SFパック・スターウォーズバッジ(78年タカラ)
SFパックのスターウォーズのバッジです。バッジ系は結構今でも手に入りやすいので、焦る必要も無いという感じですが、裏のラインナップを見ると結構ハードル高い商品は色々ある感じです。
SFパックというのは、所謂駄菓子やさんでも流通したようなスターウォーズの文具系的廉価アイテムのシリーズです。一番高くても500円以内って感じのシリーズ。それでも子供のお小遣いで楽に買えたわけなので、多分当時の小学生には一番人気のあったアイテム群です。ダイカスト系等の玩具より、こっちを探している人も多いかもしれません。
特にR2D2の消しゴムと鉛筆削りは探している人多いと思うし、パック入りはかなり(×2)入手が困難です。出てきたとしても多分すぐ売れてしまうような感じです。実は自分もこの中で持ってるのってムービーキーホルダー(しかもルース品)だけなのですが・・・でもムービーも結構手にいれづらいアイテムではある・・・。
バッジは手に入りやすいとは書きましたが、映画の写真を用いたカンバッジは結構難しいと思います。あと、左画像の缶バッジもロゴが旧スターウォーズなので(日本国内オンリー)、海外では人気あるらしいです。これも定かじゃないです;
SFパック・R2D2鉛筆削り(78年タカラ)
同SFパックの鉛筆削りのルース品です。ネットオークションにも時々出ているのですが、先日古玩具店で買ってきました。
ケニーベイカー氏演じる2本足状態のR2D2を現したアイテムで、大きさはのこのこ(画面後ろ)と全く同じ5.5cmです。頭と両腕が可動し色々なポーズを取れます。顔のディテールも細密!塗装もバッチグー。ケナー製3.5inchフィギュアと同サイズの当時アイテム中では、最も造型的に出来が良い品が「鉛筆削り」という大逆説w・・・楽しいと思います(^^
一応タカラアイテムなのですが、海外販売の予定があったからかTAKARA版権表記はありません。また、鉛筆削りの成型色には各色あるようです。上のパック裏面写真通り、同型でケシゴムを真中の足に見たてたR2けしゴムも出ています。小学校に持ってきた子も多かったかも?一応文具品だしね。
本体の材質は基本的にソフトビニールなのですが、両腕はポリのブロー成型。それがいかにも70年代っぽくて魅力的な人気アイテムです。が、必然全体が甘くなったり、つま先とかかとがぷよぷよしたりなので、堅物派の人にはちょっと・・・という人もいるかもしれません。
子供の時に持ってたアイテムなので、再入手できてほんとに嬉しいです。
SFパック・スターウォーズムービー(78年タカラ)
これもSFパックから、ムービーキーホルダーです。写真は現物より一回り大きいです。正面ののぞき窓の所からのぞくと、スターウォーズの名場面を順繰りに見る事ができます。
登場キャラは、ルーク、レイア、R2、C3、トルーパー、Xウイング等。当時はビデオが一般家庭には無かったので、カセットムービーを買えない子供には必需品でした。わくわくドキドキしながら見てました。
今見てもかなりおしゃれだと思います。実は20世紀の映画撮影用カメラの形なんだけども。・・・マニア必携(^▽^)!!
ムービーキーホルダーは映画グッズとしては定番的な商品ですが、いつでもどこでも映画の名場面が見れるので、ファン度も持続した事を当時覚えています。学校にも持っていけるし。
子供の時持っていたのですが無くしてしまったので、数年前に再入手。片付けてたら出てきました。現在結構入手難です。写真は現物より一回り大きいです。
でもルーズ品で経年のため、フィルムが紫色っぽく見えてしまってる所が残念。未開封品ならまだ鮮やかに見れるんだろうか?
レイア・オーガナ姫 3.5インチ初期フィギュア(77年ケナー版)
スターウォーズ旧3部作のヒロイン=レイア姫です。一応刻印は77年っていう事になっているのですが、詳しいバージョン等はわかりません。
レイア姫は知っての通り、後に反乱軍を指揮する事になっていく女性です。ベイダーたち帝国軍にとらわれる直前にR2D2にオビワンへのメッセージを託し、後にルークやハンソロに救出され、デススター破壊作戦に参加しました(EP4)。キャリーフィッシャーさんが魅力的。自分は実は「帝逆」よりは第1作か「ジェダイの帰還」の後半の彼女が好きですね。特にラストのお祭りの時の彼女の服なんてすごくいい感じだったと思う。森の民イウォークという、世界の子供たちの象徴みたいな存在と共にいる姿が魅力的でした。
この服を着ていた第一作ではルークと兄妹だとは明かされてなくて、だから自分は素直に楽しめた所があって。やっぱりお姫様とのほのかな恋物語、がちゃんと話に残ってた方がアメリカ映画的で魅力だったと思うんだよね。
この3.5フィギュアは、造型はシンプルなようでいて、実は結構繊細。レイアの品の良さや美しさ、まっすぐさなどがよく表現されています。レイア巻きのモールドもほぼ完璧。優しげで◎(^^);
映画SWのモチーフが様々な所から取られているのは承知だと思いますが、レイアの白い服は白鳥やギリシア神話の服を思わせるものもあり、またこの髪(レイア巻き)は一種羊の角を思わせもします。これは新約聖書にある「神とともにある子羊」をイメージしたもののようです。何故かといえばルーク・スカイウォーカー=「天を歩む騎士」も、黙示録に出てくる「天を駆ける騎士」が名前のモチーフらしいからで、つまりスターウォーズというのは、過去の神話のようでありながらも、キリスト教にとっての未来的な話でもあったって事なんだろうと思います。(だから僕はひつじ角美少女キャラが好きなのか?ていうかだからダ●バインにシーラ王女が登場したのか?云々)
