サイボーグ1号・テストショット型
 


下で以前解説したテストショット型の1号に、
先日ヤフオクで買ったジャンク品にあったヘッドを1個かぶせてみました。
これで正しいという内容ではないですので念の為。
多分マジック塗りです。なんだかなー・・・。
ただ、これと同じ塗り方(とは言え↑は塗装拭かれてかなり薄れています)のソフビヘッドを
以前、国分寺の某M.B店さんで見た事があり(鍵つきの棚に入っていた)、
それがサイボーグライダーと1号の箱なしセットなのに、2万5千円が半額だかなんだかという事で
びっくりして、それで記憶に残っていました。それもこれと同じほぼ不透明の初期ヘッドです。
それで落札しました。もしかすると、それと同じものかもしれません。
でもやっぱり違うかもしれないのでここにUP。
販売前試作とは違うような気がします。後頭部がピースマーク型なので。
わたる君のペイントヘッドの前髪にも光や影がペイントされてるので、それに習ったのかもしれません。
ちなみに、何年か前にこれと同じ前髪塗りのヘッドがヤフオクに1度は出てると思うんですが、
ジャンク品入手の人の入手元は東京の骨董市だとの事なので、もし1個しかなかったとすると、

M.B店かそこの購入者がヤフオクに出品、誰かが買って骨董市出品、
骨董市での購入者がヤフオクに出品、そんで自分の所に・・・

って旅をしてきた事になるんですが、他にあるとすると、また違ってくるので・・・。
店頭展示かプレゼントか何かに付いてた頭の可能性もあったら面白いね、って感じです。
根拠は全くないです(笑)。ただ、胴体のくもり具合と顔のソフビのくもり具合が
結構似ているのでとりあえずはめてみました。似合ってるとは思う。 (2011_5/22)
P.S. 昔はマジックペンでセブンの目の透明塩ビを塗ってたらしい・・・
(「特撮プロップス倉庫」さんの http://blogs.yahoo.co.jp/imaginerjp/8820605.html コメント欄他 )
マジックは魔法のインキ?マジでマジで(笑)


Wikipedia「変身サイボーグ」の訂正点指摘ページ 更新してます。





 久々の更新です。TOPページから移動しました。
 テストショット型の1号です。入手はヤフオクですが、
 以前サイボーグを探しに通っていた下北沢のお店で出品されたので、
 久しぶりにお店まで行って、色々チェックして、確認の上で入札落札しました。
 落札について色々は ミニ日記 の11/11他に書いてます。そっちを見てもらえればと思います。

 お店の人にとっては素性不明な品なので、落札責任は確かに僕にあります。
 入手経路は、僕の聞く限りでは、幻影1で書いたアイスシルバー1号の、
 プレゼント以外の配布経路と同じです。社員さんに身近なお子さんが
 70年代当時にもらった品だったようです。
 出品してたのはちゃんとしたお店だし、守秘義務があるので詳細な事は教えてはくれないよね。
 その辺もどかしい気もするけれど、仕方ないよね。本当に楽しいお取引だったです!♪
 延長2時間とか自分もはじめてだったですが・・・;当分高い買い物したくないです;
 


ts383825b.jpg
 

 写真の通り、メーター部分がまっさらなままです。左胸の下向き針もありません。
 右わき腹のタルの部分はブルー。背面タンクもブルーです。
 
 その他、市販品との相違点は追ってUPしますが・・・後頭部のネジ穴もありません。
 電子頭脳の中のネジ受けが全くなく、接着のみで止めるタイプです。

ts383724b.jpg

 (※後日注: 顔の前面パーツの中央部はネジを折ったのではなく注型部のようです。
  電子頭脳前面を見せないのは、割れていたから、というのが理由でもありました。
  つまり、ネジ抜きの接着だけで、試験管型の差込目だと、ヘッドを外す時に目がひっかかり、
  テコの原理で電子頭脳の接着がはがれて、前面パーツが途中から折れてしまうわけです。
  工程上、パーツに先にメッキしてから接着すると、接着力が弱くなってしまう。
  デカ目状とネジになったのは多分その後の事で、ひっかかり防止の目的もあるんだと思います)

  この割れについては僕は店に行って確認済で入札しました。競争相手は知らない筈です。

 目は試験管型。いわゆるデカ目になるのは、この後なのかもしれません。
 (※デカ目パーツをなくして、試験管型パーツをはめた可能性あり?)
 バックは1期カタログの拡大コピーです。ちょっと洒落た感じにしてみたよ♪

