Petit log ２０１０年７月分
（ アバター感想・見たい映画色々・ハートキャッチプリキュア雑感
特定宗教色の強いアニメを作っている会社や協力出版社の人々は何を考えて作ってる？
黒執事�曲�送開始 ・ ゴティックメード特集・
参議院選雑感（おすすめできそうな候補者・国民新党が当選者０人なんてこの国の国民はダメ・等）
身体にまつわる造型系的なお話・ 学研「科学と学習」の想い出・昔のプレミア玩具の話
口蹄疫の種牛の殺処分は問題だと思う ・ 生徒に土下座をさせた教師って本当に駄目？
戦争もののＧＩジョーより平和的リカちゃんを買わせたいという家庭も昔はあったという話 ）
２０１０年７月 ↓
◎ コスプレ研究ページに書いたとおり、ワンフェスは行かなかったんですが、パンフレットは入手できそうなので、あとでネットサーフして各造型サイトとか巡ってみようって感じです。当日は地元のお祭りでのんびり楽しんでました。
いつもは東京音頭に炭鉱節にドラえもん音頭なんですが、今回は坂本龍馬の流行年なんで「龍馬音頭」までかかってました！！八王子本陣太鼓の演技が勇壮！！これがないと夏が来た感じがしません。今年は子供二人までが加わってちゃんとリズムに合わせて太鼓を叩いていたのがすごかったです。焼きそばやタコ焼きもおいしかったよ。地元っぽくていい感じのお祭りでした。
造型といえば、今日高円寺の中古玩具店_「ゴジラや」の１Ｆゴジラや２に、スターウォーズの原型師であるブライアン・ミューラー氏が来店してサイン会をするらしいです。
行きたいなぁ。そりゃ行きたいよ。一応自分のスターウォーズページは「タカラ スターウォーズ」でヤフー検索しても１０位以内には入るわけだから。前は１位だったけど。
「でも、僕の事を「ショタホモ犯罪予告者で盗撮者」だなどとイベントブログでデマ攻撃している、例の金属模造刀コスプレ推進者が（アルファベット３文字でアツジと読む奴。例の日野の模造刀コスプレイベント主催。ブログによると海外に実銃所持していて実弾製造能力有。ここの５１レス目の２番目のリンク先ブログの男。警察も僕が受けた被害は把握済）、このサイン会のイベンター（スターワ●● って所）さんと知り合いらしく、ゴジラやさんにも最近よく行っているらしい。
で、なんとなく最近ゴジラやさんに行くと、自分を見る店員さんの空気がずっと前から変なんだよね。数日前もそうだった。何でも鑑定団にも出ている木澤社長さんはいつも優しく応対してくれるんだけど。ていうか、店員さんたちみんなちゃんと店員してることは確かなんですが・・・別に変な事も聞かれないし。
なんていうか、造型関係の人のサイン会なんで、そいつやそのシンパ（ナチス猟奇マニアの即売会スタッフや、僕を攻撃しているエロ団の仮面ライダーコスプレ男）が来るかどうかは判らないんだけど（某アツジって奴は『仮面ライブ』にも来てたらしい。その時もそれで行かなかったんだが）、もしはちあわせたら、なんかケンカになりそうな気配なんで自分はこのサイン会も行かない事にします。基本的にこのサイン会のイベンター（スターワ●●）系のイベントには行かない事にするのでご安心を。でも、僕の問題に関係のないスターウォーズファンの方は行った方がいいよ、多分。
成田氏の展示物のあるゴジラや２の中でスターウォーズの原型師のサインもらうなんてきっと思い出になるじゃん？ ・・・行けなくて残念です。 （2010_7/28）
◎ ていうか、コスプレ研究ページの方でも書いたんですが、人形・・・モデルいない造型は煮詰まるよねー！！前も書いたけど美術デッサン本とか解剖図だけだと鬱傾向で煮詰まる。集中力が上がると煮詰まるは違うよ。モデルがいて「この人を作る！！」って頑張る方がモチベーション上がる・・・。妥協しなくて済むし。 ・・・とは前にも書いたことなんですが（老人ボケ？）、多分モデルの人がいたとしても、そうそう何度も頼んでいたらモデル料がいくらあっても足らないので。
実は日本人の裸婦書いてる画家の某Ｔ氏という巨匠のお方も、デッサンやクロッキー調のパステル画ではモデルを使うけどタブローではモデルを使わないそうな。理想像を描く時にはモデルが必ずしも必要ではないってのは事実だと思う。１枚仕上げるのにかかる時間から考えてもそういう事になるのかもしれない（その方がモデル代を気にしてとかそんなわけはないんだが）。その方の場合パステル画でも相当な値段の絵になるんだけど（＠▽＠）；；；
今作ってる人形に関しては、多分モデルはいない方がいいのかもしれないって事で、頑張ってみよう。でも前から似たような事書いてるな、自分。ループぼけ？？
あー大変だ。何が大変って、暑い・・・！！ でも梅雨明けで湿気問題は解決したので、頑張るぞ！！と （2010_7/22）
（追： ていうか去年から作っている人形は腰１関節で、いわゆるベルメールのような腹部球体の入っているものではないんですが・・・。それは最初に作る人形として腹直筋描写のオミットをしたくなかったのと、腹部球体はやっぱり妊婦とか子供を孕むとかそういうイメージをだぶらせているものだと思うので、それでやせっぽち描写をしている今回は入れなかった感じです。
同じ腰１関節でもスーパードルフィーなんかだと、みぞおちの辺りに関節が来るわけで、ムーブメントがそれで全然違ってくるのが面白い。だからみんな違った可動法にしているんだろうなぁ。
ひじやひざも完全に曲げようと思うと月光社さんなんかは二重関節にしている。作れと言われれば可能は可能なんだろうけど、ビスクドールでやる点が月光社さんはすごいと思う。ていうか僕はビスク無理。
ていうか逆にこれがＣＧでレンダリングされるヌードキャラだと、腰１関節よりはもう少し関節増やした方がいいのかもしれないんだけど、スムージングだのアンチエリアシングだのマッピングだのが複雑化するので１関節でも良しとするのは外れではないかもしれない。演出でカバーできる部分も大きいだろうし、少なくともＣＧの方は、もちはもち屋だとは思う。7/24）
◎ コンビニで見つけたんで買いました！！「もう一度見たい！科学と学習」 →
今年の３月号で惜しまれながらも休刊になった学研の学習雑誌、科学と学習のメモリアル本です。本誌の内容や創刊当時からのフロクを抜粋で紹介。いやー持ってたの多いです。
それだけでなく、フロクの１／２のミニチュア骨格モデルと、復刻版の学習科学本（両面）で、「ＳＰハーレー」や内山安二先生の漫画や、「名探偵・荒馬宗介」が載ってます！！なんか待ちに待ってたという感じ。
自分は子供の頃から学研と縁があって、幼稚園の頃から本社関連の販売のおばさんから児童文学本をもらったり学研まんがを買ったりしてたんだけど、小学の時住んでいた北浦和の社宅の隣に住んでたお兄さんが高学年の科学を購読していて、その電動ロボット（カッシャマンだと思うけど違うかもしれない）みたいなのに衝撃を受けて、それで買う事になった感じです。
下の写真の実験ホバークラフトとか水陸両用プロペラカーも楽しかった。学研のフロクにはミクロマンを載せてよく遊んでたよね。ミクロマン自体が知育玩具的だけど。
この本には書かれていないけれど、学研本社周辺の地域には、中小工場がすごく多いので、それらの工場との関連なくしては、学習や科学のフロクは生まれ得なかったような気がする。なんか自分が中小工場応援したくなるのは、科学の教材などでの体験が原点だと思います。
後に北陸に転校してからも購読は続けて「光と色のマジックセット」なんてすごく楽しかった。印画紙で本格的な写真撮影と幻像ができるカメラ（僕の年度にはまだ三脚はなし）で向かいの家を撮ったりした写真はまだウチのどっかにあると思います。骨格モデルでは人体骨格モデルも良かったけど、ブラキオサウルスの骨格モデルもすごかったなぁ・・・。自分の年度だけでなくそれ以前から以後まで、欲しくなるフロクが満載です。
当時の図版特集や実験特集の紹介とか裏話も良いです。漫画では石森プロ関係のすがやみつるさんや山田ゴロさん、桜多吾作さんの対談もあったりして、いい感じに懐かしいです（笑）。「アスガード７」（星雲仮面マシンマンのマシンマンは、元々アスガード７のキャラ名）も見たかったなぁ。ＳＰハーレーは弟の年度で連載されてて見せてもらってた。チクタク大冒険は連載初期が、丁度僕らの年度に当たってたみたいです。
終了してこういうクロニクル本が出るってのは、なんか「タカラノタカラ」に似たものがあるけれど、実際これは学研の学習科学を読んでいた人は必携です。ここから「大人の科学」を買いたくなってくる人が多い事も請け合い！！
自分がアニメを作るんだったら、学習や科学をもう一回勉強しなおしてＳＦアニメを作ってみたい気がする。７０年代のアニメや特撮って、こういう子供向け科学雑誌にも載っている知識から色々作られていたんだと思うんだよね。大人にしか判らない科学知識からではなくて。てなわけでそういう知識のストックはかなり自分もためてきたわけですが・・・。引越しなくて真っ当に数学の成績がそのままで大学もちゃんと卒業してたら、学研に就職してなんか色々やりたかったかもなぁ。文系になると漫画とか絵とか造型とかをやりたくなっちゃうんだけども、自分（文系で編集者になる、って発想は無かった）。
何はともあれ・・・・ピッポくんがかわいく、切ない。
小学生の頃、理科がずっと５段階で５だったのは科学のおかげかも。今ではそういう知識も全部ころっと忘れていたりするんですが（再勉強すれば身につくよ！多分・・・）、本や付録をめい一杯楽しんでいた思い出は、全然あせてないです。 （2010_7/21）
◎ 今年の夏は色々映画を（映画館で）見てみたいんだけど、とりあえず「トイストーリー３」と「踊る大捜査線３」は見たいです。ていうかトイストーリー３は予告編からして泣けた。
一応ライダーＷも見なくてはなぁと思ってるんですが、「借りぐらしのアリエッティ」「赤毛のアン」は絶対見たいし（アリエッティもそうだけど、アン。諸事情で８０年代末には公開されず、フィルム編集の作品を今時映画館で見られるというのはめったにない事らしい）、「みつばちハッチ」も出来れば見たい。
ちなみにハッチは東京ローカルでも再放送されていて、毎回毎回の昆虫世界のリアリティーある黒澤映画ばりの残虐描写が凄すぎますが（汗）、でも僕が子供の頃の特撮やアニメだと流血シーンとか白骨化描写とか普通だった（それがいいとは言わないけど）。ていうか昭和当時のハッチはいつも眠そうな目をしていてすごく見た目は頼りないんだけど、そういうハッチが頑張ったり勇気をふりしぼるからけなげに見えるんだよな、と最近やっと気づいた。テレビ版最終回近くのミツバチの国の未来世界的描写は何度見てもすごいんですが、映画ではどんなだろう？
関係ない話だけど、日曜日のＭＸテレビの「ハイジ」の再放送は、やせっぽちであまり育っていないやぎのユキちゃんを、買い主のおじさんが（ユキちゃんはやぎ飼いのペーターに昼間預けられているやぎです）殺そうとするので、必死にハイジとペーターがいいお乳が出るようになったからとかばって、ユキちゃんが命拾いする話だったんですが（後にハイジがフランクフルトから帰ると子供まで産んでいる）。あまりにタイムリーな話だった。それなのに宮崎の口蹄疫で病気になっていない種牛まで結局殺した日本を見ていると（東国原知事は悪くないと思いたいが）、そういう政治ニュースを見て子供たちがどういう大人に育つのか怖くて仕方ない。子供にはニュースを見せずに名作アニメを見せた方が余程ましだ。
・・・ていうか海外映画では「ぼくのエリ 200歳の少女」他も見たいんだけど、実は（朝日新聞のレビューで読んだ）設定と物語的には、昭和４０年代の円谷特撮「怪奇大作戦」の「吸血地獄」（金城氏脚本）にかなり似たものを感じる。ホラーなんだけど（この作品では岸田森は吸血鬼になりません、ハイ；）終わり方は綺麗なので・・・。「ぼくのエリ」もそれっぽい雰囲気があるので。
でも何作品かはＤＶＤで見る事になるんだろうか・・・。夏の間に見れるのが２作品とかだったら泣く。とりあえず頑張ってみようか。 （2010_7/20）
◎ 毎回「ハートキャッチプリキュア！」見てるんですが、ついにいつき君（先週の放送後は掲示板等を見ていると気づいていない人が多かったみたいでびっくりしたが、女の子です）がプリキュアに！キュアサンシャイン誕生！！いやーすごかった。とにかくかわいい。話も良かったし。
生徒会長として明堂院流の後継者としていつも頑張っていて、けれどお医者さんでも何でもなくて兄の病気を治す事も悩みを解消する事もできないいつき自身の気持ちが、ポプリの「守る力がなくても守りたい」っていう気持ちと一緒だ、って所が、すごくドラマチックだったです。共感した視聴者が多かったと思う。ていうか、一見完璧ないつきのその感情を見抜けるポプリってすごい子だと思う。いい変身回でした！！Ａパート随分はしょられてた気もするけれども・・・
自分はキュアブロッサムもキュアマリンも相当に好きなのでサンシャインはどうだろうと思ったんだけど（MaxPowerでのホワイトブラックとクイーン＝ルミナスの関係は結構微妙だったので）、ものすごくバランスがいい感じになってくるかもしれない。でも立ち位置的にはブロッサムとマリンの間に来るんじゃなくて、どちらかのサイドにつくような印象がいつきにはあるよね。変身前の人間関係が今後どうなっていくのかには注目。
自分的にはいままでの回のどう見ても美少年にしか見えないいつきもかわいかったけれど、今回さすがに女の子としてのプリキュアへの変身なので、冒頭から男の子っぽい声ではなく、意外とスムーズに変身後の声の印象とつながったのがびっくりだった。ていうか、金髪ツインテールになったいつきにいきなり反応する掲示板の大きなお友達もなんつーかあれですが・・・。自分は一人称がボクの女の子は、元々結構好きなんだよなぁ。変身バンクの力の入りっぷりがすごいのは同意。プリキュアのイエロー系の子でここまでシャープでパワフルな子は珍しい。イエローというかゴールドなんだけど。（いつきの心の花は牡丹なのに、変身後のイメージフラワーがヒマワリなのが不思議・・・ってのには突っ込むまい！）
そう言えばキュアホワイトの容姿モデルらしき例のコスプレイヤーの女の子も一人称は僕だったなぁとつい思い出してみたり。とりあえずいい感じに話が進んできて良かったと思います。 なんかムーンライト復活への準備もこれで出来てくるのかな、まだ色々ありそうな気はするけれど。
劇場版も楽しみかもしれない。舞台はパリだよパリ！！今時バブリーだなぁ・・・ｗ （2010_7/19）
（追：ていうか、ＣＤ新アルバムのサブタイトルが「大地と海と陽と月と」で、ジャケットにもろお姉さん登場なので、完全に復活決定です。そりゃそうか。
ちなみに自分はプリキュアは最初からかなり好きなアニメなんですが、元々「どれみ」が好きだったので（上北ふたごさん系）、今回のハートキャッチにはかなり入れ込んでます。サブキャラの使い方がどれみ級に良いよね！！（今回作画はキャシャーンSinsの人がメインなんですが。）
上北ふたごさんのお二人（双子さんです）って、元々タツノコプロの笹川ひろし氏の所で写真学校に通いながら勉強していた方々だそうですが、８１年当時、ガンダムやイデオンの各キャラやハイネルや、タイムボカンやヤッターマンなどの粘土製立体キャラクター人形を山ほど造型して、アニメックに掲載された事でも有名だったりします。写真は白黒なんですが・・・いや本当によく出来てるよ！ネタ的に吹くものもあったり・・・。
「どれみ」や「平成ヤッターマン」のキャラデザインはやっぱこの頃のキャラクター人形造型の立体把握がバックボーンにあってこそ、って気もします。プロのキャラデザイナーになりたい人は、上北さん達に習ってキャラ人形を作ってみるのが一番なのかもなぁ。全く別の道が開けちゃうのかもしれないんですが・・・（＾＾）；； (7/21)