ケープはビニール製ですがこの品は破れもなく状態良でしたw。タカラ版が存在するかは不明です。
C-3PO 3.5インチ初期フィギュア(77年ケナー版。写真右)
一番上に紹介しているR2と同じ、ケナー製3.5inchフィギュアシリーズのC3POです。
これも最近フリマで入手しました。
C3POはアンソニーダニエルズ氏演ずる、通訳用プロトコルドロイドです。ジョージルーカス監督は皮肉やのニューヨーカーのイメージで考えてたのですが、氏が執事のイメージで演じてあのキャラクターになったそうです。のっぽで長身(本当にスマート!!)のC3とR2のコンビは、やっぱりSWのSF的魅力そのものと言えます。
こっちは77年の当時品。通常のケナー版(1977 HONG KONG製)です。・・・の筈なのですが、極度にメッキの金コーティングが薄いです。
一瞬SWに登場した銀のドロイドの方かとも思ったのですが、そうでもないみたいで。コーティングがすごく薄くなってきてるのかと思いきや、そうでも無いんですよね。
モールドの凹部分も元々薄いようです。シャンパンゴールドカラーです。
HJ社が最近出したムック本を見ればどの時期の物か判るのではないかとも思うんですが・・・まだ買ってないんだよね。
左がタカラ版です。ゴールド強めです。ケナー版も普通はこの色なのですが・・・
タカラ版は顔が縦に伸びていてリアルなのですが、僕はキューピーさん顔のこのケナー版の方が好きです、C3に関しては。
他、タカラ版との相違点は、顔の上下角度、胴体を止めている背中のピンがリベット状である事(タカラはネジ状)、左胸ダイヤル内のポッチの数(タカラは3つ、ケナーは4つ)や、腹部ダイヤル下の無地部分の縦幅・・・などです。(背面画像 )
ハン・ソロ 3.5インチ初期ラージヘッドフィギュア(77年ケナー)
ハン・ソロの3.5インチフィギュアです。残念ながらルーズ品入手です。拳銃も持っていませんが・・・ラージヘッドです。
ソロ船長については・・・みんな知っているのでいちいち書かなくてもと思うけれども、一応90年代以降アイテムのページにベンダブル解説ページがあるのでそっちを見てください。
ケナー初期のソロのフィギュアにはスモールヘッドとラージヘッドの2種類があります。頭の大きさが何故か2種類あったらしいですが、どちらが先なのか自分にはわかりません。
一応このフィギュアの足の刻印は1977とされているのですが・・・
スモールとラージヘッドのどっちが早い時期か自分にはちょっとわかりません。
噂ではハンソロ役のハリソンフォード氏が頭の大きく見えるこのタイプを嫌がって、それでラージヘッドは発売中止になったという噂もあります。まじ?
フェイスはとてもよく出来てるんだけどね。でも別にスモールヘッドの出来が悪いわけでもないので、俳優さんを気遣う判断を優先させたのかもね。
自分はこれ、結構好きです。いかにも70年代当時フィギュアっぽいじゃん?ねぇ。
ルークがまだ来てない内にハンソロを入手って事で、こうなってくると初期ケナー版ファルコン号もほしくなってきます。
ウェスタンのガンマンっぽい扮装がいかにもアメリカ映画のSWっぽい。熱い男感がみなぎっています。本当に好アイテムです(^^)。
ダース・ベイダー 3.5インチ初期フィギュア(ケナー版)
ダースベイダーの3.5インチ初期フィギュアです。入手自体は結構以前だったのですが、ジェダイナイトルークと一緒に撮ったりとかTOP画像のタイファイターに乗せたりしたので、ついつい遅くなってしまいました。
デビッドプラウズ氏の演じたベイダーは、文句無くSWの悪役キャラNo1です。帝国の逆襲でルークの父だという事が判明したベイダーも、このフィギュアが出た当時はまだ純然たる悪役キャラだったので、造型もカッコイイというよりは、暗黒卿の名にふさわしい不気味なイメージになってます。
可動個所は他の初期フィギュアと同じく首、両肩、両腰という感じですが、ルーク、オビワン、ベイダーの3人は右手のライトセーバーの伸縮ギミックを持っています。本当の最初期フィギュアの場合、テレスコープセーバー(テレスコ)と呼ばれる、望遠鏡のように3段階に伸縮するギミックなのですが、この品は残念な事にジェダイの復讐期まで続く、1段伸縮のものです(しかも先端部が伸びちゃってる・・・ケープも含めコンディション難です)
ベイダーはモチーフに様々なものがあるようですが、それら全てはインベーダーを想起させる名の通り、侵略性や支配欲に関連するものが多いようです。一番判り易いのがナチスの軍帽とアウシュビッツ虐殺を想起させるガスマスク、ドクロのイメージなのですが(これは後に呼吸器だとわかるのだが、第1作OPではどう見てもガスマスクにしか見えない。ガンダムのザクにも影響を与えた)、その鉄帽は必ずしもナチスのそれではなく、日本の鎧武者の兜のイメージでもあるそうです。
ベイダーは物語中では支配性侵略性の象徴なわけですが、フィギュアのヘルメット部分などを後頭部から見ると男性器に酷似しています。レイアがヒロインである所からも、旧来の腐敗した男性原理による支配欲征服欲の象徴としてそういう隠喩的形状にしたのかもしれない。作品のフェミニズム性を引きたてる効果があるとも言えるわけですが・・・実際には女だって人によっては支配欲征服欲はあるわけで、これは70年代ならではの表現かもしれません。正しい男性原理だってあるわけだし。
ちなみにベイダー後の「エイリアン」ではモロにギーガー氏によって男性器が頭部モチーフにされています。後にFSSのKOGでは比較的肯定的な意味でモチーフ化されてたりするけど(自分も)、原点的ですね。