 画像の通り、一番近いのはグレータイプの試作品です。
 気付くべき点は、この1期カタログの試作グレーのグレーの色が、
 市販分に比べて非常に薄い事です。この現物を見れば判るんですが、シルバーメッキの上に
 更にシルバー塗装されてる感じ。(銀メッキ+右脇赤はサイクロンサービス台紙で有名)

 つまり。当初、グレーの1号は、プラ色剥き出しで表現する予定ではなく、
 本当にメカニック感を表現するために、メッキ(の失敗作)か何かに更に
 シルバー塗装して、メカのくもりを表現したかったのかもしれません。
 背面タンクの色はげの位置も、アイスシルバーに非常に似ていて、
 つまり、アイスシルバー1号背面タンクの水滴状処理というのは、
 この頃から想定されてたんだろうな、と判ります。これってすごい!!
 頭部については、時期や形状があってるか怪しいです。遊ばれたからか
 シルバーメッキが更にメッキはげしてるので。ぱっと見シルバーの電子頭脳にしか。
 残存パーツで組まれたのかなぁ。展示だけならグレーが銀でも変わらないかもですが




 購入を決めたポイントは ミニ日記 の11/11他 参照。
 カスタムだという人もいるかもしれませんが、もしそうなら
 ここまで作っておいて腹部を黒く塗らない理由がありません。
 というか、成型上問題がある所が多くあって、だからこそ販売分では
 修正されたんだろうなぁ・・・と思えるところも多いんですよね。
 販売分の初期メカとすら型の違う部分がやたら多いし。
 ボディの透明プラは結構曇ってますが、これはプラが白化してるからだけじゃ無いよ。

 ニューGIジョーの型をまんま使ってるから、まだ金型の表面処理ができてないらしい。

 両足の甲に穴が開いています。タカラの内覧会や問屋向けの発表会などで
 展示されていたのかもしれません。( 画像
 ただ、同時にお店に入ってた緑ワルダーもそうだったのでいまいち時期不明化してます。
 ボルトなどでスタンドに止めて展示するためにそうしたのではと店長さんに言うと、
 店長さんもそう思うとの事。例えば初期の日本製バービーは足の裏に穴が開いてて
 その頃はスタンドから出ている棒を足に挿して飾ったのだそうです。(59年以降の品?)
 そういう意味でこの1号も似通っていると思います。

 でも、自分的に過去、これとかなり似た塗りと型の素体は、何度か見た事がある気がします。
 一度はサイボーグで有名だった某店、一度は某だらけ、一度は小田急沿線の某店
 めぐりめぐっていた可能性もあるし、複数配られていた可能性もあるし。
 某店で買わない?って言われた事あったような記憶がある。その時はお金が無かったけれど。
 あとで写真UPしますが、向かって左のまっさらなメーター部分、普通針のある所に
 ひっかき傷みたいなのがあって、そこだけ吹いてるシルバーがひっかかれてはげてます。
 なんかメーター位置のアタリを付けるのに使ったのかなとか、思います。
 最初メーターがまっさらだった理由は・・・シール表現する予定だったんでしょうか??
 
 で、このテストショット品なんですが、可能性としては、

 1:テストショットで、1期カタログの試作品グレーを決める前の色比較検討用の試し塗り品。
 2:タカラの内覧会や問屋向け展示会で展示したテストショット品の1体。
 3:各小売店向けの販売予告用展示品?(だとすると数は結構増えるね)
 4:ぶっちゃけ最初期のサイクロンプレゼント?
 5:市販品のグレー(やシルバー・ゴールド)の本当の最初期は全部こんなカラーだった?

 どれなのかなぁ・・・この品は別に穴開いていたりするので、検討品っぽい気がするけれど、
 意外と他にも数がある可能性はありますね。わかんないです。
 (むしろ冷凍睡眠1号が、メーカー内で配られた最初の頃の品とかだろうか・・・?)
 なんか叩かれっぱなしみたいで、これはこうだ、って言いたくなくなってきた(笑)
 
 でも、テストショット型の1号が入手できて、本当に嬉しいです(^。^);;
 (と書いておきます)


 追: ひじ関節等の金属ピンはニューGIジョー正義の味方でも使われている、
 真鍮か銅っぽい金属ピンに肌色塗装したものなので、時期的にも合ってます。
 後期の1号の手首足首のピン以外、昔の1号は全部鉄製リベットを使ってます。
 で、今ごろになって発見。この1号の腰パーツを見て欲しいですが、
 市販品の1号の場合、腰の中に下がったフックで両脚のゴムひもを止めているんだけど
 これは、腰の中のシャフトに直接両脚のゴムひもをかけてるんだよね・・・!
 1期カタログのテストショットも同じです。同じ材質のゴムひもでも、長さが全然違います。
 やっぱり本物でした!って事で。良かった良かったX2(;▽;);;