◎ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100701-00000001-eiga-movi
＞「アバター」主演女優が婚約、お相手は俳優でCEO
なんていうかおめでとう（＾▽＾）；；！！ネイティリはめちゃくちゃ魅力的でかわいかった！！
ていうか今年の七夕の晩はＤＶＤでアバター見てたよ。宇宙のカップルのお祭りだから結構ロマンティックな意味でぴったりだった。実際ＤＶＤを買ったのはもうしばらく前で、大体５回位は見た感じだろうか？意外にもかなり泣いた場面が多かった。これはやっぱり名作だと思います。技術だけじゃなくてね、物語としてね。
ちなみに→の右は郵便局のチラシ（DVDは郵便局でも買えるようになってました）。
・・・って事で、アバターの感想文を書こうと思ったんですが、なんか書いていてかなりの不眠などで疲れてきたんで、例によって徐々に更新します。
『 アバター感想・・・海兵隊青年の可能性と夢 』
（↓ 今更新中。書きあがるまで時間かかると思います。現在は暫定版） ２２世紀、地球人は宇宙にまで植民化の手を伸ばしていた。主人公ジェイク（サム・ワーシントン）はベネズエラでの戦争で下半身付随になった海兵隊員だったが、双子の兄の死によってアルファケンタウリ星系の自然にあふれた衛星パンドラにおけるアバタープロジェクトに参加する。地球人と異星人のハイブリッド生命体を脳波コントロールで操り、その星の探査をしながら一見未開人に思える異星人たちとコミュニケーションを取るのが目的だったが、地球人の目的は彼らの集落の下の超伝導物質＝アンオブタニウム鉱石の鉱床だった。ジェイクは雄大な自然の中、部族長の娘ネイティリと恋に落ち、地球人としての価値観が揺らいでいく。そしてついに地球人による侵略が開始される。
・・・という感じの話です。詳しくは公式サイトやwiki参照。っていうかＤＶＤ見るのが一番です。筋を追ってくとキリがないのでそこははしょりますが・・・まじで涙した所が多かったです。主人公のジェイクやネイティリもいいけれど、シガーニーウィーバー演じる女性科学者＝グレイスも本当に良いです。「エイリアン」シリーズでは闘ってるわけだけど、近作では異星人と理解しあう役どころなので、すごく役が報われている印象がある。
とにかく衛星パンドラの雄大な自然がきれいで、上にも書いた通り異星人「ナヴィ」（地球人の呼び方で正確には「ナリ」らしい。猫というか黒豹のような異星人）が魅力的です。言われ尽くしている事ではあるけれど、パンドラの自然と生態系を丸ごと作っちゃったよ！！みたいなそれがスゴすぎ（笑）。この星の生物は大体が翡翠のようなブルーの退色をしているんですが・・・多分アメリカＳＦ映画の中でも最も美しい異星人の一つに数えられるんじゃないかと思います。
パンドラの風景もすごいです。彼らの聖地の空に浮く山＝ハレルヤマウンテンはマグリットの絵みたいだし（ＦＳＳのフロートテンプルのような未来的ではないが）や、巨大樹ホームツリー、魂の木・・・、海が青いのは一緒だね。動物たちもＳＦ生物っぽくはあるけれど、例えばイグランの色など、地球の翼竜や恐竜たちも極彩色だったらしいという研究があるから、実は地球の太古の自然のイメージがかなり入ってるのかもしれない。
ナヴィ族は、日本のウルトラ族（あ、「族」だｗ）なんかに慣れてると、異星人なのに何故ここまで地球人っぽいのか？ってのはあるんだけどね。目があって鼻があって、口があって歯があって・・・でも西欧人には「神の似姿として人が作られた」という各宗教や神話があるので、異星人は地球人に近いというイメージがあるらしい。
昨年12/28のエントリーでも書いた通り、猫型なのはロバートＡハインラインのジュブナイルＳＦ「大宇宙の少年」のベガ星系の平和主義猫型宇宙人「ママさん生物」からなのだろうと思うし、身体が青いのはヤマトのガミラス人などから来ているのかもしれない（最初のＣＧアニメ番組のRE-BOOTの主人公の肌が青いからそれに習ったのかもしれないのだが）。翼竜のような生物イグラン（バンシー）を彼らが操っている絵柄は、日本のファイブスター物語のタイカ編のヒロイン、シルヴィスのイラストイメージそっくりだったりする。サナターなんてガマラバウ（FSSやエルガイム）みたいだったりするが。
地球の施設内で、まだ羊水の中に浮かんでいるジェイクのアバターは、まるで赤ん坊のように眠っているのだが、これはある意味アーサーＣクラーク原作の「２００１年宇宙の旅」「２０１０」のスターチャイルドを彷彿とさせる。そしてジェイクとリンクする事で、立ち、歩き、新しい人生を始める。走り抜けた先の菜園でジェイクがグレイスのアバターから果実を受け取るのは、マイルズ大佐が言うような地獄ではなく、ここは楽園だとグレイスは言いたかったのだろうか。
ネイティリが「赤ん坊だ」というのは本当で、ジェイクはネイティリやパンドラの自然＝エイワ（もしかしたら「英和（辞典）」から来た言葉かもしれない。タイトルがインターネットを象徴している部分があるのは事実だ）を「母」として学び、生き始める。
地球側企業の傭兵である大佐たちが乗っているパワードスーツは、アニメ「装甲騎兵ボトムズ」のアーマードトルーパースコープドッグそっくりである。重要なのは、日本のアニメにもよく登場する「パワードスーツ」という概念が、ハインラインＳＦの「宇宙の戦士」によって日本にもたらされたという事である。そしてハインラインと言えば、アメリカでもタカ派というか愛国主義の軍国派として有名な作家である。そのパワードスーツがこの物語では侵略者である地球人側の兵器として登場する。
同時に多分キャメロンはボトムズ最終回が２００１年へのオマージュだという事にも気づいていて、エイワを自然の調和を守る女神として登場させている。神は自然を守り、聖書では最初に言葉ありき・・・いや、そんな事どうでもいい位、パンドラもナヴィも魅力的なんだけど。
この物語の主人公＝ジェイクは地球の（おそらくはアメリカの）海兵隊兵士である。半身不随になったジェイクは、そのまま９・１１以後の戦争に傷ついたアメリカ青年の象徴でもある。いやベトナム、第二次世界大戦、それ以前からかもしれない。為政者や権力者の欲望によって仕組まれる戦争により、青年たちが傷つき死ぬのは昔からなのだから。
wikiによると「もののけ姫」にオマージュを捧げたシーンもあるそうだ（前半ではジェイクが密林でキノコのような植物を触るとポコポコ♪と音を立てて収縮するシーン、あれは「トトロ」の、みんなの踊りで種が発芽するシーンの音階に似ていると思う）。
けれどもそれはただシーンがどうとか言う問題ではないと思う。聖霊ある自然が侵略され蹂躙されていくシーンは、インディアンだけでなく、第二次世界大戦の沖縄戦（沖縄にもシャーマンはいるわけだから）も象徴しているんじゃないだろうか。キャメロン監督にとって「もののけ姫」の舞台モデルの屋久島を意識する事は沖縄戦を意識する事でもあったのかもしれない。
そしてそれぞれのキャラクターが非常に重みを持って登場している。元海兵隊大佐でパワードスーツを操るマイルズは、敵には冷酷で残酷だが、味方の兵士たちには厳しくも鷹揚で、いわばアメリカの父性の象徴である。逆にグレイスは女性でありながらもハイミスでヘビースモーカーの科学者で研究一筋。ナヴィを理解しパンドラの自然を愛しているが、けれども地球人として母親たるべき女性として正しい生き方をしてきたかは疑問で、つまり、どちらも２０世紀のアメリカの歪んだ父性と歪んだ母性の象徴である（心ならずも歪んだというべきか）。アメリカだけではなく、近代文明国家そのものの父、母、息子の象徴で、すでに崩壊してしまっている。マイルズがジェイクに足をやると言うシーンの「あの女の下で働け、だが実際は俺の部下だ」・・・なんか離婚した夫妻の息子が父親に聞かされているセリフみたいだな、と思う青年は多いかもしれない。
逆にネイティリたちナヴィは、それら近代文明国家、白人社会に侵略されてきた、インディアンやアフリカやモンゴルなど、文明国に虐げられている途上国の、自然そのままの人間、家族の象徴になっている。そこに海兵隊の青年が母国から派遣されて行く、という構図は、そのまま中東や、この日本の沖縄や横須賀などに来ているアメリカ軍人青年たちの象徴だと思う。
そのジェイクがパンドラの自然の中で学んでいき、オマティカヤ族の部族の男になっていく。
その過程で気づくのは、アメリカの青年たち（海兵隊青年）がこれほどまでに「世界の人々に理解されたい、信頼されたい」と願っているのだという事だ。
パンドラの部族の慣習が設定される上では、アメリカだけでなく、アフリカやオーストラリアなどの先住部族の慣習や伝統（日本も含む）も参考にされているんだろうと思う。この映画は子供たちから見ればSFなのだが、そこで語られている事は近代文明国家と発展途上国の間のここ数百年の総集と言ってもいいような内容である。逆にいうと現在の「表現と法律」の問題を考えるなら、アメリカでも（輸出時でも）こういう比喩でなければ表現しがたいかもしれない。
自然と生きる尊さと死の悲しみ、フィーラー（感覚器）を使ったツァヘイル（＝バンド＝絆）の視覚化。色々なテーマがあると思う。バンシーを得る挑戦のシーンからの爽快感のあるフライトシーンも良いです。見る度に泣き所って違うんだけど、やっぱり、部族の成人の儀式のシーンの所は泣ける。
そしてジェイクはネイティリとも愛し合うんだけど、その後に地球人が森の伐採侵略をはじめ、部族のホームツリー（とてつもない神話の世界樹を彷彿とさせる大樹）がなぎ倒されるシーンは・・・見ていて辛くて何度再生を飛ばした事か。ネイティリが受けた傷は、つまり進駐軍兵士が日本でやっていた事でもある。おそらくそういうテーマもある。
ジェイクが巨大ブルドーザーのカメラをつぶし、その映像を見て兵士がジェイクに言った「クソ野郎」という字幕のセリフは、英語のセリフでは「サノバビッチ！」と言われているわけだが（一応書くとサノバビッチという悪態は、Sun of a beachやサンセットビーチ（どちらもオアフ島）とのひっかけ言葉らしい。（「ビーチの日本の旗」を連想させる点で）日本によるハワイ真珠湾奇襲を忘れるなという意味も含まれているのかもしれない。sun of a beach の a beach だけで、真珠湾って事かも ）企業の開発責任者はナヴィをイエローモンキー（日本人を示す差別語）ならぬ「ブルーモンキー」という。２２世紀になってもそういう言葉が軍隊の中に残るほどに第二次大戦の奇襲による開戦と、差別感情は根深い。そのキャメロン監督の視線のリアリズムは衝撃を受けた所だった。そして略奪のための開発、開発のための立ち退き要求、軍隊による攻撃・・・ミリタリズムによるごり押しの連鎖。
日本語字幕と声優さんによる日本語吹き替えでは、かなりニュアンスが違う表現がされているのも興味深い。魂の木を通じてエイワにジェイクが語りかけるシーンで「地球には緑がない。彼らが自然を殺したから」というセリフがあるんだけど、この部分はナヴィの母なるエイワへの語りかけなので、英語では「（they）killed them mother」というセリフ。もっと英語が上手く聞けたらなぁと思います。
ジェイクがトルークマクトとなってツーティらと共に、地球人たちに挑むシーン・・・まず、ツーティが「トルークマクト」とジェイクに語りかけるあのシーンが泣ける。ていうかホームツリーが倒れる辺りからは自分的には泣かされっぱなしだった。ツーティが軍隊と闘ってガンシップから落ちていく所も・・・泣ける。
けれどもそこには「近代戦」をナヴィに体験させてしまう事になる罪もあり。ネイティリが見る、燃えながら走る馬はナヴィやかつての人類の騎馬狩猟採集文明の終焉だろうか。
ジェームズキャメロン監督は、別にＳＦファンに好かれているから、以前エイリアン２でパワーローダーを出したから今回もパワードスーツをただ出したというのでは、無い。パワードスーツ＝ＡＭＰがボトムズのＡＴに似ているからと言って、ボトムズ批判をしたいのでもない。むしろアメリカ人として、アメリカのミリタリーＳＦである「宇宙の戦士」が、ガンダムやボトムズなどに影響を与えて、それを日本や世界の若者が誉めそやす状態になってしまった、その事に対して、アメリカ人の一ＳＦクリエイターとして重く責任を感じているんだと思う。
ジュブナイルＳＦのハインラインと、ミリタライズＳＦのハインライン・・・どこでアメリカ（のSF）は、ずれてきてしまったのだろうか？というような・・・・・・
つまりジェームズキャメロン監督は、アメリカ人として、アメリカ人が広めてきたＳＦ（軍国主義ＳＦ）のカタルシスの、近代文明軍国主義的なカタルシス等に、おとしまえを付けようとしているんだと思った。「彼らに何が与えられる？」というジェイクのビデオログでの独白は、戦勝国のアメリカ人として、そのまま日本や世界にエンターテイメントを配信しているキャメロンの心の吐露でもあり、その自己批判の勇気に胸を打たれるクリエイターは多いかもしれない。２０世紀的な価値観とストーリーテリングについて、ある意味アメリカ人としての自己否定をしながら、若きアメリカ人であるジェイクたちのような世代への願いや希望を描いたのだと思う。『若者たちにはこうあって欲しい！』という夢だよね。
でも、けっしてジェイクは特別な青年ではなかった筈で、どんな青年でもジェイクに共感する気持ちはある筈だ。その上でキャメロン監督は、各国に派遣されていくアメリカの青年たちを擁護しているんだと思う。
ラスト近くでマイルズがジェイクの髪をつるし上げた状態でナイフを構える（殺そうとするのと同時に絆を断ち切らんとする）あの構図は、インディアンを侵略した白人たちが、インディアンの誇りであるモヒカンを切らせた姿を彷彿とさせる。そういう意味では『モヒカン族の最後』のラストが、ハッピーエンドになった物語だという事もできる。
そしてアメリカＳＦの影響を受けた日本アニメやコミックがなければこの映画は存在しない。アメリカにとって日本は、過去戦ったにも関わらず今は良い友好関係を築けているという点で明らかに「希望」なのだ。その日本がアメリカ軍を、海兵隊の青年たちを含めて今 預かって いる。その彼らをもっと大切にするべきだとも思わされる映画でもあります。
なんていうかキャメロン監督は私生活は奥さんが５人目だったりとんでもないと思うけどね（笑）・・・この映画はすごく良いと思います。
日本のロボットアニメや特撮やゲームが戦いの昂揚感を煽りに煽っている中で、理想のＳＦ表現をこの映画がしてみせた事は賞賛に値すると思います。子供たちは絶対に見た方がいい映画です。この映画は子供たちの世代での戦争を止める事が出来るかもしれないのだから。それ位の強い主張のある映画です。自分も何かを頑張りたくなってくるような、そんな映画でした。未見の方は是非。
（ 2010_7/17~18 ）
◎ 関西の某中古玩具店（自分とは面識はない）に、ブリキのラーメンブースカが入ったらしいんだけど、流石に即売れだったらしい。すごいなぁ・・・オムライスさんなどには９０年代に入っててその写真が専門書に乗ってた記憶があるけれど。
ていうか自分も結構あのＨＰは見ているんですが（自分の専門は旧タカラプラトイ等なので見ているだけなのがほとんどですが）、売れるのが早い事早い事！！これはゴジラやさんでも同じなのか。その割にゴジラやさんのアイアイちゃん、まだあるけどね（ここで書いたら即売れか？）。
本当にレアな人気アイテムはいまでもかなり受容あるんだなぁと思う。ていうか大判でラーメンブースカの写真が見れたのは良かった。