また、日本のファンには石森東映作品「変身忍者嵐」の敵首領キャラ「血車魔神斎」の容姿と酷似している点もあげられていますが(原作版魔神斎は嵐=ハヤテの父)、ルーカス氏的には「ロボットだか何なのかわからないようにしたかった」(EP3パンフ)と言われたベーダーらしく、頭頂部から目の周囲にかけての形状は、日本のタカラミクロマンの大ヒット玩具「ロボットマン」(75年。米名バイオトロン)の頭部に酷似しています。(画像 左のロボ)
最初からスターウォーズが、日本のSF作品やそのファンを意識した作品だった事は間違いないのかもしれません。
チューバッカ他、初期3.5インチフィギュア(オールドケナー)
気づけば随分更新さぼっていたんですが、ネットで「スターウォーズ 初期 フィギュア タカラ」とか検索すると結構上に検索ヒットしてしまうみたいで、これはまずい、という事で、ちょっとフィギュア増やします。チューバッカとサンドピープルとデススタードロイドとウォーラスマンです。どれも時期不明(ジェダイの復讐までの再販分可能性あり)。左から紹介します。
言わずと知れたチューバッカは、ミレニアムファルコンの操縦士でハンソロの相棒です。彼は最初期の4体セットからフィギュアのラインナップに入っています。元ネタは当然「猿の惑星」シリーズからです。
スターウォーズは元々それ以前のSF映画やアニメにキャラクターデザインの範を求めています。インディーズ感覚で、過去作品へのオマージュ総集をしているので(これはストーリーにも言える事で日本版の最初の映画パンフにも書かれています)、そこに突っ込みを入れるのもまた、正しい見方です。エピソード4〜6で大活躍する、心優しきウーキー族の男です(3にもちらっと登場)。
このフィギュアの顔はかわいい。なんだか動物AAの顔に似ている。
サンドピープルはタスケンレイダーという名前も持っている惑星タトゥィーンの原住民で、第1作目でルークを襲いオビワンに倒されて以来、エピソード2にも出たりおなじみです(DVD見直したら2だった)。マントなど欠品。ていうかwikipediaに単独紹介されているんだな。以上二体は1977年金型で、英領ホンコン製です。
右の2体も同じく英領ホンコン製で、1978年製です。銀色のロボットはデススタードロイド。C-3POに似ていますが、型は全部別物です。 ウォーラスマン(ポンダ・バーバ)はオビワンとルークがハンソロに出会う酒場「カンティーナ」で、オビワン(ベン)ケノービにすぐに切られてしまった奴です。水棲人種なので足にひれがある。そんな一瞬しか出ないキャラクターをフィギュアにしているこの時点で、公開後のアメリカでのスターウォーズ人気の白熱ぶりがうかがえます。
この2体他は20バックと呼ばれるブリスターで本国発売されていたので、初公開時に、日本販売に間に合わなかったかもしれません。基本的に日本で発売されたオールドケナーフィギュアは、77年金型の12バックの頃のですが、
少なくとも最初のロットでは、サンドピープルも日本販売されてません。日本発売の最初のアソートは12バック中の10体だったようです。
ていうか武器類とか欠品してるけど、こんな感じ・・・って事で、一応。(2012_6/8 6/10加筆訂正)
C-3PO 3.5インチ初期フィギュアJAPAN刻印あり(78年ケナー・タカラ)
ケナー3.5inchフィギュアシリーズのタカラ製C3POです。
写真では結構額が狭く撮れてしまってるのですが、これは顔が少し上を向いているからで、真正面から見ると意外にいい顔をしています(画像 )。とにかくR2に比べてディテールが抜群。金メッキが本当にキレイです。
12バック当時のC3はどれも手に入りづらいです。とは言え自分がこのC3を買ったのは実は最近フリマ(しかも100円だった!)なのですが、少し疑問が。
何とこのC3・・・太ももの裏側に’JAPAN’と入っています。(画像 )
ケナーが当時のSWフィギュアを作っていたのはイギリス領ホンコンでだったので、日本にSWフィギュアが輸入されてきている際には、単にタカラのシールが貼ってあるだけかと思っていたのですが、このC3の場合全く違っていて、ブリスターは海外製と同じであるにも関わらず、生産国は日本だったという事になります。
(このアイテムの場合、記載は一応C GMFGI 1978 JAPAN)。
知ってる人には当然な事かもしれないんですが、タカラがのこのこ等のアイテム以外に3.5インチフィギュアの国内生産まで行っていたってのは僕的にはかなり驚きでした。最初からタカラがSWフィギュアを生産しているわけはないので、ブームが加熱した後、生産体制を追いつかせるためなんじゃないかと思うんですが・・・知ってる方いましたら教えていただければ幸いです。
実は「帝国の逆襲」当時にポピーの「ワールドヒーローシリーズ」で出たC3は、目の真中が黒点になるようにペンで塗られてるバージョンもあったりします。
ZETCA C-3PO(78年タカラ)
タカラのゼトカのC3POです。ゼトカはミニサイズのダイキャストシリーズで、超合金というよりは軽いギミックのついたマスコットに近いです。他にR2とXウイング、タイファイター、ランドスピーダーが発売されてました。このC3も6〜7cm位の背しかありません。とても小サイズのシリーズです。
このC3は安値で買った品なので・・・全身の金(厳密にはダイキャストにイエローのコーティングがされてるわけですが)が完全にはげてしまってます。本来左腕を動かすと連動して首が回転したようです。ぐるぐる回るC3の首・・・なんだかシュール;
