーは科学と野生・・・・・・それはそれ;)
( シリアル 113405 2014_9/20 3:06)
ジャガー 変身セット おすライオン (74年 タカラ)
部屋の片付けをしていたら、おすライオンも出てきました。持ってないかと思ってたよ!!
基本的にパーツはめすライオンと造形同じなんですが、ドールヘアで植毛されてます。
やっぱり百獣の王って事で、これがないとはじまらない。
サイボーグと思考を切り離しても遊べます。
直毛じゃたてがみにならないので、カールされています。意外と清潔感ある。
僕のめすライオンは首裏などにマジックの記名があったのを更にマジックで消してあって
それが表面に透けてきてるのが難点ですが、このおすライオンはちゃんと美品です。
( シリアル 113406 2014_9/24 19:54)
変身サイボーグ・4期ブックレット(74年春〜 タカラ)
変身サイボーグの4期ブックレットです。サイボーグジャガー発売と同時にこのブックレットに切り替わりました。
アフリカ感のあるなかなかに熱いビジュアルです。この他サイボーグセットや変身セットを掲載。
もちろん1号や少年やライダー、ワルダーなどの周辺アイテムも掲載されていて、
一番読み応えのあるのはサイボーグチームの合体必殺技などだろうか?小1だったし色々人形で試したのを覚えてます。
掲載アイテムとしては74年の5月発売予定アイテムまでです。
(※ 上にも書いたけど、変身セットの雪ヒョウやめすライオン等は発売が5月にずれ込んでいる)
なので6月以降発売の1号ブルー他や、ジャガー後期アイテムの超獣セット、武器セットは載っていません。
4期カタログと、75年3月発売の宇宙人付属のブックレット(5期)には、1年近いタイムラグがあるので、
その間のサイボーグアイテムについては未掲載扱いのものもあるという・・・(なにそれ)
4期カタログにも注目点は色々ありますが、やはり一番はサイボーグ1号紹介部分の、
1号ページでも紹介した、パワーメータータイプ(仮)の1号シルバーでしょう^^
こういうブックレットに写真掲載する時に、エラー品などを紹介する事は、試作状態のものを出さざるを得ない時以外はありえないわけなので、
つまりこの限界方向に斜めになったメーターの1号については、サイボーグ製作側が、
「エラー品ではなく、意図的なものとして製造していた」という事になります。
(2018_12/1 6:04 画像バックのサービス台紙は1号・少年・ワルダー等用。ジャガー版は厚紙タイプ)
ジャガー超獣セット
超獣セット・コンドルバイオレンス(74年秋〜 タカラ)
超獣セットのコンドルバイオレンスです。白いメカ猛禽型のジャガー用戦闘パーツ。
名前はコンドルVとも略されます。白いハイポリマーウイングが目を引きます。
超獣セットへの変身はワンダーチェンジ。ジャガーのキャラクター変身キットはこのシリーズのみです。
ノクトビジョンアイやゾーンコンバーターも装備されているので、異次元戦闘も可能であり、
サイボーグライダーのフル行動と完全に対応したパーツセットだと言えると思います。
メカを半露出させたソフビセットなので、1号のNEW超人系や少年のスペーシー系などと
非常にデザインの近いシリーズと言えます。74年後半だもんなぁ・・・
グレートマジンガー放送当時なんだよね・・・デザイン的にもやっぱり異色です。
というかSF的フォルムにリアリティーを出すための過密なリベット造型などがやっぱり◎!!