自分は・・・趣味が分散してきているのでなかなか大物買えないですが。分散してなくても買えない位あの辺はとんでもないですが。このサイトも今後は安めの線を更新する予定。るらら〜〜（；▽；） （2010_7/17）
◎ ていうか、昨日から八王子市夢美術館で、「押井守と映像の魔術師たち」展が開催されます。期間は７月１６日〜９月５日まで。夏休みの間は丸々やってますね。
今回の展覧会も行って見る予定なのですが（ていうか秋からは水木しげる展もやるみたいです）、意外と最近はまだ見てない作品もあったりするので、一応ここ最近の作品を一通りＤＶＤで見た後で行ってみようかと思っています。
なんていうか、押井氏の作った映像にまつわる映像舞台美術やガジェットの展覧会なんだよね。
押井氏自身は美術作家ではなく監督であって、いわばそれらをまとめたり、ガジェットに対するプロデュースと言う感じなわけだし。今回の展覧会のアイテム群はほぼ舞台美術用作品なので、純然たる芸術美術と言うのとはかなり違うかもしれない。でもイノセンスのガイノイド・ハダリーのハッチオープンや、バセットハウンドオルゴールの模型が、久々に展示されたりします。
自分は押井作品ではうる星２とパトレイバー１とイノセンスが比較的好きですが。攻殻１はラストが気に入らない・・・んだが、あれがないとイノセンスに行かないしなぁ。紅い眼鏡は受験中の初日に劇場に見に行ったりしたけれど・・・今思うとあの作品は重いよね（紅い少女に対する希望や憧憬を、「人狼」なんかと対比すると人狼は相当に少女に対して絶望的である。だから付いてけない感もあるわけだが）。自分はスカッ！と見れる作品が好きです。じくじく考えるのは苦手なんですよ昔から（笑）。暗い作品でも結構スカッ！と見てしまうんで。
でも、ここまで押井氏の映像プロデュース面を総括した展覧会も珍しいと思うので、８０年代からの押井オタクの方は行ってみると勉強になるかもしれません。とりあえず紹介まで。 （2010_7/17）
◎ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100713-00000582-san-bus_all
＞農水相が殺処分の代執行検討 宮崎県が応じない場合 口蹄疫
自分的には、現時点での種牛の殺処分には反対。感染もしていないのに種牛を殺すというのは、今後の復興を全く考えていない行為としか思えないし、この件では宮崎県全体と各都道府県の酪農関連団体は助命嘆願を出した方がいいと思う。宮崎県だけの問題じゃ無い。それこそ総理に聞いた上で各政党も動いた方がいい。
こんな事が起こる度に、家畜の根絶やしを他の都道府県でも次々にやっていくのなら、この国の酪農は終わってしまう。なんていうかファシズム時代の根絶やし虐殺政策じゃないんだからさ。もうちょっと考えて欲しい。種牛に試しに種付けさせてみて、生まれた子牛が感染しているのかいないのか、それすらチェックせずに殺せ殺せでは乱暴過ぎる。
ていうか、何 の た め の 種 牛 ？？？？？
こういう時のために種牛を別に残してきたんじゃないのだろうか？
感染の危険が万が一あって、全部皆殺しにするのであれば、ならば今後その地域はクローン牛だけを育てるという事になるのか？
例えば人間は病気にかかるたびに抵抗力をつけて、その抵抗力をつけた人間が結婚して子供を作ることで、遺伝的に次の世代の抵抗力が（強化されて）付いて行くわけだけど・・・・。確かに感染牛を放置しておくのも難しいんだろうが、感染牛を殺すのは「他に被害を拡大して他から酪農の財産的被害を出さない為」でもあるんでしょう？やっぱり「適度」というのは必要だよ。
病気になった家畜はともかく、なる可能性のある家畜までもを次々に殺して行くなら、その動物の抵抗力というのは、種として今後どこで付いて行くのか？生命科学を無視してこういう結論を出すのは、生命倫理にも反していると思う。（2010_7/13）
◎ なんていうか今回の参議院選挙終了後のテレ朝系の深夜番組見ていて、なんかボケ老人ばかりが会話していて腹が立った。まぁあの「朝まで〜」がボケ老人ばかりの集まりなのは昔から判っているけれど。だってあの司会は、若い政治家には「そんなことで大丈夫かね」というけれど、その視点はつまりは過去の政治の悪弊の視点からじゃないですか。
正直、社民党や共産党は沖縄問題では全く論外な事しか言っていないんだけど、共産党の「３つの無駄を無くす」という論には理はあるし、
何より国民新党側の言う「成長率４．５％と言っても、中小企業の成長率は−２８％であって、この状態で消費税増税は自殺行為だ」（政見放送でも言っていた）は、中小企業応援派の国民新党しか重要に認識していない問題なので、なんで国民新党が伸びなかったのか・・・と言えば、やっぱり有権者の日本国民がクズだからなのだろう。
この国では今現在、勝ち組と負け組が常時入れ替わっているのであって、負け組になった時にでも最低限生きていけるようにはしないとならない。
他の政治家も言っていた、税制を１０年前に戻す、貧しきものからは取らず、金持ちから取る、というのは、本当に理のある事だと思う。
ていうかそれはともかく民主党政治になったおかげで、自公時代の過去の核密約の問題が明らかになったり、官房機密費の問題が明らかになったりしたのに、自公に投票するなんて・・・こんな阿呆な国民のいる国、ぶっちゃけ有り得ないと思う。（官房機密費問題というのは、つまり自民公明政権時代に、政治評論家やマスコミに対して、自民公明政権の問題点を言わず野党をあげつらうように巨額のお金が機密費から賄賂として渡されていたという事）
ていうかテレビのニュースや評論家なんて信用すんなよと。マスコミは別に消費税５％が１０％だろうと貧しくならない勝ち組の人達だし、どちらかというと金持ちに増税されたら困るのがマスコミや有名人の世界なんだから。
それらは要は自民公明の過去の連立政権による、国民に対しての裏切りで、特に核密約なんて「有り得ない行為」なわけだから（国防で北朝鮮の核ミサイルへの迎撃能力を持っているのは在日アメリカ軍だけで自衛隊には無理だから、今沖縄の軍備を減らすという意見は馬鹿過ぎて有り得ない暴論なのだが）、ここまで過去の諸悪が発覚しても自民党に残っている人たちに票を入れるなんてのは、社会的倫理からして有り得ない。
つまり、今回の選挙で国民が自公に投票した理由は、消費税より何より「日本の在日米軍を断じて減らしてはならない」という、民衆からの断言だったのかもしれないのだが。相手が核ミサイル持っているのにあえてガードを減らそうとする政権は、それは国民にノーを言われて当然だろう。つまり日本国民は消費税増税よりも国防を取ったって事だね。
ていうか鳩山氏の献金問題だってそうだよね。親が子供に「世の中の役に立つように使いなさい」とお金を渡した事を馬鹿なマスコミが集団で責めたおかげで、消費税維持派だった鳩山氏を追い落として増税容認の菅氏の時代に変えてしまった。だからこの日記では鳩山小澤を責めるなと言っていたんだけども。それにしてもここまで日本国民が阿呆だとは思わなかった。 （2010_7/12）
◎ ってなわけで、投票に行ってきたわけなんですが・・・自分の町は市内でも投票率が１〜２位を争う地域なので、今回は投票率どんくらい行くだろうか？
で、今開票速報をやっているわけですが、なんと国民新党の当選者が０人とか出ているわけですよ。って与党が全部まともとは言わないけど、消費税増税反対の国民新党の議席数消えたら、増税論に歯止めをかける必要もなくなるだろうが国民の阿呆。
ていうかまたねじれ？国民馬鹿すぎる。衆議院と参議院の別もわかってないんじゃないだろうか？はっきり言ってこの国はもう終わったなと思う。まともに報道見てる国民ってこんなに少ないんだろうか・・・
下手すると、郵政民営化の問題点を修正するための改革法案も通らなくなってしまうし。亀井氏が通そうとした法案は国会会期切れでまたやりなおしになってるわけだけど、そのやり直しが通るかどうかわからない。
消費税増税論議になったら、ぶっちゃけ事業仕分けもする必要が無くなるわけだから。だから国民新党の議席が必要だった。自公が事業仕分けするわけがないし。
結局自民から分散した議員たちの新政党が、民主党と国民新党の議席を削って、結局自公勢力の勝ちに持っていくという、その狙い通りの結果でしかない。
つまり、「消費税増税を止められる与党は国民新党だけだったのだから、国民新党の予想議席数が０人という時点で、日本国民は狂ったレミングのように自殺もしくは自爆を選んだのと同じ事」なんだよね。
民主党にしても国民新党にしても、能力のありそうな人を各都道府県選挙区に配分してしまって、比例代表出馬させなかったのが敗因と言えるんだろうけど。結局自公に入れる連中がこんだけ多いだなんてなぁ・・・消費税上げる気満々の人々にこれだけ投票するってどんだけ日本国民は馬鹿なんだろうなぁ。みんなの党と国民新党比べたら、普通は国民新党に入れるだろうと。
松田公太氏は通るだろうと思っていたけれど・・・この人は勝ち組の人だから、勝ち組の視点にみんなが合わせられるとは限らないじゃないですか。だから下でも数人並べたんだけどね。獲得票の表見ている限りでは・・・駄目だね都民は。
いずれにしても今回の選挙は日本人は阿呆だという結論を導き出すに十分な選挙だったと思います。なんかあまりの国民の駄目さ加減に自分の人生を頑張りたくなったよ。 （2010_7/11）
◎ 今日投票日なんだけど、東京都選出区では自分的に応援したいなぁと思える人が何人かいていまだに迷っている。
○ 松田公太氏・・・タリーズコーヒージャパン創業者。元三和銀行退行して起業した人。この若さでこれだけ活動できるのはすごいと思う。みんなの党。
○ 森原秀樹氏・・・若いのに既に世界数十カ国を回った国際ＮＧＯのスタッフの方。アムネスティ日本のスタッフなので人権問題についても色々な意味でしっかりしている。社民党公認なので連立抜けた今では野党になっちゃうのが惜しいけど。こだわらない人にはいいかもな。
このお二人は自分より若い。票を入れて当選してもしなくても意義あると思う。
○ 江木さおりさん・・・国民新党公認。ヤマハ音楽振興会音楽院開設者で２３年主宰で５０００人の子供を育成！！こういう人も政治にはいなくちゃね！と思う。
ちなみにウチの家族には小倉あき子さんに入れてきた人もいる。
・・・応援したい人は何人もいるけれど、自分の票は１票なので、まだ時間のある内にここに書いておきます。投票には行こうね。自分はぎりぎりまで迷う事にした。 （2010_7/11）
◎ 自分は基本的に政治は政教分離（政治と宗教は別）であるべきだと思っているので、宗教団体起因の政党には投票しない主義なんだけど、最近はアニメ映画などでも各宗教団体原作のアニメなどがあって、そういうアニメを作っている出版社だのアニメ会社などは何を考えているんだ？とは思っています。アニメに関わっている出版社が宗教団体のプロパガンダアニメに加担するって、ポリシーとして無神経過ぎるよね。以前の劇場版エ●ァも自分はカルトっぽいとは思うけど。
神や霊の存在に無理解過ぎるのもよくないが、各宗教それぞれなんだから、政治と司法が別であるように宗教と政治は別であるべきです。（2010_7/11）
◎ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100710-00000061-san-pol
＞消費税、やっぱり「鬼門」 議論生煮え、混迷必至
民主でも自民でも消費税１０％の可能性があるなら、もうこの日本終わったなという感じですが（国と民衆とどっちを選ぶかで民衆選べない時点で終わってる）、とりあえず消費税増税する前には民意を聞くため再度総選挙、って事らしい。本当だろうか？嘘だという可能性があるなら民主党には入れられないね。あと、その選挙の時には公務員の選挙権はなしにして欲しい（出来るわけないか。警察の人にだって選挙権はあるべきなんだが）。なんていうかぶっちゃけ、死人の出る可能性のある所から準に福祉や対応をしていくしかないわけですよこの国は。自公には今回は入れない。だって今の国家問題の元凶全部自公だし。
ていうか自分の気持ち的には「官房機密費」の問題が大きいので、政治評論家とコネのありそうな議員政党にはぶっちゃけ入れたくない。でも、国民新党系議員さんの政見放送はもうちょっと自信持って発言して欲しかった。亀井氏と田中康夫氏は良かったのだが。
それはさておき、今の状態だと自分が投票できそうな所は、国民新党かみんなの党くらい、って気がする。連立から一度とんずらした社民党には投票しない。東京では蓮舫議員も立候補しているし、事業仕分けは相当自分も支持したいけれど、どうせあの人は受かるから別のましな人に入れて自分の票に有効化を図りたい。比較的今回の参議院選挙は投票相手を決めるのが楽勝です。 （2010_7/10）
◎ 今月号の某誌の「ゴティックメード」特集を見た。ていうか携帯を変えたのでyoutubeにUPされた４５秒バージョンの音楽は聴けました。
ロングバージョンは見ていないんだけど、多分これは原作者のＮ氏言うところの「普通のロボットアニメ」以外の何でもないのだろうと思う。確かにそうだよね。
なんていうか、例えば「エルガイム」の後にサンライズのリアルロボットアニメが「Ｚガンダム」以降のアニメに食われる事がなければ当然有り得たであろうロボットアニメで（それでもレイズナーやガリアンはあったのだが）・・・たとえばこのアニメの横で昔のアニメを対比するのなら、ブライガーだとかモスピーダだとかメタルジャックだとか・・・その辺のアニメと並立すべきアニメだっただろうと思う。また、それで構わないと思う。見る側的には。
８０年代後半でロボットアニメのリメイクやパトレイバーに走って以降、ＳＦアニメがセンスオブワンダーとして退化したのは間違いない事実なのだから（その分ゆうき氏はバーディーを描いているし出渕氏はラーゼフォンを作ったが）。明らかにＮ氏の視点では、「ゴティックメード」は 普通こうあるべきロボットアニメ 以外の何でもないんだろう。カイゼリンのデザインも・・・僕なんかはＮ氏なら当然ここまでやるだろと思ってるし。
（※自分だったら自分のデザインのロボをこういうアニメにはしない（描き続けられない）と思う。多分自分がこのクラスの精度メカデザインをして映像作るなら、自分の場合ロボをプロップで作った方が楽だと思う。その場合のヒロインが今作ってる人形のバージョン違いになる事は言うまでもないのだが。だめか。ミクロのマテリアルフォースでも使うか。Ｘボンバー好きだったしなぁ。ITCはあれだけど。）
８９年頃ディズニー的淡い塗り分けのセル画本をリスマチックセルで原作者は出していたりしたので、その表現で描かれているとも思うし。主題歌もきれいだよね、流石。
前にも書いたとおり自分はこの物語は、いわば故夏目雅子版西遊記（もしくはスタージンガー）だと思っていて、もしくはシャアとララアがこういう形で出会ったら？のような話だと思っている。ヒロインのベリン・アジェリの「アジェリ」は阿闍梨から来た言葉なんだろうし、自分は今、仏教や中央アジア的物語には興味ないので、物語的には現時点で興味を持ってない（もてない）、うん。
・・・っていうか、あえてそう（興味を持たないように）仕向けているんだろうかなぁとも思う。考え方のスタンスが自分とは違うと思うので何とも言えない。けれどもＦＳＳを小学１年生が卒業する位の期間休載してＮ氏が作っているアニメなので、それ相応の物語密度はあるんだろうなぁと思う。まぁ行き先のハ・リが「巴里」の事だったら、色んな意味で西遊記とは違う意味を持ってくるのだが。逆にテーマには興味ある。このサイトも接線のあるテーマで更新しているとは思う。だが似たテーマモチーフが同じ解を導くとは限らない。