C3POのイメージモデルは、SF映画の古典、「メトロポリス」(1926年ドイツ・フリッツラング監督)に登場した女性型ロボット「U・F・A MARIA」から来ているそうです(画像 ・増田屋ディスプレイ)が、日本のアニメ等からも影響を受けていると思われます。顔の電子眼や三角形の鼻や腰部分は、サイボーグ1号の電子頭脳等に似ているし(イギリス版Cyborg等)数百万の銀河各惑星の言葉をしゃべれるという設定もサイボーグ1号的。また、胸部や腹部、股関節部分の形状は、鋼鉄ジーグにそっくりです(胸に2つ突起物のついている行動制御ボルトの付いてる状態は特に)・・・もしかすると、C3がよくバラバラにされて元に戻されるのは、ジーグ辺りから来てるのかもしれません。(ちなみにゼトカの場合拘束ボルト状態で造型されてます。左右対称なので収まりは良い)
色変えによりバリエーションのあるC3ですがEp1の導入部で同型のドロイドが出てくるので・・・アナキン少年が作ったといっても、やっぱり原型はあったわけですよね。ひょうひょうとしていて、礼儀正しいのが魅力なわけですが、ラストにはイウォークたちの神様にまでなってしまい、ちゃんと帝国の崩壊に貢献している辺り、おいしい所持ってくよなぁって感じなのです、マル。
ゼトカ・R2−D2(78年タカラ)
で、運良く入手できたゼトカのR2−D2。ブリスター入りです。
C−3POと比較するとこんな感じです。かなり小さいけど、ダイカストなので重みはあります。両足が可動で、走行させると頭部が回転するギミックが!! 「ウォーキングヘッドツイスト」だって。
しかしブリスターの中でも振動で頭は回転していってしまうので、それを直すために台紙ごと振りまくる事、数分。
ダイカストというか超合金系の玩具は、ポピーもタカトクもタケミも販売していますが、実は金属色にこだわった玩具を一番販売していたのはタカラだと思います。元はと言えば超合金人気に対抗した「スーパーミクロマン」、そのバリエーションで販売された「ミクロマン鋼鉄ジーグ〜ガキーン」のシリーズ、「スーパーバラタック」など、そこまでのタカラダイカストアイテムは、全部塗装を抑えた金属色ばかり(例外がロボダッチ)。
ゼトカはその系譜に属します。やっぱりサイボーグで「男の子はメッキメカに弱い」というのが判っているからだろうか?でも実は変身サイボーグシリーズ で「ダイカストパーツ」を持つアイテムって、まるで無いんだけどね・・・。
海外SWアイテムで70年代に金属色R2などは多分なかったと思うので、ある意味25周年のシルバーR2フィギュアはこれをリスペクトしたものかともふっと思ったのですが・・・違う?銀婚式扱い?そうかなぁ・・・雰囲気似てるんだけどなぁ・・・。海外でホワイトメタルが出てた可能性はある?
SWゼトカに限ればベイダー卿などのキャラクターは他には無いので、あとはビークル系ばかりです。専門店の人に聞いた所、レアなのはC−3POとランドスピーダーだそうだ。あとは比較的楽に入手できるそうです。他にもゼトカには宇宙科学シリーズなどがあったらしい(台紙裏参照)。ハーロックのアルカディア号もあったのか・・・。
当時定価は350円です。
スターウォーズ・コカコーラ&FANTAの王冠(78年コカコーラ)
当時のコカコーラやファンタの王冠です。当時のガラスボトル清涼飲料の王冠を栓抜きで抜くと、裏に映画の名場面が印刷されていました。今で言うペプシボトルキャップ的コレクションの走りで、当時はみんな学校帰りなどに必死に飲み物飲んで集めてました。めっちゃ懐かしいっていう人多いと思います。表がコーラかファンタかでのプレミア差は無い筈。
オビワンやR2D2,レイア姫、ダースベイダーとターキン、C3POとファルコン号、タスケンレイダー、などなどです。もっと他に種類ある筈。
当時コカコーラがスターウォーズとタイアップキャンペーンをしていた際のもので、他にもプレゼントアイテムで少し大きなR2D2型ラジオ等があったりします。結構そのラジオは今でもプレミア付いていて入手は意外と困難です。コカコーラは他のキャンペーンの時にも、ラッセルヨーヨーやバンバンボールのテクニック図解や、スーパーカー等を折りに触れて王冠に印刷していました。意外に印刷はいいのですが、瓶を開けると絶対形が歪んでしまうのはたまに傷。
当時からのSWファンにはマストアイテムかもしれないのですが、自分は手放してしまったので今は少数しか持ってないです(トホホ;
といいつつ、ついにコンプしたので全50枚画像!!王冠を全部並べられるブリスターもあるんだよね。欲しいなー (^^) (2020_1/21 21:36)
スーパーコントロールR2−D2(78年タカラ)
当時のタカラSWのアイテム、スーパーコントロールです。多分当時出たR2D2系商品の中では一番のビッグアイテムです。
ラジコンのように見えますが、実際は初期のTVリモコン等にも使用されていた、超音波リモコンで、金属板の共振音を利用して操縦するものです。前進・右折・左折・停止・円盤ミサイル発射・頭部回転の、6つのギミックがあります。当時的には憧れのおもちゃでした。スパコン(今スーパーコンピュータの略称ですが、当時のタカラカタログに既にこの略称記載有りです。)からはキャプテンハーロックのアルカディア号も出ていました。アルカディア号も同様のギミックを内臓していますが、宇宙戦艦なのになんとキャタピラで動くというすさまじさです。この当時のタカラ、絶好調ですよね(^^;
自分の品は入手するまでに結構時間かかったし、大事にもしていたのですが、スーパーコントロールの欠点=古くなると中の歯車の騒音に先に反応してしまって、リモコン操作が不能になってしまう・・・という故障を起こしてしまって、現在操作不能。延々と円盤を射出し続ける困った子です。肩から伸びているキャタピラが切れてないだけ感謝すべきか・・・;