 この項随時更新。ナンバリングとかまだ決めてません。

 (2009_11/8)



※ どこかの卑劣な人間が幻影1と2で紹介した、アイスシルバー1号とシルバーシルバー1号について削除依頼をしたようです。いつのまにか表示されなくなっていました。。
  それだけではなく、明確に初代リカの最後期ブックレットにも掲載されている、
  初代リカちゃんのページについても表示されなくなっています。狂っています。
  (初代リカちゃんページ削除についての反論は、リカちゃんページや日記等参照)
  あまりにも酷いので、一応アイスシルバー1号の背面画像と、上のテストショット板の1号の、背面比較画像を並べておきます。
  今までカスタマーに複製されるのが嫌だったのでUPせずに来ました。
  
ts383733b.jpg

  
  このようになっています。前から話に書いていた水滴描写というのがこれです。
  今回入手のテストショットと比べてもよく似ている事が判ると思います。
  テストショットは銀の背面タンク上に青スプレー、アイスシルバーはブルー1号の上に銀スプレーです。
  更に、どちらも左タンクの上の所に結露描写があるわけです。つまり、この結露表現は、
  サイボーグ1号の誕生した当時から塗装の内に計画されていたもので、
  それらをコスト(or手間)を考えず再現しようとしたのが、アイスシルバーなり、この下(↓)のレトロ風の1号だったんだろうという事が判るわけです。(初心に戻った塗装表現という事でしょう)
  「おまえのは俺がカスタムした」という人々もいますが、それも嘘です(タカラ工場の人でない限りは) 。
  現物見れば一発で判ります。脇腹のシンバルというかソロバン玉の部分が、
  ’パーツがランナーから切られる前に、スプレーで全部塗装されてから組まれている’からです。
  これはアイスシルバーでも、テストショットの1号でも同じです。(画像)
  また、アイスシルバーも、下のレトロメカな1号も、これも、>これ
  多彩なスプレーワーク(特に、あえて薄く吹くなど)を使われている共通点があります。
  この辺の詳しい事は持ってる人にしか判りません。工場の人の作業工程の考え方とか癖ですから。
  ていうか叩きが知る必要はないですよ本当は。でもページ非表示なんて強硬手段を取られるんじゃこうするしかない。
  背面とかは知ってる人しか知る必要がないから、僕が黙って背面画像もUpせずにいただけです。
  シルバーシルバーにしても、顔はともかくボディの存在はほぼ知られています。
  別のサイボーグサイトにも紹介されているし(某サイトのサイボーグライダーフルセットのページ)。
  顔の塗られた宇宙人0だって、2000年の玩具イベントのタカラブース(メディコムが無地のキューブリックを無料配布した回)でも展示されていたし、元知人も持ってましたよ。タ●ム●●クスさんにも置いてた事があった。
  アイスシルバーだって、玩具店の店頭にプレゼント募集のポスターが貼られていたのだから、プレゼント広告の印刷やデザイン発注記録を調べれば、存在していたことは判る筈なんですが、
  調べる気がない人ばかりだろうし、僕は当時記憶のある一ファンに過ぎないから、逆にみんな思い出せない、って事の方が信じられないわけです。
  嘘つきにそうだそうだとお追従を言いながら、叩きをするやり方に集団で迎合。汚すぎます。
  嘘つきはあなた方です。嘘っぱちの分際で偉そうなのが極めて気に入りません。
  ・・・geocitiesにこのように無理やり非表示にさせるやり方は理不尽極まりないです。どこの誰だか知りませんが、謝罪文を送るようにしてください。(2009_12/12)


  後注: アイスシルバー、シルバーシルバーと初代リカちゃんページ、ともに
  表示が元に戻りました。ありがとうございました。
  ちなみにこのテストショット1号ですが、左胸の中央にすごく小さな穴が開いてます。(1期パンフのテスト版グレーも同様)
  これは後になくなるのですが、サイクロン台紙のテストショット銀1号(1期パンフ裏面)の場合
  左胸は少し大きい半球が付いているように見えます。しかしそれは錯覚で、
  後の1号にもたまにある左胸中央のプラの引けが、メッキで屈折して円状に映っただけにも思います。テスト版だしね。
  僕のだと右の1号の左胸のプラが引けています。これはすごく引けが大きい例。凸にも見えるけど凹面状。(12/12 PM3:00)

     
 
’ メカニックが ギラッと光って 最高だ!! ’
 
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