今回の特集でハイランダーが出る事がわかったりしたので、多分ＣＭの真っ赤な女性は炎で、フィルモア帝国成立前位の話になるのかなぁとも思うわけだが。ＦＳＳはしばらく炎が主役って事だそうなので、多分隠れキャラで炎の別の姿とかも出るような気がする。あと「ゴティックメード」が「神のつくりし物」から「暴君の賜い物」という意味に変わったのも注目点か。 とりあえず自分はナチス的表現をアニメやコミックから全部排他しろとは言っていない。ただ、当時ものを着てねり歩くのはどうか？と言っているだけで。２Ｄ作品表現と、それをコスプレで着て同一化する行為とは別だと思ってるし。大体アニメの力を借りて第２次大戦前の価値観の対立を描こうとしているのなら、どちらの暗喩も必要ではあるし。・・・まんまだったらちょっと哀しいが。上が少年兵で下がキルトスカートだったら・・・凄いがテーマと遊離するよなぁ（←※FSSフィルモア系男子はキルトスカートなので）。今の所は様子見だね。
「ゴート」＝ヤギ、だからねぇ・・・ヤギってのは昔から悪魔の象徴だよね。設定自体に振れ幅持たしているのなら、どう捉えるかは人それぞれって事なのだろうか。何度も言うけど、公開まではぽけーっと待って、公開時に「いいアニメ見せてもらったなぁ！！」という、そういう待ち方でいいと思う。すごい道楽につき合わされてるよなぁファンはｗｗｗ （2010_7/9）
(※ 今日のテーマソング のＺガン主題歌の所にもかなり前にも書いたけれど、自分がＺガンやダンバインを駄作だと思うのは・・・つまり、主人公たちがある境遇だったり能力だったり・・・それなりに「主人公でなければならない理由」によって不幸であるにも関わらず、作品が一定の満足なり幸せなりに到らせる方法や結論を提示していない（アンハッピーエンドもしくは無意味な死にオチなど）場合は、その作品は駄作だと思うって事なんだよね。作品的に悲劇を美化して切ない話に仕上げるだけなら凡百の作品もやってるわけで・・・つーか大方の携帯小説と変わらないですが。携帯小説ってリアルじゃないって人がいるけど、あれってリアルだよなぁ。リアルだから作家が理念に至らない。特に子供の見るアニメの場合は、はっきりとモノを言わないのは、不誠実だと思うんだよね。最近アニメって子供だけのものじゃないけど、子供を度外視するのも不誠実だ。
そういう意味ではゴティックメードも、この２主人公が、いいカップルになるか、それとも別離して自身の道を歩んでいくかというのは、判らないわけだけど、別離なら別離で何かの解答（意見）があるべきなわけじゃないですか。ただの悲劇喜劇にしない為には。それはＮ氏の一意見なわけだけど。その解答が出る＝テーマって事だと思うから、今は安心して期待したいなんて言えないよね（笑）
◎ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100705-00001289-yom-soci
＞「それが誠意か」生徒に土下座させる…青森の高校
これは、土下座をさせた教諭側を責める側が異常だし、そういう内容のこの記事がおかしいと思う。ていうか、学校内の大した事ではないミスとは言っても、クラス全員で努力した結果に関する問題なので（本来このクラスに上へ決勝へ進めると言ったせいであぶれる所だった他のクラスに対して詫びるべきなのだが、実際そっちのクラスは決勝戦すればいいだけなので大した問題ではない）・・・なんていうのかな。大した問題ではないからこそ、謝罪する時に土下座するくらいは、教育上あってもいいのではと思う。
例えばワールドカップでのあの誤審については「あいつら審判は土下座すべきだ」と生徒の誰もが言うだろう。しかし学校内でそういう事がおきた時に曖昧で済ますというのは、ダブルスタンダードだって事だと思う。
例えば学校で集団によるいじめが発覚したら、体育館前でいじめた奴らの土下座くらいはあるべきだよね。それにいじめっ子側のモンスターペアレントPTAが苦情を言ってきても、「彼らは汚い行為を行ったから教育指導の一貫として土下座させたんだ！！」と堂々と言えない学校側が軟弱化しているんだと思う。だからいじめが止まらないわけ。
ていうか学生同士の「土下座」ってそんなに屈辱なのだろうか？後に尾をひかないようにお互いフォローすればいいのではないだろうか？こんなので仮にＰＴＡが動いていたら過保護もいい所だ。教諭を責めるなんて滅茶苦茶だと思うけど、その場の空気とかもあるのかなぁ。（2010_7/6）
◎ ていうか、リカちゃんページの方にも書いていますが
＞ 先に書いた「リカちゃん系のイベント関連でわけのわからない事」ですが、
＞ 例の悪質な元同人イベントスタッフのほのめかしだったようです。
＞ 前回のイベントが先月済んだばかりで、次は来年半ばの開催なので、
＞ しばらくは心配する必要はなさそうです。（7/3）
↑の件については、自分は「どこにも電話をかけていません」。これが正解。
例のナチス猟奇趣味の悪質なコスプレイベントスタッフが、何者かが彼の知人の会社に「リカちゃん ナチス」などの言葉を含めて電話をかけたかのように今ブログで書いているのですが、僕は電話をかけていないので、
つまり 僕（森本）がかけたかのように思わせるようなデマ もしくは、全く無関係の人物の電話、または、
該当スタッフがその知人に、僕などを装わせて電話をかけさせた可能性 が極めて高いです。
（ただ、その電話の人物が実在するとして、僕の連絡先を勝手に告げている可能性は、あります）
大体彼の知人の会社に何で自分が電話かけなきゃならないんですか？彼の知人だってだけで業者として見限るに値するってのに（笑）。それともリカちゃん関連で言えば、タカラトミーのリカちゃん担当が彼の知人だとでも言うんだろうか？馬鹿か。
「リカちゃん コスプレ」で検索するだけで、どこのイベントの事かわかったし、そのイベントが来年半ばまで開催されないって事もわかったので、
僕的にはどこにも電話をかける必要性がなかったのです。これが正解。２ちゃんねらーって馬鹿ですね（爆笑）
自分のリカちゃんページはヤフーで「初代 リカちゃん」で検索すれば、かなり上の方に出るページなので（ていうか今全国２位）、書いておくだけでタカラトミー関係の人だって見てるわけです。別にいちいち電話かける必要なんてないんですよ。 （2010_7/6）
（※２ｃｈのスレッドがしつこいみたいですが、この件ではくどいけど どこにも電話かけてません 。当然通話記録なんてあるわけないから、調べようが勝手にすれば？その悪質な最大規模即売会の元コスプレ広場総統括を、僕が大嫌いだって事には全く変わりがありません。）
◎ この日記が４００００ヒット越えました。良心的な読者の方々にのみ・・・ありがとうございました！！
なんと２年前以前のカウントがジオシティーズのカウント計算に残っていないのに気がついた・・・本当はとっくに４万ヒットを超えていたようです。
やっぱりブログの時に比べると全然ヒット数は少ないんですが、こっちの方が圧倒的に性に合ってます。MSN Windows Liveのように管理側が2ch管理人（元）などとつるんでもいないし(MSNはメッセンジャー機能のネット広告に元管理人使ってた位だ)。それはさておき、タグで書いてく方がやっぱり楽しい。ジオシティーズ最高。
今後多少読みやすいようにする予定ですので、良心的なＲＯＭの方は、どうぞ今後ともよろしくお願いします！ （2010_7/6）
◎ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100704-00000012-maiall-soci
＜掘り出しニュース＞買うのが恥ずかしくて 水着のリカちゃん人形盗む
・・・このニュースを読んで、例の最大規模同人即売会の元コスプレ広場総統括（同直営店でナチス軍服やダガーや猟奇書籍などを販売していた、悪質な２ショットライブチャットの運営参加者）が閉鎖ブログ内で、僕のことを「警視庁の捜査１課がリカちゃん誘拐犯であると疑っている」という事実無根の中傷デマを書いていた話を思い出した。一連のあの事件は知っての通り「店頭ペコちゃん誘拐事件」なので念のため。あと窃盗担当は捜査２課。例のスタッフ連中はデマにも程がある。
それはともかく、↑の事件報道では、万引き犯を変態だのロリコンだのいう論評も出るとは思うのだが、実際本当に金銭的に窮状にあるサラリーマンが、子供や孫のために犯行を犯した可能性もあるわけで。こういうあいまいな報道をする事態が、後のネットの無責任論評を喚起する可能性が高く、実際不謹慎なのかもしれないとは思う。子供がいない人や子供に女の子がいない人が人形を欲しがるってパターンはあるし。サラリーマンって時点で自分より裕福そうだし、別に万引き擁護をする気はないけれど。
もしこの５０代の犯人が、個人で欲しかった、人形を買いたいが男だから買うのが恥ずかしいので万引きした、というケースである場合、やっぱりジェンダー論とか当時の教育とかが、「男が人形を欲しがるのを許さなかった」という時代の人だからかなぁ、とは思う。自分も最初に「プリティーオリーブ」を買った時は結構恥ずかしかった。漫画だと、村生ミオの「結婚ゲーム」を買った時も恥ずかしかったかなぁ。
しかし、初代リカちゃん当時のリカちゃんフレンド入会者には、男子入会者も結構いた。
それは多分「ＧＩジョーは戦争人形なので、リアルな戦争が嫌いな子供は敬遠した（実際それで４０年代のＧＩジョーは売れなくなった）」もしくは 「 親が戦争人形を買い与えるのを拒絶し、代りにリカちゃんやわたる君を買い与えた 」からではないかと思う。
兄弟姉妹の混合した家庭ではわたる君を男の子が買うなんて事も普通にあった筈。自分は男兄弟なので、姉妹のいる家族がうらやましくはあったんだけど・・・
つまり「 男の子向け＝ＧＩジョー、女の子向け＝リカちゃん 」だったんだけど、「戦争肯定」と「平和主義」という対立軸もそこにはあって、必ずしも戦争肯定になれない男の子はリカちゃん玩具のわたる君その他で遊んだりもしていただろう、って事なんだよね。（ＧＩジョー系ではスポーツマン服や宇宙服も出ているんだが）
今の玩具会社製作陣は勘違いしていると思うんだが、やっぱりリアル戦争もの玩具を買わせたくない家庭は今でも多い。だからミリタリー系の女の子ドールは絶対に主流派にならず流行らない。今日本の周囲状況は不穏だが、ミリタリー系が売れるからと言って玩具メーカーが売るのは恥ずかしい事だと思う。それにあえてマイナー路線を選ぶべきではなく、徹底的に平和主義なら平和主義で、玩具開発を進めるべきだと思う。
さておき・・・初代リカに比べて、現行リカは女の子向けに特化したシリーズなので、買う時に恥ずかしいのは、事実かもしれない。ボーイフレンドがスーパーカーに乗る（わたる＆レディ７）位の発想のジャンプは必要かもね。 （2010_7/5）
◎ ・・・というわけで「黒執事�供�が放送開始したみたいです。１話見ました（笑）。すごかったですねーｗ
ていうかいきなりドルイット子爵が出たのにはびびりましたが。ラストの辺りとか、こうなる事は確かに７巻コミック帯で読めていたので、こんな感じになるかな・・・とは思ってたんですが、クロードとアロイスしかビジュアルに出てこないんで、すっかり忘れてたよｗｗｗ
この設定ならサーカス編も作れるだろうか？いずれにしても色々仕掛けはたっぷりらしいので、楽しみに見る事にします。DVDで全話録画決定。でも結構ワンセグで見ても画の密度的にすごそうだが。
なんていうかある意味今度の主従もダークな闇を抱えてるかなぁとは思うのですが。迫害されていた時こんな無関係そうな男の子と一緒だった・・・って回想からして、なんかとりかえっ子が起きていそうな事は引きとしては十分なんですが・・・。
自分的にはハンナの目ぐりぐりと、シュワちゃんモデルっぽいおじさんがなぜか悪役、っての以外はあまり問題のない１話でした（このシーンもよく解らないんだよね、OPのビジュアルのハンナにはちゃんと両目があるので・・・。あとシュワ知事についてはファンなんで）。 （2010_7/3）
◎ 「黒執事�供廚�今晩から放送開始！！
（よく行くフリマのディーラー夫妻の娘（小学生）がアニメにはまって既に「腐」になりつつあるらしい。ちなみにグレルが好きでクラスのみんなと会話が合わなくなりつつあるのだそうだ。）
って、だからではないんですが（ていうかクロードって絶対むっつりだよな）、コミックの９巻買って読みました（自分はコミックで読んでるので）。本格推理もの？って感じで面白かった。途中から笑いをこらえるのに必死だった部分がありますが、役者だなぁ。＞シエルとセバスチャン
女王付きの新執事２人（白執事？）がテレビのように正体天使なのかはわからないですが、とりあえず自分的推理だと、あの小説家はアーサーコナンドイルだと思う・・・ってモロバレでファンに笑われるよねそうですねと。
自分的想像だと、セバスチャンが死を偽装しているのは（多分肉体的に仮死状態なんだろうが）、多分その旨シエルは枕に隠した手紙か何かで知っているのもなんとなく解るし、白執事の背高君が針と糸が使えるので、多分ジーメンス郷は予定通りに殺されたのか？というのもなんとなく解るし（ていうかその辺は謎じゃなくて、黒執事のお話へのファンの慣れ度を作者＋編集が試しているんだろうと思う。あらゆる意味で吹く。ていうか過去の話からして執事同士の対決話にならないわけが無いじゃないか）、
と思いつつ気になるのは、ジーメンス郷殺害時の叫び声が本当にジーメンス郷のものなのかという事で（部屋入り口にはセバスたちがいたので）、殺害方法も刺殺なのか薬殺なのかわからない事。あと、胸の赤いのは血じゃなくて赤ワインか何か？とか、変に色々深読みしてしまう。この辺上手くなってるなぁ・・・と。
巻の最後に死んだフェルペスは多分コンロン側の偉い人が便乗or悪乗りで殺したのかとか思うんだけど、多分この事件は、冒頭でのシエルが読んでる新聞記事とからんでるんだろうなぁ、と。って違ってたら情けないが。
自分にとっての最大の謎は、なんでこの晩餐会に舞台演出家とオペラ歌手と小説家のアーサーが呼ばれたのか？って事。晩餐会を演出するためだけなのか「保険」なのか？それがわからない。
あ、あとタナカ氏の顔が藤村俊二氏そっくりに描かれている事に感動！！これは本当に感動。あと、セバスはなんとなく小野氏っぽいし、シエルは坂本さんっぽいんだよね。アニメの雰囲気がいい意味で影響してるのかなとふっと思ったり。１期は終わってしまったから・・・もうコミックで１期の良い所を生かすしかないんだろうしなぁ・・・（再登場したらびっくりですが）。
ていうか丁度セバスをシエルが踏んでいる例のシーンで、ウチの母が本のページを見て一言。「何？ゲゲゲ？」
「いや、すごい目してるし髪そんなだし（笑）」・・・どうもシエルの髪の毛だのセバスの迫真の開眼を見て、ウチの母は「鬼太郎」を僕が買ってきたのだと思ったらしいです。そんなこんなで明るくアニメ２期も楽しみにしています。
（ていうか醜男多いんだよなー、２期。ちょっと不安； 2010_7/2）
◎ ワールドカップの感想・・・自分的には「今日のテーマソング」の所に書いた通りなんですが、帰国後記者会見の選手達＋監督は重いものもありながらいい顔していたよなぁと思う。彼らは日本のワールドカップ中の歓喜と狂騒を知らないんだよね。見せてやりたかったと思う。
ていうか、パラグアイ戦ではチャンスを生かせなかった点はあるし、自分的には最初のシュートで日本側が先取点決められそうなのに決めなかった所で、これはきついなぁとは思ったんですが。チャンスを逃すとかボールを取られるとか、何で？と思うんだけど、それもまた実力で今後の課題なんだろうなぁ。少なくともアウェイのワールドカップでも「勝つことが可能」なんだ！と解っただけでも今回は大収穫だと思う。