このスパコンR2とのこのこR2は,白プラが褐色になりやすいロットがあるので、状態気にする方は注意です。カタログ予価では3950円ですが、実際には4300円に変更して販売されました。
分解して油さしてやらないといけないんだけど、開けるのもまた怖い。でも大事にしてます(笑;
※ 画像が小さいので大きめの本体画像を追加しました。肩のところでキャタピラは外してます。まだ切れてなくてほっとした。(2015_12/7 5:28)
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のこのこR2−D2(78年タカラ)
有名なゼンマイ歩行のR2D2です。3本足R2をアレンジしたものでネジをまくとのこのこ歩きます。本当は胸のアームを青で現わしたシールが1枚貼られてる筈ですが、部屋のどこかに落としてしまって見つかってません;
身長5.5cm。とにかく動きがかわいい品です。ジョージルーカス監督が日本に来訪した時気にいって、大量に買って帰っていったという事で有名です。公式サイトでも触れられてますよね。世界で一番愛されたSWアイテムです。ケナーフィギュアよりも胴体モールド等が精巧なので、アメリカでは販売されなかったそうです。日本での当時価格は430円でした。
実際には右のような袋に入ってアソート箱にならべて売られていましたが、平積みだと箱は場所を取るのでひも釣りで売ってたお店もあるようです。一応前期後期の区別があり(画像 )、背面下にTAKARAマークの入っていない品が前期(左)、入っている品が後期(右)です。前期版は白プラが写真のように変色しやすいです。
アメリカ等では人気アイテムなので、この小ささにも関わらず新品価格は100〜150ドルというプレミアがついています。ルース品は日本で5000円位?ですが、コツをつかめば安価に見つける事もできるので、並べて飾ると楽しいかもしれません。
スターウォーズ消しゴム(78年???)
当時品のSWの消しゴムですが、どこのメーカーのなのかはちょっと判りません。ミニサイズのクリアー系が多いのですが、自分が当時住んでた北陸の方だとこのタイプがメジャーだった気もします。ミレニアムファルコンとXウイングとスターデストロイヤー。カッコいーです。
SW消しゴムは、タカラ、マルカ、コスモス等のメーカーから出ているらしいのですが、無版権の品もあったりします。多分この品はガチャガチャアイテムですが、ディテーリングが非常に良いです。R2D2やタイファイターがこのメーカーから出てたかどうかは不明。丁度ウルトラ怪獣消しゴムやスーパーカー消しゴムが大ブレイクした時でもありました。
ちなみに写真の消しゴムは自分の物じゃなくて、家族の物だったりするんですが・・・(笑;)。前にもちらっと書いたりしたんですが、全般にウチは身内の方が物もちがいいです。ショップがどこにあるかとかを家族は全く知らないので手放したりしないし捨てたりもしないんだよね。で、家族が持ってる品は自分は買わない事が多いので(^^;
あーでも久々に見せてもらってかなり感動。「未知との遭遇」が流行った頃のUFO消しゴムまで出てきたよ・・・自分も集めようかなぁ。懐かしいです。
ポケットパズル・ダースベイダー(78年タカラ)
タカラのポケットパズル。730ピースや500ピースのジグソーもタカラは出していましたが、このジグソーは、ポケットサイズの60ピースのものです。50ピースかと思ってたんだけど、実際には10ピース増えて販売されたらしい。
当時の小学生等が買いやすくプレイしやすいお子様サイズ。このダースベイダーの絵柄は500ピースサイズでも出ています。
というか、50ピース販売告知のカタログでの絵柄ラインナップは実際のところ殆ど市販はされず、結局730&500ピースの人気が出そうな絵柄がそのまま小サイズでも販売されてたみたいです。 企画制作はタカラですが、販売は東洋紙工株式会社・株式会社たんぽぽとなっています。玩具店以外にも文房具やさん系で流通されてたアイテムのようです。
スターウォーズ・ゲーム(78年タカラ)
これも公開当時品のゲームです。所謂デススター攻撃のゲームです。確か他のサイトにも出てたと思います。(というか全部他サイトに出てそうなアイテムばかりですが・・・)こっちは大判ゲームで当時価格は2000円。
他にSW系では、スクールパンチというポケットゲームが販売されていました(スクール・・・学校に持ってく事をモロ奨励しているようなネーミングだが)。カタログによるとスクールパンチ版のタイトルは「リーア王女救出作戦」となっています(爆
リーア王女じゃなくて、レイア王女なのに・・・; 販売品でもやっぱり「リーア王女」なんだろうか?ちょっと気になる。「赤ずきんチャチャ」の狼犬変身キャラが女装??うーむ。
スターウォーズのステッカー(70年代東京クイン)
ノートやびんせん等でおなじみの東京クイン製造が販売していたステッカーです。B5サイズ。おなじみのキャラクターや脱出ポッド等をあしらったセットです。
一応マルCは77年 20世紀フォックスになっていて、ルーカスフィルムの表記は無いので当時品に間違いはないようです。ただ、シール上のタグやシートの裏面を見ると、販売時期によってバージョンは存在するようです。
というか、既に’May The FORCE Be With You’のセリフはシールにまでフィーチャーされているのであった。
スターウォーズアイテム・78タカラカタログ写真
78年の小売店用タカラカタログのスターウォーズページです。
まだ公開前に作られたパンフレットだからか試作品が多いです。左上のSTAR WARSのロゴは、78年の公開当時の日本用のロゴで、多分他の国では使用されていません。