装着した時のSF的リアル感を大事にしている印象です。まぁただのスーツセットでギミックがあるわけでも無いので
子供としては単純に飛行シーンなど、アクションを想像して遊ぶしか無いわけなのですが、
それでもこのコンドルバイオレンスの背中とテールの3枚の翼のデザインは、スピード感がすごい。
やっぱり「ジャガー」というネコ科動物から「コンドル」という鳥類系に変身して更にバイオレンスするという、
そのイメージの変化感覚が楽しいです。ジャガーが鳥になって飛行する、というのはやっぱり発想のジャンプがあるよね。
サイボーグジャガーのテレビCMも74年秋ごろから始まっていて、そのイメージリーダー的セットでした。
このセットの着脱は結構面倒で(^^); 製造当時からかなり時間の経ってしまった現在では
着せるのにドライヤーなどは必須です。また収縮による素体パーツの破損にも充分気を付けなければという。
超獣セットには他にドラゴンキングやドーベルマンジャックなどがありますが、4期カタログは
74年春までの販売分しか載っていないため、玩具付属物的には、75年春以降、宇宙人ブックレットのみの掲載です。
しかも小さい画像と略称(コンドルV)での紹介のため、雑誌の広告特集か玩具現物を購入した人しか認識できないセットでした。
確かにテレビCMがあったので認知度はちゃんとあったわけですが。(2018_12/13 3:07)
※ つまり、4期ブックレット記載の74年5月販売予定から漏れた、75年1〜2月まで販売終了のアイテムはブックレットに掲載されておらず、
宇宙人ブックレット(5期)記載の75年5月販売予定アイテムより 後 の販売アイテムは、どのブックレットにも掲載されていません。(10:54)
ジャガー武器セット1・2
久々のTOP更新。ジャガー武器セットの1&2です。
サイボーグを集め始めてから比較的短期間で宇宙人武器はコンプした自分でしたが
(なんと合計2千円という安さだった)ジャガー武器については
こんなに時間がかかってしまいました。
ゴールドが装着してる(以前紹介)のが1、ブルーのが2です。
空中戦用の1に対し、今回入手の2は地底戦仕様。
ターボドリライザー、レイカッター、レクトチャージャーのセットです。
(それぞれ回転、カッター離脱ギミック有り)。
ジャガー系は本体以外殆どブリスターアイテムなんですが、
武器セットだけは箱入での販売でした。クールです(^^)
写真の少年金はここで紹介したヒートタイプ。背景は偶然
ステーションCX-1が2種あったので並べてみました。
CX-1は宮武一貴氏のデザインしたサイボーグたちの基地ですが、
知っての通り、側面が灰色のノーマルタイプと、黒色のブラックトップタイプ
(厳密に書くともう少し細かい)が存在します。(写真)黒色が圧倒的レア。
今僕は2個しか持ってないわけですが、何個も向かい合わせに並べて
中央をカタパルトに見たててサイボーグ達を出動させると
ガンダムのホワイトベースみたいで楽しいだろうなぁとか思ってみたり・・・(^^);
ていうかレイカッター前後逆じゃん!(;
ジャガーコンプ遠そうです。この2種さえあれば後は楽なんですが、
ジャガーはサイボーグシリーズでは1号に次いでアイテム数が多いのです・・・
(2006/9/5)
ジャガー武器セット1とアンドロイドA
画像自体は随分前にUPしてたけど、ジャガー武器1+アンドロイドの画像です。文面書き直して再掲載
このように一応組み替えられます。やっぱりスカイゼルとグランゼルみたいです。お試しを。
ジャガー武器自体は75年前半の発売なわけですが。ロボットヘッドをつけたジャガーがかわいい。
アンドロイドAについては、別ページで紹介する気ですが、きれいな素体を持ってないので、
(ていうか遊びすぎてメッキが擦れてきた)個別ページにしてません。
アンドロイドAは、素体的にはサイボーグ1号の変身セットや超人セットを、
より脚の長いヒーロー然としたスタイリングで着せるための素体でもありますが、
意外と着れない変身スーツもあります(主に腹部ボタンが原因)。
アンドロイドAのライダー武器セット装着はカッコいいので、近々UP予定です。Cool過ぎる!!
とりあえずジャガー武器セット1の装着画像。下にも載せてるけどこれは単独画像。
頭部のホーベアビマーがかっこいい!!空中用戦闘兵器だと一目瞭然のデザインです。
インジェクション+メッキと、少年サイボーグ用サイボーグセットを踏襲しています。
カッコいいセットですが、75年のこのセットまでサイボーグに付き合ったファンは少数。
ミクロマンもあったしなぁ。オリジナルSFとしてタカラサイボーグは異常にクオリティー高いので、
変身セット程度で満足しちゃう大方の子供は置き去りレベルだったんだよね。
(サイボーグの後半展開時、小1、2年の僕はオリジナルSFトイとしてサイボーグを買ってもらってたけど
この頃はミクロマンも買ってたのでお金が・・・・・・レア品です。(2014_9/5 3:10)
ジャガー・ライダー
サイボーグジャガーの、サイボーグライダー形態です。
サイボーグライダー・フルセットの箱の横に写真掲載されているので、意外と有名なんですが、
けれども設計上ジャガーの電子頭脳は半分までしか入らないわけで・・・(画像参照)
どう考えてもやっつけ的変形だよなぁ、これは。
一応「ジャガーライダー」が正式名称らしい。ライダーから開放された1号の機動力を有効活用できそうな形態。
サイボーグ1号で普通で組んだ場合、少年をまたがらせるのは結構難しいので、
もともと胴体の横幅が狭いジャガーで組むのもありって気はしますが、
ジャガーは首が長いので、少年にハンドルを持たせると、チョッパーバイクみたいだ、ぞと。
1号とはサイズが合うらしいけど、やっぱり1号が乗るとなんでもミニバイク・・・
いっそ電子頭脳むき出しにした方がカッコいいぞ、という事でこの写真。
あとでカウリングつけた画像もUPしますが、無理あるんだよなぁ・・・。
特に前足の両ひじ部分を、浅くはめないと、角度的に経年劣化したスリット入りジョイントだと
ひじが変形するか、最悪へし折れます。うーん・・・・・・
素体を大事にしながら組むのが非常に難しい変形パターンです。カッコいいけどあまり勧めない。
(2014_9/25 1:37)