次は是非ロンドンオリンピックで勝ち進んでください。オリンピックなんてワールドカップと比べれば・・・なんてのは言い訳にならない。
サッカーの次はＷＢＣかな。結構そちらも楽しみですが・・・動向が読めないね、まだ。(2010_7/2)
特定宗教色の強いアニメを作っている会社や協力出版社の人々は何を考えて作ってる？
黒執事�曲�送開始 ・ ゴティックメード特集・
参議院選雑感（おすすめできそうな候補者・国民新党が当選者０人なんてこの国の国民はダメ・等）
身体にまつわる造型系的なお話・ 学研「科学と学習」の想い出・昔のプレミア玩具の話
口蹄疫の種牛の殺処分は問題だと思う ・ 生徒に土下座をさせた教師って本当に駄目？
戦争もののＧＩジョーより平和的リカちゃんを買わせたいという家庭も昔はあったという話 ）
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◎ コスプレ研究ページに書いたとおり、ワンフェスは行かなかったんですが、パンフレットは入手できそうなので、あとでネットサーフして各造型サイトとか巡ってみようって感じです。当日は地元のお祭りでのんびり楽しんでました。
いつもは東京音頭に炭鉱節にドラえもん音頭なんですが、今回は坂本龍馬の流行年なんで「龍馬音頭」までかかってました！！八王子本陣太鼓の演技が勇壮！！これがないと夏が来た感じがしません。今年は子供二人までが加わってちゃんとリズムに合わせて太鼓を叩いていたのがすごかったです。焼きそばやタコ焼きもおいしかったよ。地元っぽくていい感じのお祭りでした。
造型といえば、今日高円寺の中古玩具店_「ゴジラや」の１Ｆゴジラや２に、スターウォーズの原型師であるブライアン・ミューラー氏が来店してサイン会をするらしいです。
行きたいなぁ。そりゃ行きたいよ。一応自分のスターウォーズページは「タカラ スターウォーズ」でヤフー検索しても１０位以内には入るわけだから。前は１位だったけど。
「でも、僕の事を「ショタホモ犯罪予告者で盗撮者」だなどとイベントブログでデマ攻撃している、例の金属模造刀コスプレ推進者が（アルファベット３文字でアツジと読む奴。例の日野の模造刀コスプレイベント主催。ブログによると海外に実銃所持していて実弾製造能力有。ここの５１レス目の２番目のリンク先ブログの男。警察も僕が受けた被害は把握済）、このサイン会のイベンター（スターワ●● って所）さんと知り合いらしく、ゴジラやさんにも最近よく行っているらしい。
で、なんとなく最近ゴジラやさんに行くと、自分を見る店員さんの空気がずっと前から変なんだよね。数日前もそうだった。何でも鑑定団にも出ている木澤社長さんはいつも優しく応対してくれるんだけど。ていうか、店員さんたちみんなちゃんと店員してることは確かなんですが・・・別に変な事も聞かれないし。
なんていうか、造型関係の人のサイン会なんで、そいつやそのシンパ（ナチス猟奇マニアの即売会スタッフや、僕を攻撃しているエロ団の仮面ライダーコスプレ男）が来るかどうかは判らないんだけど（某アツジって奴は『仮面ライブ』にも来てたらしい。その時もそれで行かなかったんだが）、もしはちあわせたら、なんかケンカになりそうな気配なんで自分はこのサイン会も行かない事にします。基本的にこのサイン会のイベンター（スターワ●●）系のイベントには行かない事にするのでご安心を。でも、僕の問題に関係のないスターウォーズファンの方は行った方がいいよ、多分。
成田氏の展示物のあるゴジラや２の中でスターウォーズの原型師のサインもらうなんてきっと思い出になるじゃん？ ・・・行けなくて残念です。 （2010_7/28）
◎ ていうか、コスプレ研究ページの方でも書いたんですが、人形・・・モデルいない造型は煮詰まるよねー！！前も書いたけど美術デッサン本とか解剖図だけだと鬱傾向で煮詰まる。集中力が上がると煮詰まるは違うよ。モデルがいて「この人を作る！！」って頑張る方がモチベーション上がる・・・。妥協しなくて済むし。 ・・・とは前にも書いたことなんですが（老人ボケ？）、多分モデルの人がいたとしても、そうそう何度も頼んでいたらモデル料がいくらあっても足らないので。
実は日本人の裸婦書いてる画家の某Ｔ氏という巨匠のお方も、デッサンやクロッキー調のパステル画ではモデルを使うけどタブローではモデルを使わないそうな。理想像を描く時にはモデルが必ずしも必要ではないってのは事実だと思う。１枚仕上げるのにかかる時間から考えてもそういう事になるのかもしれない（その方がモデル代を気にしてとかそんなわけはないんだが）。その方の場合パステル画でも相当な値段の絵になるんだけど（＠▽＠）；；；
今作ってる人形に関しては、多分モデルはいない方がいいのかもしれないって事で、頑張ってみよう。でも前から似たような事書いてるな、自分。ループぼけ？？
あー大変だ。何が大変って、暑い・・・！！ でも梅雨明けで湿気問題は解決したので、頑張るぞ！！と （2010_7/22）
（追： ていうか去年から作っている人形は腰１関節で、いわゆるベルメールのような腹部球体の入っているものではないんですが・・・。それは最初に作る人形として腹直筋描写のオミットをしたくなかったのと、腹部球体はやっぱり妊婦とか子供を孕むとかそういうイメージをだぶらせているものだと思うので、それでやせっぽち描写をしている今回は入れなかった感じです。
同じ腰１関節でもスーパードルフィーなんかだと、みぞおちの辺りに関節が来るわけで、ムーブメントがそれで全然違ってくるのが面白い。だからみんな違った可動法にしているんだろうなぁ。
ひじやひざも完全に曲げようと思うと月光社さんなんかは二重関節にしている。作れと言われれば可能は可能なんだろうけど、ビスクドールでやる点が月光社さんはすごいと思う。ていうか僕はビスク無理。
ていうか逆にこれがＣＧでレンダリングされるヌードキャラだと、腰１関節よりはもう少し関節増やした方がいいのかもしれないんだけど、スムージングだのアンチエリアシングだのマッピングだのが複雑化するので１関節でも良しとするのは外れではないかもしれない。演出でカバーできる部分も大きいだろうし、少なくともＣＧの方は、もちはもち屋だとは思う。7/24）
今年の３月号で惜しまれながらも休刊になった学研の学習雑誌、科学と学習のメモリアル本です。本誌の内容や創刊当時からのフロクを抜粋で紹介。いやー持ってたの多いです。
それだけでなく、フロクの１／２のミニチュア骨格モデルと、復刻版の学習科学本（両面）で、「ＳＰハーレー」や内山安二先生の漫画や、「名探偵・荒馬宗介」が載ってます！！なんか待ちに待ってたという感じ。
自分は子供の頃から学研と縁があって、幼稚園の頃から本社関連の販売のおばさんから児童文学本をもらったり学研まんがを買ったりしてたんだけど、小学の時住んでいた北浦和の社宅の隣に住んでたお兄さんが高学年の科学を購読していて、その電動ロボット（カッシャマンだと思うけど違うかもしれない）みたいなのに衝撃を受けて、それで買う事になった感じです。
下の写真の実験ホバークラフトとか水陸両用プロペラカーも楽しかった。学研のフロクにはミクロマンを載せてよく遊んでたよね。ミクロマン自体が知育玩具的だけど。
この本には書かれていないけれど、学研本社周辺の地域には、中小工場がすごく多いので、それらの工場との関連なくしては、学習や科学のフロクは生まれ得なかったような気がする。なんか自分が中小工場応援したくなるのは、科学の教材などでの体験が原点だと思います。
後に北陸に転校してからも購読は続けて「光と色のマジックセット」なんてすごく楽しかった。印画紙で本格的な写真撮影と幻像ができるカメラ（僕の年度にはまだ三脚はなし）で向かいの家を撮ったりした写真はまだウチのどっかにあると思います。骨格モデルでは人体骨格モデルも良かったけど、ブラキオサウルスの骨格モデルもすごかったなぁ・・・。自分の年度だけでなくそれ以前から以後まで、欲しくなるフロクが満載です。
当時の図版特集や実験特集の紹介とか裏話も良いです。漫画では石森プロ関係のすがやみつるさんや山田ゴロさん、桜多吾作さんの対談もあったりして、いい感じに懐かしいです（笑）。「アスガード７」（星雲仮面マシンマンのマシンマンは、元々アスガード７のキャラ名）も見たかったなぁ。ＳＰハーレーは弟の年度で連載されてて見せてもらってた。チクタク大冒険は連載初期が、丁度僕らの年度に当たってたみたいです。
終了してこういうクロニクル本が出るってのは、なんか「タカラノタカラ」に似たものがあるけれど、実際これは学研の学習科学を読んでいた人は必携です。ここから「大人の科学」を買いたくなってくる人が多い事も請け合い！！
自分がアニメを作るんだったら、学習や科学をもう一回勉強しなおしてＳＦアニメを作ってみたい気がする。７０年代のアニメや特撮って、こういう子供向け科学雑誌にも載っている知識から色々作られていたんだと思うんだよね。大人にしか判らない科学知識からではなくて。てなわけでそういう知識のストックはかなり自分もためてきたわけですが・・・。引越しなくて真っ当に数学の成績がそのままで大学もちゃんと卒業してたら、学研に就職してなんか色々やりたかったかもなぁ。文系になると漫画とか絵とか造型とかをやりたくなっちゃうんだけども、自分（文系で編集者になる、って発想は無かった）。
何はともあれ・・・・ピッポくんがかわいく、切ない。
小学生の頃、理科がずっと５段階で５だったのは科学のおかげかも。今ではそういう知識も全部ころっと忘れていたりするんですが（再勉強すれば身につくよ！多分・・・）、本や付録をめい一杯楽しんでいた思い出は、全然あせてないです。 （2010_7/21）
◎ 今年の夏は色々映画を（映画館で）見てみたいんだけど、とりあえず「トイストーリー３」と「踊る大捜査線３」は見たいです。ていうかトイストーリー３は予告編からして泣けた。
一応ライダーＷも見なくてはなぁと思ってるんですが、「借りぐらしのアリエッティ」「赤毛のアン」は絶対見たいし（アリエッティもそうだけど、アン。諸事情で８０年代末には公開されず、フィルム編集の作品を今時映画館で見られるというのはめったにない事らしい）、「みつばちハッチ」も出来れば見たい。
ちなみにハッチは東京ローカルでも再放送されていて、毎回毎回の昆虫世界のリアリティーある黒澤映画ばりの残虐描写が凄すぎますが（汗）、でも僕が子供の頃の特撮やアニメだと流血シーンとか白骨化描写とか普通だった（それがいいとは言わないけど）。ていうか昭和当時のハッチはいつも眠そうな目をしていてすごく見た目は頼りないんだけど、そういうハッチが頑張ったり勇気をふりしぼるからけなげに見えるんだよな、と最近やっと気づいた。テレビ版最終回近くのミツバチの国の未来世界的描写は何度見てもすごいんですが、映画ではどんなだろう？
関係ない話だけど、日曜日のＭＸテレビの「ハイジ」の再放送は、やせっぽちであまり育っていないやぎのユキちゃんを、買い主のおじさんが（ユキちゃんはやぎ飼いのペーターに昼間預けられているやぎです）殺そうとするので、必死にハイジとペーターがいいお乳が出るようになったからとかばって、ユキちゃんが命拾いする話だったんですが（後にハイジがフランクフルトから帰ると子供まで産んでいる）。あまりにタイムリーな話だった。それなのに宮崎の口蹄疫で病気になっていない種牛まで結局殺した日本を見ていると（東国原知事は悪くないと思いたいが）、そういう政治ニュースを見て子供たちがどういう大人に育つのか怖くて仕方ない。子供にはニュースを見せずに名作アニメを見せた方が余程ましだ。
・・・ていうか海外映画では「ぼくのエリ 200歳の少女」他も見たいんだけど、実は（朝日新聞のレビューで読んだ）設定と物語的には、昭和４０年代の円谷特撮「怪奇大作戦」の「吸血地獄」（金城氏脚本）にかなり似たものを感じる。ホラーなんだけど（この作品では岸田森は吸血鬼になりません、ハイ；）終わり方は綺麗なので・・・。「ぼくのエリ」もそれっぽい雰囲気があるので。
でも何作品かはＤＶＤで見る事になるんだろうか・・・。夏の間に見れるのが２作品とかだったら泣く。とりあえず頑張ってみようか。 （2010_7/20）
◎ 毎回「ハートキャッチプリキュア！」見てるんですが、ついにいつき君（先週の放送後は掲示板等を見ていると気づいていない人が多かったみたいでびっくりしたが、女の子です）がプリキュアに！キュアサンシャイン誕生！！いやーすごかった。とにかくかわいい。話も良かったし。
生徒会長として明堂院流の後継者としていつも頑張っていて、けれどお医者さんでも何でもなくて兄の病気を治す事も悩みを解消する事もできないいつき自身の気持ちが、ポプリの「守る力がなくても守りたい」っていう気持ちと一緒だ、って所が、すごくドラマチックだったです。共感した視聴者が多かったと思う。ていうか、一見完璧ないつきのその感情を見抜けるポプリってすごい子だと思う。いい変身回でした！！Ａパート随分はしょられてた気もするけれども・・・
自分はキュアブロッサムもキュアマリンも相当に好きなのでサンシャインはどうだろうと思ったんだけど（MaxPowerでのホワイトブラックとクイーン＝ルミナスの関係は結構微妙だったので）、ものすごくバランスがいい感じになってくるかもしれない。でも立ち位置的にはブロッサムとマリンの間に来るんじゃなくて、どちらかのサイドにつくような印象がいつきにはあるよね。変身前の人間関係が今後どうなっていくのかには注目。
自分的にはいままでの回のどう見ても美少年にしか見えないいつきもかわいかったけれど、今回さすがに女の子としてのプリキュアへの変身なので、冒頭から男の子っぽい声ではなく、意外とスムーズに変身後の声の印象とつながったのがびっくりだった。ていうか、金髪ツインテールになったいつきにいきなり反応する掲示板の大きなお友達もなんつーかあれですが・・・。自分は一人称がボクの女の子は、元々結構好きなんだよなぁ。変身バンクの力の入りっぷりがすごいのは同意。プリキュアのイエロー系の子でここまでシャープでパワフルな子は珍しい。イエローというかゴールドなんだけど。（いつきの心の花は牡丹なのに、変身後のイメージフラワーがヒマワリなのが不思議・・・ってのには突っ込むまい！）
そう言えばキュアホワイトの容姿モデルらしき例のコスプレイヤーの女の子も一人称は僕だったなぁとつい思い出してみたり。とりあえずいい感じに話が進んできて良かったと思います。 なんかムーンライト復活への準備もこれで出来てくるのかな、まだ色々ありそうな気はするけれど。
劇場版も楽しみかもしれない。舞台はパリだよパリ！！今時バブリーだなぁ・・・ｗ （2010_7/19）
（追：ていうか、ＣＤ新アルバムのサブタイトルが「大地と海と陽と月と」で、ジャケットにもろお姉さん登場なので、完全に復活決定です。そりゃそうか。
ちなみに自分はプリキュアは最初からかなり好きなアニメなんですが、元々「どれみ」が好きだったので（上北ふたごさん系）、今回のハートキャッチにはかなり入れ込んでます。サブキャラの使い方がどれみ級に良いよね！！（今回作画はキャシャーンSinsの人がメインなんですが。）
「どれみ」や「平成ヤッターマン」のキャラデザインはやっぱこの頃のキャラクター人形造型の立体把握がバックボーンにあってこそ、って気もします。プロのキャラデザイナーになりたい人は、上北さん達に習ってキャラ人形を作ってみるのが一番なのかもなぁ。全く別の道が開けちゃうのかもしれないんですが・・・（＾＾）；； (7/21)
＞「アバター」主演女優が婚約、お相手は俳優でCEO