ダイカストシリーズやゼトカシリーズ、ミニメタリックR2,ぬいぐるみチューバッカー、スーパーコントロールR2-D2(これは持ってるので後で画像載せます)、バリエーションモデルX−WING、ロボットウォークR2−D2、のこのこR2-D2、ケナー直輸入フィギュアシリーズ(3.5と12インチ)、ライフル、ピストル、電動ハブラシ、ライトサーベル(当時の一般呼称はルークのものがセーバー、ベイダーのものがサーベルだったそうだ)、ミニモデル、ウッドコレクション(いかにもハードル高そう!)、ディスプレイキットなどです。
画像的に間に合わなかったものもあるようで、ダイカストにはダースベイダーの画像が無いし、ミニモデルとディスプレイモデルのキットは同じ(多分MPC製)の画像が使われてます。
また、超音波リモコンのスーパーコントロールは円盤を飛ばす口の上のディテールが市販品と異なり、ライトサーベルも剣のつばに当たる部分のディテールとシールが市販品と異なります。ケナーの3.5インチフィギュアは9点アソートになっています。自分の持ってるタカラ販売のケナーR2ブリスターは12バック(フィギュアが12種紹介されている物)なのですが・・・紹介ラインナップで言うと、サンドピープルとデススカッドコマンダーとジャワ君が足りません。あくまで9点しか売らなかったのか、後で3点ちゃんと追加でアソートされるようになったのかは不明です。
バリエーションモデルのXウィングは自分も探してたりしますが、意外にパーツ欠品が多くて、完全な状態の品を探すのは難しいんですよね。
この他にもスクールパンチシリーズやパズルシリーズ、空ビシリーズなどが掲載されています。ただ、SFパックシリーズは掲載されていません。実はあの辺が、一番タカラSWグッズを集める時、コレクターが欲しがる辺りじゃないかと思ったりもするんだけども(w
スターウォーズカセットムービーのミニポスター(70年代中嶋製作所)
いわゆるハンディタイプのムービーおもちゃのミニポスターです。小売店の店頭に貼り出せるように中嶋が他のポスターと一緒に配布していたものです。
タカラじゃ無い所がSWアイテムを出していたのが、当時としては面白いかもと思って掲載してみました。そういえばタカラってムービー関係は売ってなかったんだよね。ポピーは「くるくるてれび」を出してたんだけど。
「電池は不用。カセットポン!あとはハンドルを回すだけ。ストップモーション・スローモーション・スピードモーションも思いのまま。」・・・・アナログですが、そういうのが子供は一番楽しい。SWの名場面を自分の手でもてあそべるというのは(しかもフィルムを!)、すごく贅沢な楽しみ方かもしれません。ピント調節機構付きというのも、メガネっ子には嬉しいかも。
本体はムービー1巻つき2000円で、全3巻。残りの2巻は別売だったようです。
実はケナー社製の輸入品アイテムらしいです。箱も白人少年が出てたりでいかにもそれっぽい。ちなみに同型のカセットムービーシリーズではディズニーやスヌーピー、スーパーカーも輸入販売されていました。
DIXIE社製、スター・ウォーズ紙コップ!!(80年アメリカ製。再販分?)
スターウォーズシリーズの紙コップです。結構有名なコップで、旧3部作中はシリーズ化されて生産されていました。
最近某店に行った時に、この紙コップがあって、その時は欲しかったのですが持ち合わせがあまりなくて帰宅。あとでネット検索したら少量安めに出品されてたので、ネットで先に買ってから足らない分をお店で買ってもいーかー、と入手したものです。
実はこのコップは僕も小学か中学の頃持ってました。当時の自分はお小遣いが少なかったので、映画館でもSWグッズが欲しかったのに高額品は買えず、この紙コップを買ったんだと思います。ただフィルムに包まれてたのが4個セットか8個セットだったかなど売り方は忘れてしまいました。
多分帝逆を見た大阪府内の映画館で買ったんだとは思うんですが(大阪市に行ったか近場に行ったかは忘れた。もしかするとデビュー前のTRFのSAMさんと並び列で会ったのって帝逆の時だったのかもしれない(orさよなら999)。下手すると近所のスーパーという事も・・・;)、謎なのは、このセットのR2やデストロイヤーの紙コップを持っててジュースを何度もこれで飲んでた事は間違いないんだけど、これって1作目のキャラとメカしかないのに、多分帝逆の映画館で売られてる。
確かにこのコップの版権部にはマルCで1980と入ってます。でも、調べてみると帝逆の時もジェダイの復讐の時もこの紙コップのセット(もっと種類と個数が多い)が売られてるみたいなので、この写真のは多分第1作の時に売られた紙コップセットの再印刷版って事なんだと思います。
で、映画館では別柄コップが組み合わせで、そんな多い数で買ってないと思うんですよね。グロスセットみたいなのがこの紙コップにはあるので、そのセットの場合は、もう同じ柄が山ほどって感じの売り方になってます。
どのコップの柄も良くて(各キャライラスト秀逸ですよー!)、なんかアンディウォーホルっぽいカラーづかいだなぁと思って、その辺は感心しているんですが。表面はろうみたいなものでコーティングされていて、耐水性があります。いやーどのキャラの絵もいーなー(くどい)
ていうかちらっとグランド・モフターキンが出てますが、映画パンフの和訳だと「偉大なモフターキン」って書かれてて、デススター使った悪役が何で偉大なんだー!と当時突っ込んだものですが、「グランド」ってのは彼の属する悪の銀河帝国の地位か称号みたいなものなんだと勝手に納得しています。