なんていうかおめでとう（＾▽＾）；；！！ネイティリはめちゃくちゃ魅力的でかわいかった！！
ていうか今年の七夕の晩はＤＶＤでアバター見てたよ。宇宙のカップルのお祭りだから結構ロマンティックな意味でぴったりだった。実際ＤＶＤを買ったのはもうしばらく前で、大体５回位は見た感じだろうか？意外にもかなり泣いた場面が多かった。これはやっぱり名作だと思います。技術だけじゃなくてね、物語としてね。
ちなみに→の右は郵便局のチラシ（DVDは郵便局でも買えるようになってました）。
・・・って事で、アバターの感想文を書こうと思ったんですが、なんか書いていてかなりの不眠などで疲れてきたんで、例によって徐々に更新します。
『 アバター感想・・・海兵隊青年の可能性と夢 』
（↓ 今更新中。書きあがるまで時間かかると思います。現在は暫定版） ２２世紀、地球人は宇宙にまで植民化の手を伸ばしていた。主人公ジェイク（サム・ワーシントン）はベネズエラでの戦争で下半身付随になった海兵隊員だったが、双子の兄の死によってアルファケンタウリ星系の自然にあふれた衛星パンドラにおけるアバタープロジェクトに参加する。地球人と異星人のハイブリッド生命体を脳波コントロールで操り、その星の探査をしながら一見未開人に思える異星人たちとコミュニケーションを取るのが目的だったが、地球人の目的は彼らの集落の下の超伝導物質＝アンオブタニウム鉱石の鉱床だった。ジェイクは雄大な自然の中、部族長の娘ネイティリと恋に落ち、地球人としての価値観が揺らいでいく。そしてついに地球人による侵略が開始される。
・・・という感じの話です。詳しくは公式サイトやwiki参照。っていうかＤＶＤ見るのが一番です。筋を追ってくとキリがないのでそこははしょりますが・・・まじで涙した所が多かったです。主人公のジェイクやネイティリもいいけれど、シガーニーウィーバー演じる女性科学者＝グレイスも本当に良いです。「エイリアン」シリーズでは闘ってるわけだけど、近作では異星人と理解しあう役どころなので、すごく役が報われている印象がある。
とにかく衛星パンドラの雄大な自然がきれいで、上にも書いた通り異星人「ナヴィ」（地球人の呼び方で正確には「ナリ」らしい。猫というか黒豹のような異星人）が魅力的です。言われ尽くしている事ではあるけれど、パンドラの自然と生態系を丸ごと作っちゃったよ！！みたいなそれがスゴすぎ（笑）。この星の生物は大体が翡翠のようなブルーの退色をしているんですが・・・多分アメリカＳＦ映画の中でも最も美しい異星人の一つに数えられるんじゃないかと思います。
パンドラの風景もすごいです。彼らの聖地の空に浮く山＝ハレルヤマウンテンはマグリットの絵みたいだし（ＦＳＳのフロートテンプルのような未来的ではないが）や、巨大樹ホームツリー、魂の木・・・、海が青いのは一緒だね。動物たちもＳＦ生物っぽくはあるけれど、例えばイグランの色など、地球の翼竜や恐竜たちも極彩色だったらしいという研究があるから、実は地球の太古の自然のイメージがかなり入ってるのかもしれない。
ナヴィ族は、日本のウルトラ族（あ、「族」だｗ）なんかに慣れてると、異星人なのに何故ここまで地球人っぽいのか？ってのはあるんだけどね。目があって鼻があって、口があって歯があって・・・でも西欧人には「神の似姿として人が作られた」という各宗教や神話があるので、異星人は地球人に近いというイメージがあるらしい。
昨年12/28のエントリーでも書いた通り、猫型なのはロバートＡハインラインのジュブナイルＳＦ「大宇宙の少年」のベガ星系の平和主義猫型宇宙人「ママさん生物」からなのだろうと思うし、身体が青いのはヤマトのガミラス人などから来ているのかもしれない（最初のＣＧアニメ番組のRE-BOOTの主人公の肌が青いからそれに習ったのかもしれないのだが）。翼竜のような生物イグラン（バンシー）を彼らが操っている絵柄は、日本のファイブスター物語のタイカ編のヒロイン、シルヴィスのイラストイメージそっくりだったりする。サナターなんてガマラバウ（FSSやエルガイム）みたいだったりするが。
地球の施設内で、まだ羊水の中に浮かんでいるジェイクのアバターは、まるで赤ん坊のように眠っているのだが、これはある意味アーサーＣクラーク原作の「２００１年宇宙の旅」「２０１０」のスターチャイルドを彷彿とさせる。そしてジェイクとリンクする事で、立ち、歩き、新しい人生を始める。走り抜けた先の菜園でジェイクがグレイスのアバターから果実を受け取るのは、マイルズ大佐が言うような地獄ではなく、ここは楽園だとグレイスは言いたかったのだろうか。
ネイティリが「赤ん坊だ」というのは本当で、ジェイクはネイティリやパンドラの自然＝エイワ（もしかしたら「英和（辞典）」から来た言葉かもしれない。タイトルがインターネットを象徴している部分があるのは事実だ）を「母」として学び、生き始める。
地球側企業の傭兵である大佐たちが乗っているパワードスーツは、アニメ「装甲騎兵ボトムズ」のアーマードトルーパースコープドッグそっくりである。重要なのは、日本のアニメにもよく登場する「パワードスーツ」という概念が、ハインラインＳＦの「宇宙の戦士」によって日本にもたらされたという事である。そしてハインラインと言えば、アメリカでもタカ派というか愛国主義の軍国派として有名な作家である。そのパワードスーツがこの物語では侵略者である地球人側の兵器として登場する。
同時に多分キャメロンはボトムズ最終回が２００１年へのオマージュだという事にも気づいていて、エイワを自然の調和を守る女神として登場させている。神は自然を守り、聖書では最初に言葉ありき・・・いや、そんな事どうでもいい位、パンドラもナヴィも魅力的なんだけど。
この物語の主人公＝ジェイクは地球の（おそらくはアメリカの）海兵隊兵士である。半身不随になったジェイクは、そのまま９・１１以後の戦争に傷ついたアメリカ青年の象徴でもある。いやベトナム、第二次世界大戦、それ以前からかもしれない。為政者や権力者の欲望によって仕組まれる戦争により、青年たちが傷つき死ぬのは昔からなのだから。
wikiによると「もののけ姫」にオマージュを捧げたシーンもあるそうだ（前半ではジェイクが密林でキノコのような植物を触るとポコポコ♪と音を立てて収縮するシーン、あれは「トトロ」の、みんなの踊りで種が発芽するシーンの音階に似ていると思う）。
けれどもそれはただシーンがどうとか言う問題ではないと思う。聖霊ある自然が侵略され蹂躙されていくシーンは、インディアンだけでなく、第二次世界大戦の沖縄戦（沖縄にもシャーマンはいるわけだから）も象徴しているんじゃないだろうか。キャメロン監督にとって「もののけ姫」の舞台モデルの屋久島を意識する事は沖縄戦を意識する事でもあったのかもしれない。
そしてそれぞれのキャラクターが非常に重みを持って登場している。元海兵隊大佐でパワードスーツを操るマイルズは、敵には冷酷で残酷だが、味方の兵士たちには厳しくも鷹揚で、いわばアメリカの父性の象徴である。逆にグレイスは女性でありながらもハイミスでヘビースモーカーの科学者で研究一筋。ナヴィを理解しパンドラの自然を愛しているが、けれども地球人として母親たるべき女性として正しい生き方をしてきたかは疑問で、つまり、どちらも２０世紀のアメリカの歪んだ父性と歪んだ母性の象徴である（心ならずも歪んだというべきか）。アメリカだけではなく、近代文明国家そのものの父、母、息子の象徴で、すでに崩壊してしまっている。マイルズがジェイクに足をやると言うシーンの「あの女の下で働け、だが実際は俺の部下だ」・・・なんか離婚した夫妻の息子が父親に聞かされているセリフみたいだな、と思う青年は多いかもしれない。
逆にネイティリたちナヴィは、それら近代文明国家、白人社会に侵略されてきた、インディアンやアフリカやモンゴルなど、文明国に虐げられている途上国の、自然そのままの人間、家族の象徴になっている。そこに海兵隊の青年が母国から派遣されて行く、という構図は、そのまま中東や、この日本の沖縄や横須賀などに来ているアメリカ軍人青年たちの象徴だと思う。
そのジェイクがパンドラの自然の中で学んでいき、オマティカヤ族の部族の男になっていく。
その過程で気づくのは、アメリカの青年たち（海兵隊青年）がこれほどまでに「世界の人々に理解されたい、信頼されたい」と願っているのだという事だ。
パンドラの部族の慣習が設定される上では、アメリカだけでなく、アフリカやオーストラリアなどの先住部族の慣習や伝統（日本も含む）も参考にされているんだろうと思う。この映画は子供たちから見ればSFなのだが、そこで語られている事は近代文明国家と発展途上国の間のここ数百年の総集と言ってもいいような内容である。逆にいうと現在の「表現と法律」の問題を考えるなら、アメリカでも（輸出時でも）こういう比喩でなければ表現しがたいかもしれない。
自然と生きる尊さと死の悲しみ、フィーラー（感覚器）を使ったツァヘイル（＝バンド＝絆）の視覚化。色々なテーマがあると思う。バンシーを得る挑戦のシーンからの爽快感のあるフライトシーンも良いです。見る度に泣き所って違うんだけど、やっぱり、部族の成人の儀式のシーンの所は泣ける。
そしてジェイクはネイティリとも愛し合うんだけど、その後に地球人が森の伐採侵略をはじめ、部族のホームツリー（とてつもない神話の世界樹を彷彿とさせる大樹）がなぎ倒されるシーンは・・・見ていて辛くて何度再生を飛ばした事か。ネイティリが受けた傷は、つまり進駐軍兵士が日本でやっていた事でもある。おそらくそういうテーマもある。
ジェイクが巨大ブルドーザーのカメラをつぶし、その映像を見て兵士がジェイクに言った「クソ野郎」という字幕のセリフは、英語のセリフでは「サノバビッチ！」と言われているわけだが（一応書くとサノバビッチという悪態は、Sun of a beachやサンセットビーチ（どちらもオアフ島）とのひっかけ言葉らしい。（「ビーチの日本の旗」を連想させる点で）日本によるハワイ真珠湾奇襲を忘れるなという意味も含まれているのかもしれない。sun of a beach の a beach だけで、真珠湾って事かも ）企業の開発責任者はナヴィをイエローモンキー（日本人を示す差別語）ならぬ「ブルーモンキー」という。２２世紀になってもそういう言葉が軍隊の中に残るほどに第二次大戦の奇襲による開戦と、差別感情は根深い。そのキャメロン監督の視線のリアリズムは衝撃を受けた所だった。そして略奪のための開発、開発のための立ち退き要求、軍隊による攻撃・・・ミリタリズムによるごり押しの連鎖。
日本語字幕と声優さんによる日本語吹き替えでは、かなりニュアンスが違う表現がされているのも興味深い。魂の木を通じてエイワにジェイクが語りかけるシーンで「地球には緑がない。彼らが自然を殺したから」というセリフがあるんだけど、この部分はナヴィの母なるエイワへの語りかけなので、英語では「（they）killed them mother」というセリフ。もっと英語が上手く聞けたらなぁと思います。
ジェイクがトルークマクトとなってツーティらと共に、地球人たちに挑むシーン・・・まず、ツーティが「トルークマクト」とジェイクに語りかけるあのシーンが泣ける。ていうかホームツリーが倒れる辺りからは自分的には泣かされっぱなしだった。ツーティが軍隊と闘ってガンシップから落ちていく所も・・・泣ける。
けれどもそこには「近代戦」をナヴィに体験させてしまう事になる罪もあり。ネイティリが見る、燃えながら走る馬はナヴィやかつての人類の騎馬狩猟採集文明の終焉だろうか。
ジェームズキャメロン監督は、別にＳＦファンに好かれているから、以前エイリアン２でパワーローダーを出したから今回もパワードスーツをただ出したというのでは、無い。パワードスーツ＝ＡＭＰがボトムズのＡＴに似ているからと言って、ボトムズ批判をしたいのでもない。むしろアメリカ人として、アメリカのミリタリーＳＦである「宇宙の戦士」が、ガンダムやボトムズなどに影響を与えて、それを日本や世界の若者が誉めそやす状態になってしまった、その事に対して、アメリカ人の一ＳＦクリエイターとして重く責任を感じているんだと思う。
ジュブナイルＳＦのハインラインと、ミリタライズＳＦのハインライン・・・どこでアメリカ（のSF）は、ずれてきてしまったのだろうか？というような・・・・・・
つまりジェームズキャメロン監督は、アメリカ人として、アメリカ人が広めてきたＳＦ（軍国主義ＳＦ）のカタルシスの、近代文明軍国主義的なカタルシス等に、おとしまえを付けようとしているんだと思った。「彼らに何が与えられる？」というジェイクのビデオログでの独白は、戦勝国のアメリカ人として、そのまま日本や世界にエンターテイメントを配信しているキャメロンの心の吐露でもあり、その自己批判の勇気に胸を打たれるクリエイターは多いかもしれない。２０世紀的な価値観とストーリーテリングについて、ある意味アメリカ人としての自己否定をしながら、若きアメリカ人であるジェイクたちのような世代への願いや希望を描いたのだと思う。『若者たちにはこうあって欲しい！』という夢だよね。
でも、けっしてジェイクは特別な青年ではなかった筈で、どんな青年でもジェイクに共感する気持ちはある筈だ。その上でキャメロン監督は、各国に派遣されていくアメリカの青年たちを擁護しているんだと思う。
ラスト近くでマイルズがジェイクの髪をつるし上げた状態でナイフを構える（殺そうとするのと同時に絆を断ち切らんとする）あの構図は、インディアンを侵略した白人たちが、インディアンの誇りであるモヒカンを切らせた姿を彷彿とさせる。そういう意味では『モヒカン族の最後』のラストが、ハッピーエンドになった物語だという事もできる。
そしてアメリカＳＦの影響を受けた日本アニメやコミックがなければこの映画は存在しない。アメリカにとって日本は、過去戦ったにも関わらず今は良い友好関係を築けているという点で明らかに「希望」なのだ。その日本がアメリカ軍を、海兵隊の青年たちを含めて今 預かって いる。その彼らをもっと大切にするべきだとも思わされる映画でもあります。
なんていうかキャメロン監督は私生活は奥さんが５人目だったりとんでもないと思うけどね（笑）・・・この映画はすごく良いと思います。
日本のロボットアニメや特撮やゲームが戦いの昂揚感を煽りに煽っている中で、理想のＳＦ表現をこの映画がしてみせた事は賞賛に値すると思います。子供たちは絶対に見た方がいい映画です。この映画は子供たちの世代での戦争を止める事が出来るかもしれないのだから。それ位の強い主張のある映画です。自分も何かを頑張りたくなってくるような、そんな映画でした。未見の方は是非。
（ 2010_7/17~18 ）
◎ 関西の某中古玩具店（自分とは面識はない）に、ブリキのラーメンブースカが入ったらしいんだけど、流石に即売れだったらしい。すごいなぁ・・・オムライスさんなどには９０年代に入っててその写真が専門書に乗ってた記憶があるけれど。
ていうか自分も結構あのＨＰは見ているんですが（自分の専門は旧タカラプラトイ等なので見ているだけなのがほとんどですが）、売れるのが早い事早い事！！これはゴジラやさんでも同じなのか。その割にゴジラやさんのアイアイちゃん、まだあるけどね（ここで書いたら即売れか？）。
本当にレアな人気アイテムはいまでもかなり受容あるんだなぁと思う。ていうか大判でラーメンブースカの写真が見れたのは良かった。
自分は・・・趣味が分散してきているのでなかなか大物買えないですが。分散してなくても買えない位あの辺はとんでもないですが。このサイトも今後は安めの線を更新する予定。るらら〜〜（；▽；） （2010_7/17）
◎ ていうか、昨日から八王子市夢美術館で、「押井守と映像の魔術師たち」展が開催されます。期間は７月１６日〜９月５日まで。夏休みの間は丸々やってますね。