モフターキンを演じたピーターカッシング氏は往年のモノクロ吸血鬼映画ですごく有名だった方で、「アラビアのロレンス」のアレックギネス氏などそういう人々を主要な役にすえるのは、本当にルーカス監督たちは映画好きなんだなぁ、って思う所です。(・・・ていうかタランティーノも似た所ある?うぁぁ閑話休題だ 2015_7/3 3:59)
ココット・ミニロボットキーチェ−ン(81年コカコーラ)
81年頃のコカコーラの販促品で、ココットのシリーズです。コボットの方がメジャーな呼び名かもしれないんですが、どちらも正式名称では無いようです。一応R2D2型をしているのですが、版権的にはスターウォーズとは関係ないようです。スターウォーズの版権が高くなって取れなかったからこの形式で出したのかもしれないのですが、これはこれで可愛いシリーズです。頭部がクリアな所は別のSFシリーズのロボットぽかったりもしますが・・・。このシリーズにもプレゼントでココット型ラジオが賞品化されていました。
追:後にLFLの版権取られたらしいです。事後承諾って結構めずらしいよね。
Darth Vader's TIE FIGHTER (83年ケナー)
ケナー製のダースベイダー用タイファイターです。ゴジラやさんのオークションで買いました。83年のEp6公開時に再販されたCollector Seriesの物です。各バージョンは多数の専門サイトが詳しいのでここでは割愛しますが、自分的には一番気にいってる箱です。
機体的にはミレニアムファルコンかXウイングが一番好きなんだけど何故かこれが一番最初になってしまった(笑)
上部のハッチを開くと3.5inchサイズのベイダーを上下に昇降するコクピットに乗せられます(画像 )。ギミック的には、後ろのボタンを押すと、機体下部のレーザー砲(LED)が光り、スペースサウンドが鳴ったりします。また、撃墜ダメージ表現のため、両翼基部のボタンを押すと、両サイドのウイングが吹っ飛びます。ダイナミックで楽しいですこれ。
翼部の網の目はシールですが、その他のディテールは非常に精密です。購入時に音が鳴らなかったので分解して調べてみると、スペースサウンドの正体はなんと、モーターに接続されたギアがプラの板をこする時に生じる摩擦音でした。モーターを手で回してやって、蝋を元通り流状化させる事で修理完了!機体を上下に揺らすと音が変わったりするのが不思議。簡単なギミックなのに。
タイファイターは知っての通り、6角形の翼の一般パイロット用(それでもデススターパイロットは黒服精鋭なのだが)と、小型翼のベイダー用、そしてジェダイの復讐に登場したインターセプタータイプの3種存在。ベイダー機が小型であるという設定がまた、戦闘機に関するスタッフの見識の高さを物語る。コクピット部本体が球形なのは、やっぱり「2001年宇宙の旅」に登場したディスカバリー号や船外カプセルが最初なのだろうか?でもやっぱり、圧政者たる皇帝の眼というか、帝国の眼としての単眼・・・監視カメラのイメージが強い。単眼をキャラ化する行為は成田氏は嫌っていたわけだけど、サイクロプスに始まりショッカー首領、鬼太郎の父に至るまで、恐怖の象徴として単眼モチーフは使われてきたわけですね。日本公開翌年のザクの意匠にも影響やっぱ与えてるのかもね。全然違うけど;
エピソード3にはこのタイファイターにつながると思われる、ジェダイスターファイター(orジェダイインターセプター)が登場します。めっちゃカッコいいので早く買いたいのにお金が足らないよ。るーるー;
「すまぬ、R2・・・。お前の助けはもう要らんのだ・・・。」
「・・・£☆£%◆▽〜;」
ちょっと悲しげに。
ルークスカイウォーカー・ジェダイナイトアウトフィット(83年ケナー)
スターウォーズEp6「ジェダイの復讐」公開当時のルークのフィギュアです。開封済ルース品で、付属のセイバーも銃も欠品してるのですが、とりあえずバックシートとブリスターが残ってたので買ってしまいました。
ルークスカイウォーカーのこのコスチュームは、服の中ではかなり人気のある方(いやEp4の服はどれも人気あるけど)だと思います。最近メディコムがRAHでこの最終決戦版のルークを出したわけですが・・・かっこいいですよね。
片腕はベイダーに切られた後なので黒手袋の人工義手。で、布製のマントは90年代ケナーフィギュアのような黒ではなく茶色です。ジャバ宮に乗りこんだ際のマントは暗がりなので黒に見えるのですが、実際には濃いブラウンらしく、それでこの色になったようです。若干顔は横に太めですが、造型的にはかなりルーク役マークハミル氏(少年時代横須賀に住んでいたらしいです)の顔を上手に描写しています。塗りが雑なのが残念な所(顔が太いのは多分細面だとマントが抜けやすくなってしまうからだと思われる)。
このルークも付属サーベル色で青と緑のバージョン違いがあるようです。このタイプのブリスターは裏で65体のフィギュアが紹介されているので、65バックと呼ばれています。他に77バックやトライロゴ、メダルつきパワーオブフォース版等もあるらしいです。
ミレニアムファルコン・プラモデル(MPC ジェダイの復讐頃)
MPC製のミレニアムファルコンのプラモデルです。全長46cmで超大きい!!
ファルコン号の簡単な解説については、90年代ページ の方に書いたのでここでは飛ばしますが、
このプラモデル自体は70年代に発売されたものの再生産品が基本みたいです。一応昇降タラップなどはついてますが、中身のディテールは全くありません。
ただ、そういうキットの方が一般に改造はしがいがあるわけで、この頃のスターウォーズプラモデルブーム(ちなみに最初のSWプラモブームはガンプラブームより前です)はホビージャパン誌などでも何度となく取り上げ大ブームになりました。
この品は僕が某氏からSWファンならあげるということでタダでもらったものですが(一応大感謝!!)
、
これをもらうまでMPCファルコン号の基本的な構造ってのが僕がわからなかったのがやっと解った!って事と、ブースター部クリアパーツが1個欠品しているって事で、いままで作らずにいたものです。クリアパーツは基本的にスモーククリアです。
まぁ僕が作らなかったのは、基本的に僕が筆塗りでプラモを塗るからで・・・凹凸の多いファルコン号だと、スプレー使わなきゃ到底無理なんだよね・・・で、筆塗りでプラモを塗るってのも、中学のガンプラブームの頃、ピースコンなど買うお金がなかったから筆基本になっちゃったわけで・・・貧乏性が染み付いてるよ、いまだに・・・(T_T)
ジェダイ箱だと、パイロットがランド男爵でコパイロットがニエン・・・ってのを想像しちゃって・・・最初はやっぱり、ソロとチューバッカのファルコン号を作りたい!と思っていたので。(いや作ればいいだろ・・・ていうかファルコン号のディテールとか塗装は結構データがあるようであんまり無いので、結局色んなファルコン号プロップの写真から2コイチ3コイチみたいな機体になりかねないんだよな。好みで無茶苦茶になったり(笑) プロップと遠ざかった俺補正のかかったファルコンになりそうで)
ていうかこのまんま作って塗装だけこだわるってのでも全然イイと思うんだよね、僕は。
でもSWのコアモデラーの人々にバカにされちゃいそうじゃん?その辺がなー・・・
説明書は基本的に英文なわけですが、普通に組み立てられます。ただ、昔のプラモなのでカラー指定が極めてアバウトで、今作るなら、今の塗料の指定番号に頭の中で置き換えるとかすべきだと思います。ここはフラットでとかここはグロスでとか何にも書いてないからね、昔のプラモデルは・・・やっぱり塗るならタミヤアクリルとかかなぁ。ハンブロールだと塗料代金高くつきそう!!デカいから!!!
ブースターのスモーククリアパーツは内側から蛍光ブルーで塗って!ってのは、ああなるほどと思ったけれど。どんな効果になるのかな、ちょっと興味ある。 (2015_6/30 2:37)
◎ 「ジェダイの復讐」のぬり絵 (83年・ケナー)
旧3部作の最終作・ジェダイの復讐の公開当時の塗り絵です。ケナー製。
映画の中の魅力的な名場面を色々と線画化して塗り絵化しているんですが、そのシーンの選択が絶妙にいいです。
ここではちょっとずつの紹介にしますが・・・メカ戦シーンや、いわゆるジャバのアジトを強襲するルークとレイアたちのシーンなどもあり(なぜかハンソロが木に仰向けにくくられてウィケットたちに運ばれるシーンもあり)、なんていうかファン的には泣いてワクワクするシーンが満載です(^^);;;;
表紙がゾウさんに似た鍵盤楽器奏者のマックス・レボってのも子供向けで◎!!いや、裏は違うのかと思ったら、裏表両面ともマックスレボの写真なんだよ・・・よっぽど米国の子供達に人気あるキャラだったんだろうか?びっくりだ!!
で、若干この絵本のページを・・・うわっスペースかさみそう!!本当はもっと紹介したいんだが・・・
ていうか子供向けの絵本なのでほとんど残酷シーンはない。でもこの映画の頭から最後までを
一応絵本化していたりするので、全然物語が通じるんだ!英文解説とか全然なくても絵だけで!!
で、どのキャラもすごくそっくりに描かれているのは見ての通りで、とんでもなくウィケットやチューバッカがかわいくて、
レイア姫が本当、白雪姫とか眠りの森の美女みたいに美しく描かれてる!!この絵本職人さんはものすごいベテランと見た・・・!!
写真トレスだけでこんなにきれいなイラストにまとまるわけがないよね。まるでディズニーアニメです。
と、ここで思ったのは・・・つまりジェダイの復讐のウィケットとレイア周りのエピソードって、本気で実写で白雪姫などのディズニー映画を再現しようとしたんじゃないか?!って事で、
その美しさを徹底的にこの絵本が再現している事自体に、ものすごく感動していたりします。
(2015_12/11 2:17)
P.S. つまり、当時からディズニーとSWが一体になったようなイメージを、子供は見ていたって事か・・・
P.S.2 僕は基本的に公開当時作品はそのタイトルのまま表記するのが好きです。
今はジェダイの帰還とタイトル変更されていますが、このアイテムは当時品なので。
水曜特別ロードショー「スターウォーズ」記念下敷き(83年日本テレビ)
日本テレビでスターウォーズが公開された時の記念下敷きです。「ジェダイの復讐」が公開された当時のものです。いつかTVで公開されるだろうとは思っていても、いざ公開されるとなると大事件。当時はまだ「水曜ロードショー」だったのでした。日本テレビ開局30周年特別番組。放送日は83/10/5となってます。部屋を片付けてたら出てきました。他サイトによると懸賞品だったらしい。本当?
TVでは本編放送前にC3POとR2D2の漫才のようなものがあったそうです(自分も番組は見たけど他サイトで見るまでは覚えてなかった)。放送権を取るのも大変だったんだろうと思われます。昔は今ほどビデオ普及してなかったし当然レンタルビデオ屋もなかったから、見る人は一度きりだと思ってみていたし。やっぱ一大イベントだったんだよね。視聴率もバカ高かった記憶があります。
ちなみに裏面は4chで当時オンエアされてた伊賀野カバ丸のイラスト(画像 )。足元の徳光アナウンサーたちのイラストも楽しい。この2作品が両面ってのは、やっぱ青少年少女向けというか、「アニメファン=SFファン」的文法がまだ存在してた頃なんだなぁと、思ったり思わなかったりw
スターウォーズ各作品感想(^^);
This SW pages are by Kohji Molimoto. (森本浩司)