今回の展覧会も行って見る予定なのですが（ていうか秋からは水木しげる展もやるみたいです）、意外と最近はまだ見てない作品もあったりするので、一応ここ最近の作品を一通りＤＶＤで見た後で行ってみようかと思っています。
なんていうか、押井氏の作った映像にまつわる映像舞台美術やガジェットの展覧会なんだよね。
押井氏自身は美術作家ではなく監督であって、いわばそれらをまとめたり、ガジェットに対するプロデュースと言う感じなわけだし。今回の展覧会のアイテム群はほぼ舞台美術用作品なので、純然たる芸術美術と言うのとはかなり違うかもしれない。でもイノセンスのガイノイド・ハダリーのハッチオープンや、バセットハウンドオルゴールの模型が、久々に展示されたりします。
自分は押井作品ではうる星２とパトレイバー１とイノセンスが比較的好きですが。攻殻１はラストが気に入らない・・・んだが、あれがないとイノセンスに行かないしなぁ。紅い眼鏡は受験中の初日に劇場に見に行ったりしたけれど・・・今思うとあの作品は重いよね（紅い少女に対する希望や憧憬を、「人狼」なんかと対比すると人狼は相当に少女に対して絶望的である。だから付いてけない感もあるわけだが）。自分はスカッ！と見れる作品が好きです。じくじく考えるのは苦手なんですよ昔から（笑）。暗い作品でも結構スカッ！と見てしまうんで。
でも、ここまで押井氏の映像プロデュース面を総括した展覧会も珍しいと思うので、８０年代からの押井オタクの方は行ってみると勉強になるかもしれません。とりあえず紹介まで。 （2010_7/17）
◎ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100713-00000582-san-bus_all
＞農水相が殺処分の代執行検討 宮崎県が応じない場合 口蹄疫
自分的には、現時点での種牛の殺処分には反対。感染もしていないのに種牛を殺すというのは、今後の復興を全く考えていない行為としか思えないし、この件では宮崎県全体と各都道府県の酪農関連団体は助命嘆願を出した方がいいと思う。宮崎県だけの問題じゃ無い。それこそ総理に聞いた上で各政党も動いた方がいい。
こんな事が起こる度に、家畜の根絶やしを他の都道府県でも次々にやっていくのなら、この国の酪農は終わってしまう。なんていうかファシズム時代の根絶やし虐殺政策じゃないんだからさ。もうちょっと考えて欲しい。種牛に試しに種付けさせてみて、生まれた子牛が感染しているのかいないのか、それすらチェックせずに殺せ殺せでは乱暴過ぎる。
ていうか、何 の た め の 種 牛 ？？？？？
こういう時のために種牛を別に残してきたんじゃないのだろうか？
感染の危険が万が一あって、全部皆殺しにするのであれば、ならば今後その地域はクローン牛だけを育てるという事になるのか？
例えば人間は病気にかかるたびに抵抗力をつけて、その抵抗力をつけた人間が結婚して子供を作ることで、遺伝的に次の世代の抵抗力が（強化されて）付いて行くわけだけど・・・・。確かに感染牛を放置しておくのも難しいんだろうが、感染牛を殺すのは「他に被害を拡大して他から酪農の財産的被害を出さない為」でもあるんでしょう？やっぱり「適度」というのは必要だよ。
病気になった家畜はともかく、なる可能性のある家畜までもを次々に殺して行くなら、その動物の抵抗力というのは、種として今後どこで付いて行くのか？生命科学を無視してこういう結論を出すのは、生命倫理にも反していると思う。（2010_7/13）
◎ なんていうか今回の参議院選挙終了後のテレ朝系の深夜番組見ていて、なんかボケ老人ばかりが会話していて腹が立った。まぁあの「朝まで〜」がボケ老人ばかりの集まりなのは昔から判っているけれど。だってあの司会は、若い政治家には「そんなことで大丈夫かね」というけれど、その視点はつまりは過去の政治の悪弊の視点からじゃないですか。
正直、社民党や共産党は沖縄問題では全く論外な事しか言っていないんだけど、共産党の「３つの無駄を無くす」という論には理はあるし、
何より国民新党側の言う「成長率４．５％と言っても、中小企業の成長率は−２８％であって、この状態で消費税増税は自殺行為だ」（政見放送でも言っていた）は、中小企業応援派の国民新党しか重要に認識していない問題なので、なんで国民新党が伸びなかったのか・・・と言えば、やっぱり有権者の日本国民がクズだからなのだろう。
この国では今現在、勝ち組と負け組が常時入れ替わっているのであって、負け組になった時にでも最低限生きていけるようにはしないとならない。
他の政治家も言っていた、税制を１０年前に戻す、貧しきものからは取らず、金持ちから取る、というのは、本当に理のある事だと思う。
ていうかそれはともかく民主党政治になったおかげで、自公時代の過去の核密約の問題が明らかになったり、官房機密費の問題が明らかになったりしたのに、自公に投票するなんて・・・こんな阿呆な国民のいる国、ぶっちゃけ有り得ないと思う。（官房機密費問題というのは、つまり自民公明政権時代に、政治評論家やマスコミに対して、自民公明政権の問題点を言わず野党をあげつらうように巨額のお金が機密費から賄賂として渡されていたという事）
ていうかテレビのニュースや評論家なんて信用すんなよと。マスコミは別に消費税５％が１０％だろうと貧しくならない勝ち組の人達だし、どちらかというと金持ちに増税されたら困るのがマスコミや有名人の世界なんだから。
それらは要は自民公明の過去の連立政権による、国民に対しての裏切りで、特に核密約なんて「有り得ない行為」なわけだから（国防で北朝鮮の核ミサイルへの迎撃能力を持っているのは在日アメリカ軍だけで自衛隊には無理だから、今沖縄の軍備を減らすという意見は馬鹿過ぎて有り得ない暴論なのだが）、ここまで過去の諸悪が発覚しても自民党に残っている人たちに票を入れるなんてのは、社会的倫理からして有り得ない。
つまり、今回の選挙で国民が自公に投票した理由は、消費税より何より「日本の在日米軍を断じて減らしてはならない」という、民衆からの断言だったのかもしれないのだが。相手が核ミサイル持っているのにあえてガードを減らそうとする政権は、それは国民にノーを言われて当然だろう。つまり日本国民は消費税増税よりも国防を取ったって事だね。
ていうか鳩山氏の献金問題だってそうだよね。親が子供に「世の中の役に立つように使いなさい」とお金を渡した事を馬鹿なマスコミが集団で責めたおかげで、消費税維持派だった鳩山氏を追い落として増税容認の菅氏の時代に変えてしまった。だからこの日記では鳩山小澤を責めるなと言っていたんだけども。それにしてもここまで日本国民が阿呆だとは思わなかった。 （2010_7/12）
◎ ってなわけで、投票に行ってきたわけなんですが・・・自分の町は市内でも投票率が１〜２位を争う地域なので、今回は投票率どんくらい行くだろうか？
で、今開票速報をやっているわけですが、なんと国民新党の当選者が０人とか出ているわけですよ。って与党が全部まともとは言わないけど、消費税増税反対の国民新党の議席数消えたら、増税論に歯止めをかける必要もなくなるだろうが国民の阿呆。
ていうかまたねじれ？国民馬鹿すぎる。衆議院と参議院の別もわかってないんじゃないだろうか？はっきり言ってこの国はもう終わったなと思う。まともに報道見てる国民ってこんなに少ないんだろうか・・・
下手すると、郵政民営化の問題点を修正するための改革法案も通らなくなってしまうし。亀井氏が通そうとした法案は国会会期切れでまたやりなおしになってるわけだけど、そのやり直しが通るかどうかわからない。
消費税増税論議になったら、ぶっちゃけ事業仕分けもする必要が無くなるわけだから。だから国民新党の議席が必要だった。自公が事業仕分けするわけがないし。
結局自民から分散した議員たちの新政党が、民主党と国民新党の議席を削って、結局自公勢力の勝ちに持っていくという、その狙い通りの結果でしかない。
つまり、「消費税増税を止められる与党は国民新党だけだったのだから、国民新党の予想議席数が０人という時点で、日本国民は狂ったレミングのように自殺もしくは自爆を選んだのと同じ事」なんだよね。
民主党にしても国民新党にしても、能力のありそうな人を各都道府県選挙区に配分してしまって、比例代表出馬させなかったのが敗因と言えるんだろうけど。結局自公に入れる連中がこんだけ多いだなんてなぁ・・・消費税上げる気満々の人々にこれだけ投票するってどんだけ日本国民は馬鹿なんだろうなぁ。みんなの党と国民新党比べたら、普通は国民新党に入れるだろうと。
松田公太氏は通るだろうと思っていたけれど・・・この人は勝ち組の人だから、勝ち組の視点にみんなが合わせられるとは限らないじゃないですか。だから下でも数人並べたんだけどね。獲得票の表見ている限りでは・・・駄目だね都民は。
いずれにしても今回の選挙は日本人は阿呆だという結論を導き出すに十分な選挙だったと思います。なんかあまりの国民の駄目さ加減に自分の人生を頑張りたくなったよ。 （2010_7/11）
◎ 今日投票日なんだけど、東京都選出区では自分的に応援したいなぁと思える人が何人かいていまだに迷っている。
○ 松田公太氏・・・タリーズコーヒージャパン創業者。元三和銀行退行して起業した人。この若さでこれだけ活動できるのはすごいと思う。みんなの党。
○ 森原秀樹氏・・・若いのに既に世界数十カ国を回った国際ＮＧＯのスタッフの方。アムネスティ日本のスタッフなので人権問題についても色々な意味でしっかりしている。社民党公認なので連立抜けた今では野党になっちゃうのが惜しいけど。こだわらない人にはいいかもな。
このお二人は自分より若い。票を入れて当選してもしなくても意義あると思う。
○ 江木さおりさん・・・国民新党公認。ヤマハ音楽振興会音楽院開設者で２３年主宰で５０００人の子供を育成！！こういう人も政治にはいなくちゃね！と思う。
ちなみにウチの家族には小倉あき子さんに入れてきた人もいる。
・・・応援したい人は何人もいるけれど、自分の票は１票なので、まだ時間のある内にここに書いておきます。投票には行こうね。自分はぎりぎりまで迷う事にした。 （2010_7/11）
◎ 自分は基本的に政治は政教分離（政治と宗教は別）であるべきだと思っているので、宗教団体起因の政党には投票しない主義なんだけど、最近はアニメ映画などでも各宗教団体原作のアニメなどがあって、そういうアニメを作っている出版社だのアニメ会社などは何を考えているんだ？とは思っています。アニメに関わっている出版社が宗教団体のプロパガンダアニメに加担するって、ポリシーとして無神経過ぎるよね。以前の劇場版エ●ァも自分はカルトっぽいとは思うけど。
神や霊の存在に無理解過ぎるのもよくないが、各宗教それぞれなんだから、政治と司法が別であるように宗教と政治は別であるべきです。（2010_7/11）
◎ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100710-00000061-san-pol
＞消費税、やっぱり「鬼門」 議論生煮え、混迷必至
民主でも自民でも消費税１０％の可能性があるなら、もうこの日本終わったなという感じですが（国と民衆とどっちを選ぶかで民衆選べない時点で終わってる）、とりあえず消費税増税する前には民意を聞くため再度総選挙、って事らしい。本当だろうか？嘘だという可能性があるなら民主党には入れられないね。あと、その選挙の時には公務員の選挙権はなしにして欲しい（出来るわけないか。警察の人にだって選挙権はあるべきなんだが）。なんていうかぶっちゃけ、死人の出る可能性のある所から準に福祉や対応をしていくしかないわけですよこの国は。自公には今回は入れない。だって今の国家問題の元凶全部自公だし。
ていうか自分の気持ち的には「官房機密費」の問題が大きいので、政治評論家とコネのありそうな議員政党にはぶっちゃけ入れたくない。でも、国民新党系議員さんの政見放送はもうちょっと自信持って発言して欲しかった。亀井氏と田中康夫氏は良かったのだが。
それはさておき、今の状態だと自分が投票できそうな所は、国民新党かみんなの党くらい、って気がする。連立から一度とんずらした社民党には投票しない。東京では蓮舫議員も立候補しているし、事業仕分けは相当自分も支持したいけれど、どうせあの人は受かるから別のましな人に入れて自分の票に有効化を図りたい。比較的今回の参議院選挙は投票相手を決めるのが楽勝です。 （2010_7/10）
◎ 今月号の某誌の「ゴティックメード」特集を見た。ていうか携帯を変えたのでyoutubeにUPされた４５秒バージョンの音楽は聴けました。
ロングバージョンは見ていないんだけど、多分これは原作者のＮ氏言うところの「普通のロボットアニメ」以外の何でもないのだろうと思う。確かにそうだよね。
なんていうか、例えば「エルガイム」の後にサンライズのリアルロボットアニメが「Ｚガンダム」以降のアニメに食われる事がなければ当然有り得たであろうロボットアニメで（それでもレイズナーやガリアンはあったのだが）・・・たとえばこのアニメの横で昔のアニメを対比するのなら、ブライガーだとかモスピーダだとかメタルジャックだとか・・・その辺のアニメと並立すべきアニメだっただろうと思う。また、それで構わないと思う。見る側的には。
８０年代後半でロボットアニメのリメイクやパトレイバーに走って以降、ＳＦアニメがセンスオブワンダーとして退化したのは間違いない事実なのだから（その分ゆうき氏はバーディーを描いているし出渕氏はラーゼフォンを作ったが）。明らかにＮ氏の視点では、「ゴティックメード」は 普通こうあるべきロボットアニメ 以外の何でもないんだろう。カイゼリンのデザインも・・・僕なんかはＮ氏なら当然ここまでやるだろと思ってるし。
（※自分だったら自分のデザインのロボをこういうアニメにはしない（描き続けられない）と思う。多分自分がこのクラスの精度メカデザインをして映像作るなら、自分の場合ロボをプロップで作った方が楽だと思う。その場合のヒロインが今作ってる人形のバージョン違いになる事は言うまでもないのだが。だめか。ミクロのマテリアルフォースでも使うか。Ｘボンバー好きだったしなぁ。ITCはあれだけど。）
８９年頃ディズニー的淡い塗り分けのセル画本をリスマチックセルで原作者は出していたりしたので、その表現で描かれているとも思うし。主題歌もきれいだよね、流石。
前にも書いたとおり自分はこの物語は、いわば故夏目雅子版西遊記（もしくはスタージンガー）だと思っていて、もしくはシャアとララアがこういう形で出会ったら？のような話だと思っている。ヒロインのベリン・アジェリの「アジェリ」は阿闍梨から来た言葉なんだろうし、自分は今、仏教や中央アジア的物語には興味ないので、物語的には現時点で興味を持ってない（もてない）、うん。
・・・っていうか、あえてそう（興味を持たないように）仕向けているんだろうかなぁとも思う。考え方のスタンスが自分とは違うと思うので何とも言えない。けれどもＦＳＳを小学１年生が卒業する位の期間休載してＮ氏が作っているアニメなので、それ相応の物語密度はあるんだろうなぁと思う。まぁ行き先のハ・リが「巴里」の事だったら、色んな意味で西遊記とは違う意味を持ってくるのだが。逆にテーマには興味ある。このサイトも接線のあるテーマで更新しているとは思う。だが似たテーマモチーフが同じ解を導くとは限らない。
今回の特集でハイランダーが出る事がわかったりしたので、多分ＣＭの真っ赤な女性は炎で、フィルモア帝国成立前位の話になるのかなぁとも思うわけだが。ＦＳＳはしばらく炎が主役って事だそうなので、多分隠れキャラで炎の別の姿とかも出るような気がする。あと「ゴティックメード」が「神のつくりし物」から「暴君の賜い物」という意味に変わったのも注目点か。 とりあえず自分はナチス的表現をアニメやコミックから全部排他しろとは言っていない。ただ、当時ものを着てねり歩くのはどうか？と言っているだけで。２Ｄ作品表現と、それをコスプレで着て同一化する行為とは別だと思ってるし。大体アニメの力を借りて第２次大戦前の価値観の対立を描こうとしているのなら、どちらの暗喩も必要ではあるし。・・・まんまだったらちょっと哀しいが。上が少年兵で下がキルトスカートだったら・・・凄いがテーマと遊離するよなぁ（←※FSSフィルモア系男子はキルトスカートなので）。今の所は様子見だね。
「ゴート」＝ヤギ、だからねぇ・・・ヤギってのは昔から悪魔の象徴だよね。設定自体に振れ幅持たしているのなら、どう捉えるかは人それぞれって事なのだろうか。何度も言うけど、公開まではぽけーっと待って、公開時に「いいアニメ見せてもらったなぁ！！」という、そういう待ち方でいいと思う。すごい道楽につき合わされてるよなぁファンはｗｗｗ （2010_7/9）
(※ 今日のテーマソング のＺガン主題歌の所にもかなり前にも書いたけれど、自分がＺガンやダンバインを駄作だと思うのは・・・つまり、主人公たちがある境遇だったり能力だったり・・・それなりに「主人公でなければならない理由」によって不幸であるにも関わらず、作品が一定の満足なり幸せなりに到らせる方法や結論を提示していない（アンハッピーエンドもしくは無意味な死にオチなど）場合は、その作品は駄作だと思うって事なんだよね。作品的に悲劇を美化して切ない話に仕上げるだけなら凡百の作品もやってるわけで・・・つーか大方の携帯小説と変わらないですが。携帯小説ってリアルじゃないって人がいるけど、あれってリアルだよなぁ。リアルだから作家が理念に至らない。特に子供の見るアニメの場合は、はっきりとモノを言わないのは、不誠実だと思うんだよね。最近アニメって子供だけのものじゃないけど、子供を度外視するのも不誠実だ。
そういう意味ではゴティックメードも、この２主人公が、いいカップルになるか、それとも別離して自身の道を歩んでいくかというのは、判らないわけだけど、別離なら別離で何かの解答（意見）があるべきなわけじゃないですか。ただの悲劇喜劇にしない為には。それはＮ氏の一意見なわけだけど。その解答が出る＝テーマって事だと思うから、今は安心して期待したいなんて言えないよね（笑）
◎ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100705-00001289-yom-soci
＞「それが誠意か」生徒に土下座させる…青森の高校
これは、土下座をさせた教諭側を責める側が異常だし、そういう内容のこの記事がおかしいと思う。ていうか、学校内の大した事ではないミスとは言っても、クラス全員で努力した結果に関する問題なので（本来このクラスに上へ決勝へ進めると言ったせいであぶれる所だった他のクラスに対して詫びるべきなのだが、実際そっちのクラスは決勝戦すればいいだけなので大した問題ではない）・・・なんていうのかな。大した問題ではないからこそ、謝罪する時に土下座するくらいは、教育上あってもいいのではと思う。
例えばワールドカップでのあの誤審については「あいつら審判は土下座すべきだ」と生徒の誰もが言うだろう。しかし学校内でそういう事がおきた時に曖昧で済ますというのは、ダブルスタンダードだって事だと思う。
例えば学校で集団によるいじめが発覚したら、体育館前でいじめた奴らの土下座くらいはあるべきだよね。それにいじめっ子側のモンスターペアレントPTAが苦情を言ってきても、「彼らは汚い行為を行ったから教育指導の一貫として土下座させたんだ！！」と堂々と言えない学校側が軟弱化しているんだと思う。だからいじめが止まらないわけ。
ていうか学生同士の「土下座」ってそんなに屈辱なのだろうか？後に尾をひかないようにお互いフォローすればいいのではないだろうか？こんなので仮にＰＴＡが動いていたら過保護もいい所だ。教諭を責めるなんて滅茶苦茶だと思うけど、その場の空気とかもあるのかなぁ。（2010_7/6）
◎ ていうか、リカちゃんページの方にも書いていますが
＞ 先に書いた「リカちゃん系のイベント関連でわけのわからない事」ですが、
＞ 例の悪質な元同人イベントスタッフのほのめかしだったようです。
＞ 前回のイベントが先月済んだばかりで、次は来年半ばの開催なので、
＞ しばらくは心配する必要はなさそうです。（7/3）
↑の件については、自分は「どこにも電話をかけていません」。これが正解。
例のナチス猟奇趣味の悪質なコスプレイベントスタッフが、何者かが彼の知人の会社に「リカちゃん ナチス」などの言葉を含めて電話をかけたかのように今ブログで書いているのですが、僕は電話をかけていないので、
つまり 僕（森本）がかけたかのように思わせるようなデマ もしくは、全く無関係の人物の電話、または、
該当スタッフがその知人に、僕などを装わせて電話をかけさせた可能性 が極めて高いです。
（ただ、その電話の人物が実在するとして、僕の連絡先を勝手に告げている可能性は、あります）
大体彼の知人の会社に何で自分が電話かけなきゃならないんですか？彼の知人だってだけで業者として見限るに値するってのに（笑）。それともリカちゃん関連で言えば、タカラトミーのリカちゃん担当が彼の知人だとでも言うんだろうか？馬鹿か。
「リカちゃん コスプレ」で検索するだけで、どこのイベントの事かわかったし、そのイベントが来年半ばまで開催されないって事もわかったので、
僕的にはどこにも電話をかける必要性がなかったのです。これが正解。２ちゃんねらーって馬鹿ですね（爆笑）
自分のリカちゃんページはヤフーで「初代 リカちゃん」で検索すれば、かなり上の方に出るページなので（ていうか今全国２位）、書いておくだけでタカラトミー関係の人だって見てるわけです。別にいちいち電話かける必要なんてないんですよ。 （2010_7/6）
（※２ｃｈのスレッドがしつこいみたいですが、この件ではくどいけど どこにも電話かけてません 。当然通話記録なんてあるわけないから、調べようが勝手にすれば？その悪質な最大規模即売会の元コスプレ広場総統括を、僕が大嫌いだって事には全く変わりがありません。）
◎ この日記が４００００ヒット越えました。良心的な読者の方々にのみ・・・ありがとうございました！！
なんと２年前以前のカウントがジオシティーズのカウント計算に残っていないのに気がついた・・・本当はとっくに４万ヒットを超えていたようです。
やっぱりブログの時に比べると全然ヒット数は少ないんですが、こっちの方が圧倒的に性に合ってます。MSN Windows Liveのように管理側が2ch管理人（元）などとつるんでもいないし(MSNはメッセンジャー機能のネット広告に元管理人使ってた位だ)。それはさておき、タグで書いてく方がやっぱり楽しい。ジオシティーズ最高。
今後多少読みやすいようにする予定ですので、良心的なＲＯＭの方は、どうぞ今後ともよろしくお願いします！ （2010_7/6）
◎ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100704-00000012-maiall-soci
＜掘り出しニュース＞買うのが恥ずかしくて 水着のリカちゃん人形盗む
・・・このニュースを読んで、例の最大規模同人即売会の元コスプレ広場総統括（同直営店でナチス軍服やダガーや猟奇書籍などを販売していた、悪質な２ショットライブチャットの運営参加者）が閉鎖ブログ内で、僕のことを「警視庁の捜査１課がリカちゃん誘拐犯であると疑っている」という事実無根の中傷デマを書いていた話を思い出した。一連のあの事件は知っての通り「店頭ペコちゃん誘拐事件」なので念のため。あと窃盗担当は捜査２課。例のスタッフ連中はデマにも程がある。
それはともかく、↑の事件報道では、万引き犯を変態だのロリコンだのいう論評も出るとは思うのだが、実際本当に金銭的に窮状にあるサラリーマンが、子供や孫のために犯行を犯した可能性もあるわけで。こういうあいまいな報道をする事態が、後のネットの無責任論評を喚起する可能性が高く、実際不謹慎なのかもしれないとは思う。子供がいない人や子供に女の子がいない人が人形を欲しがるってパターンはあるし。サラリーマンって時点で自分より裕福そうだし、別に万引き擁護をする気はないけれど。
もしこの５０代の犯人が、個人で欲しかった、人形を買いたいが男だから買うのが恥ずかしいので万引きした、というケースである場合、やっぱりジェンダー論とか当時の教育とかが、「男が人形を欲しがるのを許さなかった」という時代の人だからかなぁ、とは思う。自分も最初に「プリティーオリーブ」を買った時は結構恥ずかしかった。漫画だと、村生ミオの「結婚ゲーム」を買った時も恥ずかしかったかなぁ。
しかし、初代リカちゃん当時のリカちゃんフレンド入会者には、男子入会者も結構いた。
それは多分「ＧＩジョーは戦争人形なので、リアルな戦争が嫌いな子供は敬遠した（実際それで４０年代のＧＩジョーは売れなくなった）」もしくは 「 親が戦争人形を買い与えるのを拒絶し、代りにリカちゃんやわたる君を買い与えた 」からではないかと思う。
兄弟姉妹の混合した家庭ではわたる君を男の子が買うなんて事も普通にあった筈。自分は男兄弟なので、姉妹のいる家族がうらやましくはあったんだけど・・・
つまり「 男の子向け＝ＧＩジョー、女の子向け＝リカちゃん 」だったんだけど、「戦争肯定」と「平和主義」という対立軸もそこにはあって、必ずしも戦争肯定になれない男の子はリカちゃん玩具のわたる君その他で遊んだりもしていただろう、って事なんだよね。（ＧＩジョー系ではスポーツマン服や宇宙服も出ているんだが）
今の玩具会社製作陣は勘違いしていると思うんだが、やっぱりリアル戦争もの玩具を買わせたくない家庭は今でも多い。だからミリタリー系の女の子ドールは絶対に主流派にならず流行らない。今日本の周囲状況は不穏だが、ミリタリー系が売れるからと言って玩具メーカーが売るのは恥ずかしい事だと思う。それにあえてマイナー路線を選ぶべきではなく、徹底的に平和主義なら平和主義で、玩具開発を進めるべきだと思う。
さておき・・・初代リカに比べて、現行リカは女の子向けに特化したシリーズなので、買う時に恥ずかしいのは、事実かもしれない。ボーイフレンドがスーパーカーに乗る（わたる＆レディ７）位の発想のジャンプは必要かもね。 （2010_7/5）
◎ ・・・というわけで「黒執事�供�が放送開始したみたいです。１話見ました（笑）。すごかったですねーｗ
ていうかいきなりドルイット子爵が出たのにはびびりましたが。ラストの辺りとか、こうなる事は確かに７巻コミック帯で読めていたので、こんな感じになるかな・・・とは思ってたんですが、クロードとアロイスしかビジュアルに出てこないんで、すっかり忘れてたよｗｗｗ
この設定ならサーカス編も作れるだろうか？いずれにしても色々仕掛けはたっぷりらしいので、楽しみに見る事にします。DVDで全話録画決定。でも結構ワンセグで見ても画の密度的にすごそうだが。
なんていうかある意味今度の主従もダークな闇を抱えてるかなぁとは思うのですが。迫害されていた時こんな無関係そうな男の子と一緒だった・・・って回想からして、なんかとりかえっ子が起きていそうな事は引きとしては十分なんですが・・・。
自分的にはハンナの目ぐりぐりと、シュワちゃんモデルっぽいおじさんがなぜか悪役、っての以外はあまり問題のない１話でした（このシーンもよく解らないんだよね、OPのビジュアルのハンナにはちゃんと両目があるので・・・。あとシュワ知事についてはファンなんで）。 （2010_7/3）
（よく行くフリマのディーラー夫妻の娘（小学生）がアニメにはまって既に「腐」になりつつあるらしい。ちなみにグレルが好きでクラスのみんなと会話が合わなくなりつつあるのだそうだ。）
って、だからではないんですが（ていうかクロードって絶対むっつりだよな）、コミックの９巻買って読みました（自分はコミックで読んでるので）。本格推理もの？って感じで面白かった。途中から笑いをこらえるのに必死だった部分がありますが、役者だなぁ。＞シエルとセバスチャン
女王付きの新執事２人（白執事？）がテレビのように正体天使なのかはわからないですが、とりあえず自分的推理だと、あの小説家はアーサーコナンドイルだと思う・・・ってモロバレでファンに笑われるよねそうですねと。
自分的想像だと、セバスチャンが死を偽装しているのは（多分肉体的に仮死状態なんだろうが）、多分その旨シエルは枕に隠した手紙か何かで知っているのもなんとなく解るし、白執事の背高君が針と糸が使えるので、多分ジーメンス郷は予定通りに殺されたのか？というのもなんとなく解るし（ていうかその辺は謎じゃなくて、黒執事のお話へのファンの慣れ度を作者＋編集が試しているんだろうと思う。あらゆる意味で吹く。ていうか過去の話からして執事同士の対決話にならないわけが無いじゃないか）、
と思いつつ気になるのは、ジーメンス郷殺害時の叫び声が本当にジーメンス郷のものなのかという事で（部屋入り口にはセバスたちがいたので）、殺害方法も刺殺なのか薬殺なのかわからない事。あと、胸の赤いのは血じゃなくて赤ワインか何か？とか、変に色々深読みしてしまう。この辺上手くなってるなぁ・・・と。
巻の最後に死んだフェルペスは多分コンロン側の偉い人が便乗or悪乗りで殺したのかとか思うんだけど、多分この事件は、冒頭でのシエルが読んでる新聞記事とからんでるんだろうなぁ、と。って違ってたら情けないが。
自分にとっての最大の謎は、なんでこの晩餐会に舞台演出家とオペラ歌手と小説家のアーサーが呼ばれたのか？って事。晩餐会を演出するためだけなのか「保険」なのか？それがわからない。
あ、あとタナカ氏の顔が藤村俊二氏そっくりに描かれている事に感動！！これは本当に感動。あと、セバスはなんとなく小野氏っぽいし、シエルは坂本さんっぽいんだよね。アニメの雰囲気がいい意味で影響してるのかなとふっと思ったり。１期は終わってしまったから・・・もうコミックで１期の良い所を生かすしかないんだろうしなぁ・・・（再登場したらびっくりですが）。
ていうか丁度セバスをシエルが踏んでいる例のシーンで、ウチの母が本のページを見て一言。「何？ゲゲゲ？」
「いや、すごい目してるし髪そんなだし（笑）」・・・どうもシエルの髪の毛だのセバスの迫真の開眼を見て、ウチの母は「鬼太郎」を僕が買ってきたのだと思ったらしいです。そんなこんなで明るくアニメ２期も楽しみにしています。
（ていうか醜男多いんだよなー、２期。ちょっと不安； 2010_7/2）
◎ ワールドカップの感想・・・自分的には「今日のテーマソング」の所に書いた通りなんですが、帰国後記者会見の選手達＋監督は重いものもありながらいい顔していたよなぁと思う。彼らは日本のワールドカップ中の歓喜と狂騒を知らないんだよね。見せてやりたかったと思う。
ていうか、パラグアイ戦ではチャンスを生かせなかった点はあるし、自分的には最初のシュートで日本側が先取点決められそうなのに決めなかった所で、これはきついなぁとは思ったんですが。チャンスを逃すとかボールを取られるとか、何で？と思うんだけど、それもまた実力で今後の課題なんだろうなぁ。少なくともアウェイのワールドカップでも「勝つことが可能」なんだ！と解っただけでも今回は大収穫だと思う。
次は是非ロンドンオリンピックで勝ち進んでください。オリンピックなんてワールドカップと比べれば・・・なんてのは言い訳にならない。
サッカーの次はＷＢＣかな。結構そちらも楽しみですが・・・動向が読めないね、まだ。(2010_7/2)